社員がやる気を出すポイントとは?

公開日:2013/10/01

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員にやる気がなくて、
売上が思うようにアップしない!

社員にもっとやる気を出しすようになって、
仕事をしてもらいたい!

社員が指示待ちで困る!
もっと自分から行動してほしいのに、、、

この様に考える経営者の方。
少なくありません。

これらの悩みを解消するために、
コンサルタントが進める方法、
ビジネス書に書かれた方法をやってみますよね。

例えば、

  • 経営計画、今期の計画を社員に説明する機会を設けます。
  • 社員各人の業務目標を設定し、人事考課と関連付けます。
  • 経営幹部や上司が、社員とコミュニケーションをとるように気を付けます。
  • 社内でイベント開催して、社員間の関係、上司と部下の関係をよりよくすることをしています。

私も、以前、役員として部門を抱えていたときに、
このようなことをいろいろやって、
社員がやる気を出すように試みましたよ。

でも、社員が仕事へのやる気を出すかというと、、、
状況はそれほど変わりませんでした。
説明会に社員は参加しても、質問がありません。

説明会終了と同時に、
社員はクモの子を散らすようにさーっといなくなります。

説明を聴いていても眠そう、関心があるようには見えません。

説明会や目標設定をしても、、
社員の行動は今までと同じ。変化は現れません。

社員同志の仲は良くなっても、
業務上の結果に表れているようには見えません。

現実には、
経営者のあなたの悩みは一向に解決しません。
あなたの悩みは増すばかりです。

社員がやる気を出すようになるには、
社員のモチベーションをアップするためには、
どうすればよいのでしょうか?

やる気、モチベーションは、
動機づけを意味し、
動機づけされた状態を指しています。

詳しくは、以下の投稿を参照してくださいね。
参照:経営者のあなたが求めるモチベーション

ということは、、、

社員が動機づけされれば、
やる気を出し、
モチベーションアップすることはやさしいわけです。

では、、、

どのようなことが、
社員を動機づけするでしょうか?
仕事に対して社員に動機づけを与えるでしょうか?

おわかりになりますか?

社員の動機づけは、
大きく2つの観点で、
考えることができますよ。

ひとつは、
自分自身にプラスに働くことだから、
関係しよう、実行するという、
動機が生まれます。

もうひとつは、
誰かの役に立つことだから、
自分が関係しようとする動機が生まれます

社員のやる気を出す、
モチベーションをアップするには、
この二つの観点で、社員自身が、
仕事に携わることに価値があることを、
分かる必要があります。

 

社員自身に関する動機づけ

今、携わっている仕事をすることで、
自分の将来に良い影響がある。

これを社員が理解するためには、
仕事における社員の将来の希望、
キャリアへ希望、
を経営側が判っている必要があります。

判っているから、
今の仕事を社員の将来と関連付けて、
必要性、意味合いを伝えることができます。

社員の将来、キャリアへの考えを得るには、
社員個々人から、
社員の夢やキャリアへの希望、
仕事への期待を聴きだす必要があります。

社員から聴きだした内容を実現するために、
今携わっている仕事が、
どのように役に立つのか?
どのようにプラスに働くのか?

この仕事の次に、
どのようなことを目指すと、
社員の将来につながるのか。

このようなことを、
社員にわかるように、
あなたが話す必要があります。
社員と議論する必要があります。

社員とのコミュニケーションを増やすことが、
社員のやる気を出すように言われますが、
話す機会、話すこと自体が、
コミュニケーションではありません。

社員とのコミュニケーションは、
社員自身の将来に関して話を聞き、
今の仕事の効果を話すことを指しますよ。

あなたは、
社員とこの観点で、
コミュニケーションを、
とっているでしょうか?

 

役立つことへの動機づけ

心のどこかで、
人は誰かの役に立ちたいと思っています。

役に立つことは、
自分の存在が認められること、
自分の存在価値がわかること、
だからです。

社員が携わっている仕事、
事業によって実現する世界や状況が、
社会にとって必要なもので、
社会の役に立つものだ。

このことを社員がわかると、
社員の気持ちはどうなるでしょうか?

その事業の実現に、
自分が関わりたいと思います。

これは、
あなたが進めている事業が実現する姿に、
社員が共感し、
実現が必要だ、実現したい、
と事業の遂行に賛同している状況です。

あなたの事業の理念、将来像。
これはお持ちだと思います。

中身を理解したときに、
社員は共感し、賛同するでしょうか?

 

社員自身のこれからについて、
コミュニケーションをしている。

事業の理念、将来像が、
社員が共感し、賛同する中身になっている。

この2点がそろえば、
社員がやる気を出すようになりますよ。

もし、今、
いろいろ施策を打っても、
社員がやる気を出さないとしたら。

それは、この2点が、
まだ充分ではないからです。
まだ、工夫の余地が残っているからです。

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