社員に成長と仕事への意欲を望むあなたへ!

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今回は、
社員の成長を期待し、
やる気を持って社員に仕事に取り組んで欲しい、

と願う社長のあなたに、
そのヒントが手に入る内容をお届けします。

(動画再生時間:12分47秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

こんなに変わるなんて!

今回お伝えするのは、ある映像・動画です。

それはNHKが放映していた

「奇跡のレッスン 〜世界最強コーチと子どもたち〜」

です。

NHK BSで不定期に放映され、
NHK総合で再放送がされていました。

ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

スポーツや書道、管弦楽などで、

子どもたちもコーチたちも、
一緒懸命に取り組んでいるのに、

今ひとつ伸びない、まとまらない、
意欲が出てこない、
当然、結果がついてこない。

この様なチーム、グループに対して、
世界のトップの指導者、コーチが、
わずか一週間のコーチングを行い、

子どもたちに
変化を生み出す
ドキュメンタリーです。

対象となる子どもたちは、
小学生から高校生。

学校の部活もあれば、
地域の少年団の時もあります。

不定期放映なので、
見逃すこともしばしば。

残念なことに
NHKオンデマンドで扱っていません。

正直、信じられない!

何度も観る価値のある
数少ない番組なのですが、、、

NHKさん、ズレています。

ただ、いくつかはYouTubeで
観ることできるので、
是非、ご覧になってください。

「奇跡のレッスン」
でYouTubeを検索すると、
いくつかの回を観ることができます。

前後編なのですが、
両方(一週間のレッスンを通じて)を
観られるものは、

サッカー、ハンドボール、ラグビー、
バスケットボール、管弦楽

だけだと思います。

残念です。
他にも良いものがあるのですが。

この5本(約50分/回×10回)
を観るだけでも、
気づくこと、学べることは、
たくさんあふれています。

 

聞き流してください

観るときに
注意した方が良い点があります。

ナレーションの中身は、
聞き流した方が良いです。

ステレオタイプで
表面的な解説なので、

この中身を聞いていると、
本当は気づくはずのことに
気づけずに流してしまいます。

競技の中身よりは、
コーチや指導者が、

  • どの様な観点で状況を捉え、
  • どの様に子供に接し、
  • どの様に取り組ませ、
  • どの様に導くのか、

この点を観察しましょう。

子どもたちは、
どの様な状況にあると、

伸びない、まとまらない、意欲が出てこない、
当然、結果がついてこない状態に
なってしまうのかを捉えてみてください。

子どもたちの表情の向こうに、
あなた社員の顔が重なって見えるかもしれません。

 

成果の出ない指導とは

どの様に指導をしていると、

伸びない、まとまらない、
意欲が出てこない、
当然、結果が出ない状態に
なるのかを読み取ってください。

初日に、通常の練習風景を
トップコーチが
見せてもらう場面があります。

それまでの監督やコーチの
指導の仕方が見られます。

トップコーチの対応と、
それまでの指導者、コーチのやり方は

どこが異なるのか、
どれほど異なるのか
を観察してください。

 

この点も読み取ってください!

もう一点。

学ぶとは何か、
どうすることか、
ということが、
この番組を見ているとわかります。

それは、
子どもたちの行動から
わかるのではありません。

この一週間のレッスン中に、
元々の指導者、コーチの行動、
コメントを垣間見ることができます。

多くの方が、
「すごいですね。
こんなに子どもが変わるんだ」
の様な発言をします。

「この雰囲気が、
この後も続く様に、、、」
なんてことも言います。

一週間の中で、
番組上都合の良い一部を
切り取っている可能性があるので、

それだけで論じるのは危険ですが、
あえて言うと、

ほとんどの指導者、コーチは、
メモも取らずに、
上記の様なコメントを言うだけです。

指導の仕方、声の掛け方だけで、
子どもたちが変わる現実を
目の前にしているのに、

変化だけを捉えていて、
その過程を意識していません。

トップコーチや指導者が、

どの様な観点で状況を捉えているのか。
どの様に接しているのか。
どの様な立ち位置に常にいるのか。
どの様に言葉を発しているのか。
どの様な考えを基本においているのか。

この様な観点で状況を見ていれば、
メモすることは山の様にあるでしょう。

指導者やコーチは、
「勉強になった」などと言っていますが、

これは学んだ、
勉強したのではなく、
結果の状況に感心しただけです。

この様なことが、
観ているとわかってきます。

 

バカ犬のしつけ

少し話がずれますが、

しつけのできていない犬に
困った飼い主が、

ドックトレーナーに依頼して、
あっという間にしつけられてしまう
という番組コーナーが
情報番組で一時期、流行りました。

あなたもご覧になったことが
あるかもしれません。

しつけられて
飼い主は喜んでいました。

しつけのされていない犬を
番組側、撮影側がですけれど、
「バカ犬」呼ばわりしていました。

本質は、飼い主が
しつけていない、
しつけることができていない、
のであって、
犬がバカなわけではありません。

これを「バカ犬」呼ばわりするのですから、
ズレまくっています。

犬にとっては迷惑な話です。

この奇跡のレッスンも、
これと同じ側面を持っています。

子どもたちが伸びないのは、
指導者、コーチの対応にも
大きな問題があるということです。

それゆえに、
トップコーチが教えると、
わずか一週間で変わってしまいます。

もちろん、
スポーツや楽器などは、
子どもの素質も無関係ではないので、
到達レベルには差があります。

ただし、
今まで長い期間教えて、
やっと到達したレベルを、

わずか一週間で変え、
はるかに超えてしまいます。

それも、初日は
今までの練習を見ることが多いし、

最終日は、
強豪相手に試合をするとか
発表会をするので、

技術的な指導は、
5日間の練習です。

技術も重要ですが、
一週間を通じて、

トップコーチ、指導者は、
子どもの意識を変え、
それによって技術の底上げも
計っていることが
わかっていくると思います。

この観点で考えると、
社員にも活用できる面が、
とてもたくさんあることに
気づいていただけると思います。

 

子どもたちも社員も同じ

できれば、何回も観てください。

観るたびに、
新しい発見、気づきに
出会うことができます。

サッカー知らないから。
バスケ興味ないから。
管弦楽、わからないから。

知らなくてOKです。
わからなくて問題ないです。

あなたはサッカーを
教えたいわけではないからです。

管弦楽で、あなたの会社が
コンクールに出るわけではないからです。

子どものやる気を引き出し、
競技に取り組ませる意欲、
チャレンジする意欲を
どの様に導き出しているのか。

その競技に一所懸命に取り組む様に、
やりたい気持ちを
どの様に引き出しているのか。

その視点で観てください。

あなたの社員に、
どの様に当てはめることができるのか、
の観点でご覧になってください。

 

相手は子どもじゃないか、
相手にしているのは社員という大人だ、

という意見もあるでしょう。

いろいろな経験を積み、
様々な考えを持てるだけに、

レッスンの相手の子どもたちより、
社員の方が難しいでしょう。

しかし、どちらも同じ人間。
根本は変わりません。

同じ心、気持ちを、
経験による考え、行動という
防御する盾で覆っているだけです。

 

仕事とスポーツは違う
という意見もあるでしょう。

確かに違いますが、
レッスンを受ける前の
子どもたちの表情、
時々明かす心の内を聞いていると、

仕事も子どもたちも、
心情、心に
大差がないことがわかります。

仕事かスポーツや楽器か。

取り組む対象が
たまたま違うだけです。

相手が子どもじゃないか。
仕事じゃなくスポーツじゃないか。

この様な色眼鏡を外して、
楽しむ気持ちで良いので、
是非「奇跡のレッスン」を観てください。

「奇跡のレッスン」を観て、
子どもたちの変化に触れると、
ちょっと涙が出てしまいます。

トップコーチ、指導者の人のチカラの凄さを
改めて思い知らされます。

胸を熱くしてくれる。

実際に役立つことを
気づかせてくれる。

貴重なドキュメンタリーです。

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