コミュニケーション!あなたのことは伝わらない!:社長の経営講座

公開日:2020/09/24

更新日:2020/09/23


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今回は、コミュニケーションは難しいという点、
特に、あなたのことや考えは、
あなたが思った様には相手には伝わらない、
という点をあなたと共有します。

【今回の内容の動画】(動画再生時間:12分4秒)

 

【最初に】

左右両方の耳に
絆創膏が付いたお見苦しい状態で
動画撮影をしております。

撮影は9月中旬に行なっておりますが、
諸般の事情により、
左右両方の耳に「凍傷」を負ってしまいました。

先日まで、左右の耳が
マギー審司さんの
「耳がこんなに大きくなっちゃった」ばりに
腫れておりましたが、

なんとか治ってきましたので、
この状態で撮影をしております。

お見苦しいところもありますが、
最後まで動画を
ご覧いただければ幸いです。

では、話を本題に戻しましょう。

 

通行止め

道路工事の現場、
水道工事とか下水道工事、道路の舗装工事の現場に、
出くわしたことがあなたにもあるでしょう。

住宅街などでの工事の場合、
いつもは通れた道が、
工事の時だけ通行止めになることがあります。

工事地域の住民の方には
事前に工事と通行止の連絡が
チラシなどでされているでしょう。

通行止といっても、
車両の通り抜けができないだけで、
工事現場手前の駐車場への
出入りは可能なものです。

工事の当日は、
通行止の路上には交通誘導の方が立っていて、

車両の迂回をお願いしたり、
歩行者の通行安全を図ってくれます。

 

通してもらって当然

この様な状況で
よく見かける光景があります。

通り抜け禁止だけれど、
工事現場までの間に住んでいる方が、
ご自身の自動車で
出入りする時の光景です。

特に、駐車場に戻ってくる時です。

交通誘導の方は、
車両が入ってこようとするので、
基本は停止をしてもらう様に誘導します。

しかし、運転している方は、
”工事で通行止目は知っているよ。
でもうちの駐車場はそのすぐ先。
工事現場の手前だからさ、通してもらって当然”
と考えています。

そこで、
停車の合図をする交通誘導の方に、
車のフロンガラス越しに
”その辺へ入りたいんだ”と指差し、

”駐車場がそこなんだ”とか、
”住民なんだよ”と呟きます。

交通誘導の方からすると、
指差す姿と口パクで、

多くの場合、交通誘導の方が
なんとなく察するなどで
通行止の標識を移動して
車を通すことになります。

 

容易ではありません

運転されている方からすると、
”住人なんだから察してよ”とか、

出ていくのを見ていたんだから
”戻ってきたとわかってよ”と思うわけです。

だから、いちいち車を止めずに
スンナリ進入させて欲しいわけです。

交通誘導している方が、
その地域の住人で、
通行止箇所の住人をよく知っている。

住人の方が乗っている車両も、
出入りの時間や頻度も
およそわかっている。

その様な状況ならば、
戻ってきたら
”スンナリ通して欲しい”とか、
”戻ってきたとわかって欲しい”、
という運転する方の考え、
気持ちもわかります。

しかし。

あなたがご存知かどうか
わかりませんが、

交通誘導の方は、
その日初めてその場所で交通誘導をする、
ということが少なくありません。

とすると。

住人のことも、
その方が利用する車両も、
直ぐに分かるというわけには
必ずしもいきません。

気を利かせて、
出ていった車両のことを覚えていて、
戻ってきたときに、
スンナリ通す交通誘導の方が
いることも事実ですが、

それが全てに当てはまる
というわけでもありません。

出入りの車両が多ければ、
全てを覚えている、
ということも容易ではありません。

 

伝えれば済むことですが・・・

だとしたら。

通行止の前で速度を落とす、
あるいは停止して、
車の窓を開けて、

「家がそこで
車を駐車場に入れますから」
と交通誘導の方に
普通に伝えれば済みます。

今の時期だと
窓を開ければ暑くて嫌だとか、
一旦停止するのが面倒だ、

ということは、
わからなくもありません。

しかし。

あなたが住人なのかどうか、
どこに駐車するのか、
交通誘導の方が、
全てをわかっているわけ
ではないのです。

その状況で、
私の状況を察して欲しい、
帰ってきたことをわかって欲しい、
というのは、
なんとも無謀だと思いませんか?

 

気にせずコミュニケーション

私たちが日頃行なっている
コミュニケーションは、

今回の通行止めで
繰り広げられる光景と
ほぼ同じことを繰り返しています。

コミュニケーションの相手が、
こちらこのこと、あるいはこちらの状況を
どこまでわかっているのか、
ということを

多くの場合、
ほとんど気にかけていません。

こちらのこと、
こちらの状況を
相手はわかっていると考えて
コミュニケーションを取ろうとします。

そのために、
フロントガラス越しに指差せば、
交通誘導の方はわかると考えています。

”そこが駐車場だから”と
相手に聞こえていないのに

呟きながら指差しすれば
交通誘導の方に意図が伝わる
と考えています。

自分のことは
相手もわかっているという前提で、
私たちはコミュニケーションを
取ろうとしています。

自分のこと、自分の状況は
わかってくれているはずだから、

その分を吹っ飛ばして、
相手に適切に伝えることをせずに、
相手が汲み取ってくれるだろう、
察してくれるだろうと行動をしています。

もし交通誘導の方の立場に
あなたがなったとしたら、

”自分のこと、
自分の状況を察して欲しい”
というこの状況を
どの様に感じるでしょうか?

通行止の場合は、
状況が状況なので、
まだ相手の交通誘導の方に
わかってもらえる確率は
高いでしょう。

実際に、ある程度は
指差しなどを見て、
交通誘導の方は
車を止めることなく
通していますから。

 

評価を下しています

しかし。

日頃のコミュニケーションの中で
この様なことが起きたとしたら、

察したいと思っても
”察するなんてできない”とか、

”何を言っているのかよくわからない”というのが
正直なところではないでしょうか。

そして振り返ってみると
日頃のコミュニケーションの中で、
今回の様な状況、

自分のことや状況を
相手にハッキリ伝える事なく、

わかって欲しい、察して欲しい
として話をしていることが
少なくないことに気づくでしょう。

そして話が伝わらずに、
「コミュニケーションが難しい」とか、

「あいつとは上手く
コミュニケーションができない」

「あいつは人の意見を聞かない」
などと考えたり、
評価を下したりしています。

 

コミュニケーションを上手にするには

私たちはこの部分の考え方を
少し変える必要があります。

変えることで
コミュニケーションを
上手に進める必要があります。

変える観点。

それは、

自身と相手との間で、
状況や状態を同じにした上で
コミュニケーションをする

ということです。

先ほどの通行止めの場合ならば、

車を運転している方が住人で、
すぐそこの駐車場に車を止める

ということを、
運転している方と交通誘導の方が
同じ様にわかることです。

経営・事業や日頃の業務の場合ならば、

どの様な点について、
その時自分はどの様な立場や状況で、
相手はどの様な立場や状況なのか、

ということを
それぞれが同じ様にわかった上で
コミュニケーションをする
ということです。

例えば会議ならば、

どの様な点を話し合うのか
ということは冒頭伝えるでしょう。

多くの場合、
その後すぐに状況の報告や
議論といった
会議の中身に入ります。

これでは十分ではない、
ということです。

参加者が
どの様な立場や状況なのか、
それを踏まえた上での
発言や議論をする

という点を明らかにし、
最初に設定する必要がある、
ということです。

経営・事業、あるいは業務について
コミュニケーションをとるならば、

自分が、そして相手が、
それぞれどの様な状況でどの様な立場で
その内容について意見や考え、議論をするのか、
という点を明らかにすることです。

この様なことを多くの場合、
”立場上わかっているよね”
と触れることをしません。

それぞれの人の
自身の認識に任せています。

そのために、
その場のコミュニケーションで
ズレが生じます。

コミュニケーションをした後で、
ズレが大きくなっていきます。

「コミュニケーションをしたのに、
なんでこんなことになるの!」
となります。

それもこれも、
コミュニケーションをするときの
自身、相手、参加者に関する
立場や状況をお互いに理解し、
同じにしていないからです。

互いにわかり、
同じ認識の上で
コミュニケーションをするから、

コミュニケーションの中身が
意味を持ち、
効果的に機能する様になります。

コミュニケーションそのもの
も重要ですが、

コミュニケーションをするときに
その場、状況、
それぞれの立場について

同じ内容をわかる、知るということが、
実はかなり重要になる、ということです。

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