何にでも使える経営・事業の判断基準

公開日:2019/08/30

更新日:2019/08/29


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

これまで2回にわたって

  • 朝令暮改をするなら理由を説明すること
  • 理由を説明するために判断基準を変えること

をそれぞれあなたと共有しました。

参照:朝令暮改に不平が出る理由

参照動画(下の画像をクリック)

参照:朝令暮改を説明するための考え方

参照動画(下の画像をクリック)

今回の内容を知ったある社長さんとの話から、
あなたとさらに意思決定に関する重要な点を共有します。

(動画再生時間:8分06秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

 

実際に変わった!

多くの場合、
これが正しいとか、
こっちは正しくないとか、

これが良いとかこれは悪い、良くない、

という様な言い方、基準で、
いろいろな事を決めています。

それがあるので、
決めたことを変えるときに、

変える理由がうまく説明できない、
あるいは説明しなくてもわかるだろ、
と対応して社員から不平を引き出しいた
ということは少なくありません。

こちらが正しいとか、
これが良いと言っているので、

朝令暮改の時に、
それは違っていたとは言えないものです。

これに気づいたのは、
私自身が社員、部下として、

”なぜ変える理由を言わないのだろうか?”
と感じていたからです。

そのうち部下を持つようになると、
経営陣が朝令暮改をするわけですが、
それを部下に説明できない自分が居ました。

説明しにくい理由は何か、
この状況を変えるにはどうするのか、

いろいろ試して、
他の方にもやっていただいて、
それで上手くいった事として、

正しい、良いではなく、
適切という言葉を使うことに
たどり着いたわけです。

 

規制や法律も対象になる

この話を聞いた社長さん。
質問があるとのこと。

それは。

正しいとか、良い悪い、
を使わないというのはわかる。

しかしビジネスをやっていると、
規制や法律との関係で、
正しい、良いという判断をしなければ
ならない状況があるのではないか。

その時も、正しい、良い、
は使わない方が良いのだろうか、
という疑問です。

あなたはこの点を
どの様に考えるでしょうか?

規制や法律との関係、
それを用いた判断は確かにあります。

明らかに違反している、
条文に明記されている事に抵触する場合は、
良いとか正しいとかの判断というより、
”やらない”と決定を下します。

この点はわかりやすいでしょう。

これ以外のビジネスに関係する
規制や法律のこれ以外のケースでは、
条文の内容をどの様に解釈するのか?
という事になります。

例えば、、、
誇大広告はやってはいけないことで、
特定商取引法とその運用指針に
示されています。

参照:「特定商取引に関する法律第6条の2等の運用指針-不実勧誘・誇大広告等の規制に関する指針-」の公表について

そこには、考え方や、
いくつかの事例が示されています。

これを見れば、
わかる事はわかるわけですけど、

いざ、自社の広告表現に当てはめた場合、
誇大広告に該当するのかどうか?について、

絶対的な線引きができるのかというと、
答えは難しいとなるでしょう。

規制や法律の部分でも、
絶対に正しいとは言えず、
解釈が加わる部分があります。

というより、
そのような場合の方が多いでしょう。

そうなると、
正しいとか良い、とは言いにくくなります。

”条文を解釈して
正しいと判断したが違っていた”となった場合、

正しいという
絶対的な基準が当社は違っていた
と宣言する様なものです。

要は、全くわかっていないことを
宣言する様なものです。

あまり格好が良いことではないでしょう。

”適切だと判断した”となっていれば、
それは解釈の違いなので、
そういうこともあるよねとなり、
格好悪さの度合いは遥かに低くなります。

訂正することも、
決定内容を変えることも容易にできますし、

その理由の説明は
極めてやりやすいですし、わかりやすです。

規制や法律が関係しても、
正しい、良いではなく、

使う言葉は、
適切な方を選んだ、
との方が好ましいわけです。

正しい、良い悪い、ではなく、
適切なのか?適切では無いのか?です。

意識して使うと、
その効果がわかると思います。

 

思考と行動

正しい正しくない、良い悪い、と言うか、
適切か適切ではないか、と言うか。

どちらの言葉を使うのかで、
思考も行動も全く変わります。

思考と行動に関係がある、という話しは
聞いた事があると思います。

おかしいから笑うのですが、

おかしくなくても笑っていると、
だんだんおかしくなってくる
ということです。

それと同じです。

言葉をいう事は、行動と同じです。

正しい、良い悪い、に変わって、
”適切”という言葉を意識して使う。

正しい、良い悪い、
という絶対基準では無いので、

どの様な条件から
”適切”を考えているのか?
に意識が向かいます。

その結果、その後の行動が変わる、
今回の朝令暮改でいうと、

朝令暮改をする理由をいう事に、
抵抗がなくなる、

理由を伝えやすくなる、

はっきりとした理由を
伝えることができます。

使う言葉は重要です。

言霊(ことだま)とも言います。

発した言葉が、
関連す事象になんらかの影響を与えます。

事象や行動への影響だけでなく、
発する言葉は、
相手への影響力もあるので、

日頃使う言葉、単語は、
気をつけた方が良いです。

何はともあれ、
まず”適切”という言葉で
物事を判断することから使ってみてください。

様々な状況が変わりはじめます。

 

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