経営者・社長は何度でも繰り返し言い続ける

公開日:2015/10/16

更新日:2019/04/16


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営者・社長、後継者のあなたが、
一所懸命に考え、経営・事業に取り組んでも、
経営、事業で売上・利益、成果・結果がでない理由。

それは、、、

「社員が忘れてしまうから」

です。

 

目標、計画、スラスラと言えますよね!

今期の会社目標。
今期の会社の事業計画のポイント。
今期に実施する施策の意図と中身。

あなたの会社の社員に尋ねたら、
すんなり、しっかり、
説明できるでしょうか?

・・・とその前に、、、

経営者・社長、後継者のあなた自身は、

会社目標
各部門目標
会社全体の実施施策
各部門に展開された実施施策

これらをスンナリ、明快に、
しっかり説明できると思います。

この点は、大丈夫ですよね。

 

社員はスラスラ言えるでしょうか?

では、社員は、直ぐに、明快に、
目標や施策を言うことができるでしょうか?

自部門のことでも、
怪しいのではないでしょうか?

会社のこととなると、
言えなくなってしまうのではないでしょうか。

「えーっと、・・・なんだっけ?
○○だったっけ、今期の目標。

実施施策はなにかでえすか???
えーっと、、、
なんでしたっけ?」

こんな状況ではないでしょうか?

一般社員はうろ覚えでも、
主要な役職者なら大丈夫だ、
なんて考えも甘いと思いますよ。

大抵、自部門のことすら、
危うい場合が少なくありませんから。

「言えない」ということは、
日頃「意識にはない」ということです。

「意識にない」ということは、
もともとの意味合いを「わかっちゃいない」からです。

もともとの意味をわかっちゃいなくて、
日頃の意識にないなら、

目標を目指して活動しよう!
目標の実現のために施策を実行しよう!

なんて思いません。

淡々と今までと同じように、
目の前の仕事をこなしていくだけです。

これでは、今期の目標には到達できません。
計画していた施策を実行して、
結果、成果を手にすることもありません。

いわゆる、「計画倒れ」に終わります。

 

口にするのはわずか4回?

なぜ、社員は、
目標や施策を意識しないのでしょうか?

その原因は、

経営者・社長、後継者がが、
社員に、目標や施策を言わないからです。

「いやいや、
期初のキックオフ・社員説明会で、
ちゃんと説明した!」

とあなたは言うでしょう。

そうですね。説明しましたね。

年間で1回だけ!
「いや、当社は、
四半期毎の業績説明の時にも説明をしている」
とあなたは反論するかもしれません。

四半期毎にも説明したでしょうね。
それでも、年4回。
しかも、3ヶ月おきに。

これで社員は、
日頃から目標や施策を、
意識するでしょうか?

意識して、
日頃から行動するでしょうか?

「そうか!目標達成に向けてやろう!」
「あの施策はやらないといけない!」と、
社員は思ってくれるでしょうか?
正直に言いますね。

そのようには思いません。

「あ〜、そういえば、そんな目標があったな〜」
「施策があがっていたけど、、、やるの???」
なんて思うだけです。

そして結局、手をつけずに済ませてしまいます。

ショックですか?
しかし、これが現実です。

【 「3ない」です 】

『一度言われたことを、
ズーッと年を通じて、
理解し、記憶し、行動に移す!』

こんなことは、人間にはありません!

自分の好きなこと、
自分に悪影響が大きいことならば違うでしょうが、
そうでなければ、聞き流しています。

会社の目標、計画の施策。
部門の目標、部門の施策。

これらは、社員にとっては、
日頃の仕事と異なるので、
ただただ面倒なだけ。厄介なだけ。

「どうやったら、
自分への影響を最小限にできるか。

できれば、やらずにそっとしておきたい」
と大半の社員は思っているモノです。

経営者・社長、後継者から、
キックオフや四半期の業績説明の時に話をされても、
聞き流しているだけです。

理解など、してはいません。
右の耳から入って左の耳へ抜けてしまいます。
覚えてなどいません。

実際は、

「聞いていない、わかっていない、覚えていない」

の「3ない」が社員の状態です。

人間とは、こういう生き物です。(笑)

 

何度も「耳たこ」になるまで

今期の目標や施策。

経営者・社長、後継者のあなたは、
計画したことを、
繰り返し言わなければいけません。

「耳にたこができるよ」と社員に思われるほど、
繰り返し言わなければなりません。

ことある毎に、
経営者・社長、後継者は、
目標と施策、計画していることを、
言い続けなければなりません。

数え切れないほど伝えて、
やっと一部の社員が覚え、わかるようになります。

何度も言えば伝わるものではなく、
伝え方にもポイントはあります。
伝え方が重要な点はあります。

しかし、その前提として、
事あるごとに何度も伝え、
実践するように導く必要があります。

伝わるベースとして、伝える回数が必要です。
伝える回数が少ないと、
伝わる事もつ伝わりません。

何度も伝える事で、
経営者・社長、後継者の意欲が、
社員に少し伝わります。

何度も伝える事で、
経営者・社長、後継者の意欲が、
社員にわかるようになります。

「計画が実行されない!」
「目標がちっとも達成できない!」

経営者・社長、後継者の方は、
よくこの様なことを言います。

その原因は、
経営側が目標、施策など計画していることを、
何度も何度も、社員に伝えていないことが多いです。

振り返ってみてください。

あなたは、目標や施策など、計画について、
今期、何回、社員に話をしましたか?
何回、社員に伝えましたか?

経営者のあなたが、

何回も何回も伝えるから、
伝わるように話をするから、やっと社員に伝わるのです。

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