後継者との確執の事例から学ぶ(大塚家具だけじゃない!)

公開日:2015/03/02

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

大塚家具で起こった『お家騒動』

週末のワイドショーで、
各局が取り上げていました。

コメンテーターーや情報通、
キャスターなどがいろいろ言っていました。

  • 「3月末の株主総会までこれは続くでしょうね」とか、
  • 「株主総会に向けて委任状争奪戦(プロキシファイト)が繰り広げられる」とか、
  • 「親子の争いだから始末におえない」とか、
  • 「今どき売り方でもめているなんて場合じゃない」とか、
  • 「今更イケアやニトリの路線に行っても」とか、
  • 「今は高級志向とカジュアルの間みたいでどっちつかずだ」とか、
  • 「これがキッカケで、ちょっと行ってみようという人が増えるかも」とか、
  • 「同族経営だから社員は目立たないようにしている」とか、、、

ワイドショー的には、
こんなことが気になるのかもしれません。

現社長の今までを、
華麗な経歴の「二代目女社長」のように扱っている
番組もありましたね。

コンサルタントや士業の方が、
大塚家具の内紛について書かれているものも、
論調は、ワイドショーネタと、
あまり変わらないものが少なくないようです。

で、、、

井戸端会議のネタとしては、
ワイドショーはこれでいいのかもしれません。

でもですよ、、、

どんなにいろいろ並べてみても、
未来のことはわからないわけです。

株主総会でどちらが勝つか。

それはこれから始まる委任状争奪戦の結果次第。
大勢はこれからわかっていくにしても、
直前までわからないです。

あなたが大塚家具の株を持っていれば、
その動向は気になるでしょうが、
そうでなければ、
話題にしてもあなたが得るものは、
一体何でしょうか?

高級志向に行こうが、
カジュアル志向に向かおうが、
話のネタにはなるでしょうが、
あなたのビジネスへの影響があるでしょうか?

事例として見たとしても、
経営を外から眺めてみている限り、
実態はわからないものです。

今回の「お家騒動」の報道を見て、
あなたが得るものは何か?
ということを考えてみてくださいね。

「そんな風に言われたら、なにもないじゃん!」
って思うかもしれませんが、
そんなこともありません。

あなたも私も「評論家」ではなく、
ましてや「コメンテーター」でもありません。

あなたもわたしも「実務家」です。

「実務家」が事例から学ぶのは、
「未来のことを想定して優劣をつけることではない」、
と考えています。

よく「歴史に学べ」と言われますよね。

大元は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

言ったのは、ドイツの名宰相オットー・ビスマルクだとか。
ただし、これ、原文はもっと違っているそうです。

愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶのを好む。

ビスマルクが言ったのはこっちだとか。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」の言い回しのほうが、
格言らしいですけどね。(笑

ビスマルクの言葉のポイントは、
自分の経験から学ぶより、他人の経験から学ぶ
ということです。

とすると、今回の大塚家具の「お家騒動」は、
他人の経験に当たります。

ここからわかることは、、、

  • 子供だからといって、親の経営者の考えがわかっているわけじゃないかも
  • 後継者が子供でも、親の経営の考え方とは一致しないものだ
  • 能力があると思って事業承継しても、確執が生じるものだ
  • 親子でも経営、事業の話ってできていないものだ
  • もめると確執となって、非難しあうことになり収拾がつななくなる
  • 現状の結果の優劣で避難しあうことになる
  • 同じ経営数値を見ているのに見解が異なる、不可思議な状況が生まれる
  • 事業承継をしたあと元社長が代表権をもつと、もめた時に収集がつなかない
  • 社員は「どうせ同族経営だから」と思っているものなんだ

なんてことが導き出されてきます。

あなたは、さらにもっと、
導き出したかもしれません。

このことから、
何を準備して、
どうやって事業承継をおこなうと、
このようにならないのかを導き出すこと。

これが「他人の経験から学ぶ」ことになります。

他社のこれからのことなんか、
どうでもいいのです。

あなたの取引先なら話は別ですが、
そうでないなら、
「大塚家具」がどちらにどう向かおうが、
どうでも構いません。

暴言ですか?(笑

いろいろ言っている、
ワイドショーのコメンテーターとかだって、
「大塚家具」に、これからこうなって欲しい、
なんてこれっぽちも思っていないものです。

だから、「大塚家具」の将来のことを話題にし、
ああだこうだと意見を言ってみても、
そこには大した意味や価値があるとは、
私は思っていません。

「大塚家具」の「お家騒動」の状況が、
これから事業承継を迎える、
あなたの会社に起こらない保証は、
どこにもないわけです。

  • 後継者の息子さんと確執が生まれるかも。
  • 事業承継後、あなたと後継者で事業方針の対立が生まれるかも。
  • お互いの確執から、口もきかなくなるかも。

これらが、あなたの会社の事業承継で、
起きない保証はありません。

あなたがどんなに、
「息子が後継ぎだから、
そんなことは起きないだろう」
と思っていても、
起きないとは限らないわけです。

だからこそ、
事業承継について学び、
準備をすることが必要になります。

「大塚家具」のような「お家騒動」が、
あなたの会社の事業承継で、
おきないためにどうするのか?

そのポイントを学び、実践することが、
必要なるでしょう。

そのポイントを
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