こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
先日の夜。
少し帰りの時間が遅くなりました。
で、近くの駅からタクシーに乗り込みました。
少し疲れていましたし、
ちょっとの間ゆったり座りたいとも、
思ったからです。
タクシー乗り場で少し待っていると、
すぐにタクシーが来て乗る順番になりました。
黒塗りのタクシー。
屋根の上のマークが、
日頃その駅に、
乗り入れいている会社とは違いました。
”あらま珍しい。
○○交通のタクシーじゃないんだ。”
私の目の前に、
スーッと止まったタクシーの、
後ろのドアがクンと開きました。
よっこらしょと乗り込みました。
(うーん、、、格好良くないなぁ、、、笑)
後部座席に身を沈めました。
「ドアを閉めてよろしいでしょうか?」
と運転手さん。
最近、タクシーの運転手さんも、
応対が丁寧な人が増えたなぁ、
なんて思っているうちに、
ドアがバタンと閉じました。
「○○の□□までお願いします。」
行き先を告げると、
「□□というと、、、
△△の先の※※のところですね。」
と運転手さん。
「あぁ、そうです。
※※のところです。」
「はい、、、」と車が発進しました。
その駅から家の方角には、
少し急な坂を登り、
その先を下って、
交差点を過ぎていきます。
グーンというエンジン音とともに、
背中にGがかかるのを感じながら、
ボーっとフロントガラスから見える、
景色を見ていました。
急な坂を登り切ると、
今度は少し急な坂を下ります。
下りきったところには、
信号機のついた交差点。
坂の上からみると、
そのときは、丁度、青信号。
このままいくと、
赤信号で、一度止まるな、
なんて思っていました。
案の定、
黄色信号に変わりました。
しかし、、、
タクシーはスピードを落としません。
”おぉ、赤信号になるよ。
おい、おい、まさかだよね、、、”
タクシーのスピードは落ちるどころか、
少しエンジン音が高く、
大きくなっています。
えっ、黄色のうちに、
すぎるのは、無理でしょう、、、
その先の、
交差点で交差している道。
広い道ですが、
この時間になると車はまばらです。
その時も、交差点を前に、
止まっている車はありませんでした。
と思っているうちに赤信号に。
タクシーは、
交差している道側の信号が、
青になると直前に交差点に進入。
その後は、
ハヤテのごとく!
交差点をあとにしました。
一瞬にして、
目が覚めましたよ。
ドキドキと、心臓の鼓動が、
少し早くなりました。
信号は、
自動で切り替わっています。
交差する道に車がいなくて、
危険がなければ、
赤信号直前の交差点を、
疾風のように駆け抜ける。
わからなくはないですが、、、(笑
信号は、交通のルールにそって、
変わっています。
赤は止まれ。
その時、
交差している道の車側は青。
このルールに従って運転していると、
事故に巻き込まれる確率は低くなります。
信号がコントロールしてくれるわけです。
ある意味、
交通事故による生命や怪我のリスクを、
コントロールしてくれています。
しかし、、、
経営では、
このようにはいきませんね。
ドライバーの運転を仕切るように、
あなたの経営を制御する、
信号がありません。
交通信号は、
「赤信号。みんなで渡れば怖くない」(古い!笑)
です。
経営、事業運営では、
「赤信号。経営者だけでも渡っちゃう」
というわけですね。
信号は、
経営者のあなた自身です。
あなたが、
「大丈夫、大丈夫!」
とか、
「赤?そんなことはないよ!
まだまだ行けるよ!」
と、言うことができてしまいます。
その結果、後戻りが、
できなくなってしまいます。
傷口を広げてしまうことも、
少なくありません。
大きな痛手を負うことも、
少なくありません。
このような状況は、
あなたにとって、
どのような気持ちになるでしょうか?
心地よいですか?
それとも、気持ち悪いですか?
避けたい状況ですか?
このことから考えると、、、
黄色信号、赤信号を、
あなたの考えと切り離し、
あなたの目の前に、
見せてくれる仕組みがあれば、
事故に遭う確率が減りますね。
それにはどうすれば、
うまくいくでしょうか???
この状況は黄色信号だ、
この状況は赤信号だ、
という判断基準を事前に決めておきましょう。
その状況になった時、
自ら信号を発動しましょう。
そして、、、
スピードを緩めましょう。
一度止まってみましょう。
状況と内容を確認し、
どうするのかを検討する時間を設けましょう。
その上で、
そのまま走るのか?
少し徐行して様子を見るのか?
完全に止まって見直すのか?
決めることをしましょう。
タクシーの運ちゃん。
今回は運良くすり抜けました。
交差点の見通しが良ければ、
交差点の状況がわかるからですね。
経営、事業運営は、
そんなに見通しがハッキリしているとは、
言えないですよね。
それだけに、、、
事前に信号を設定して、
判断と行動をすることが、
あなたを事故の確率から、
遠ざけてくれるでしょうね。
あなたは、
無謀な深夜のタクシードライバーですか?
それとも、
リスクを察知して回避できる、
上手なドライバーでしょうか?