学びを成果につなげるポイント1:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

あなたはとても勉強熱心だと思います。

経営、事業、改善、改革に関することや
解決策を導き出すこと、

さらには
マーケティングに関しても
色々学んでいらっしゃると思います。

ではそこで学んだ内容が
実際の経営や事業で活かせているのか?

その結果、効果が出ているのか?
と言ったらどうでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

色々学んでいるけれど、
経営、事業の現実の世界で成果、結果に
なかなか結び付かないという方は
少なくないと思います。

そこで今回と次回、二回に渡り、
学んだ内容をどうやれば
実際の経営、事業の現実の中で
活かすことができるのか。

活かして成果、結果につなげることができるのか
ということの重要な2つのポイントについて
あなたと共有したいと思います。

読み、聞き、見たとしても

あなたは色々な形で経営、ビジネス、
あるいはその中での改善、改革、
マーケティング等々に関して
学んでいることでしょう。

例えば、メールマガジンを購読する。

YouTubeでビジネス、経営に関する動画を探して見る。

あるいはビジネス書を読む。

このようなことで学んでいるでしょう。

ではこの内容を
どうすればあなたの実際の現実の経営や事業の中で
活かすことができるのでしょうか?

学んだ内容を実際に活用して
成果、結果につなげることが
できるのでしょうか?

今回は一つ目のポイントについて触れます。

あなたは例えば、メールマガジンを購読する。

YouTubeで関係する動画を見る。

ビジネス書を読む。

この様なことをされていると思います。

多くの場合、例えば
メールマガジンであれば読む。

YouTube動画であれば見る、聞く。

ポッドキャストならば聞く。

ビジネス書であれば、
例えば通勤電車の中で読むとか
自宅の居間で読むでしょう。

多くの場合、聞く、見る、
読むことはしますが、
それで終わってしまうことが
少なくないのではないでしょうか?

例えばメールマガジンを読むと
「あっ、こういうことなのか」
「これいいな」と
思うことがあるでしょう。

あるいはYouTube見て
「こういうことがポイントなんだ。
 これ使えるよね」
と思うことは当然あるでしょう。

もちろんビジネス書を読めば
「ここは重要だ。これは使える。
 こんなことにも応用できる」
と思うことはたくさんあるでしょう。

ただそれは、その時に見たり聞いたり
読んだりした時に感じるだけです。

多くの方がそれで次の動画を見る。

次のメールマガジンを読む。

あるいは、
どんどんビジネス書を
読み進めてしまうでしょう。

ほとんどの場合、
”ここが重要だった”ということを
メールマガジンの中で見つけたら、
それを書き出すとか、

YouTubeで動画を見たときに
「あっ!これ使えるよね」と
思った内容を書き出しているとか、

ビジネス書ならば
ラインマーカーを引く、
あるいは付箋を付けることは
するとは思いますが、
その内容を書き出すことを
されているでしょうか?

ほとんどの場合、
書き出す様なことは
していないと思います。

そして次の内容、次の動画、
次のビジネス書に移ってしまいます。

書き出したとしても

更に万が一、書き出したとしても、

例えば、アイデアを
書き出すノートを常に持ち歩き、

例えば、メールマガジンを
スマホで読んだ時に、
これはいいと思ったならば
その内容を走り書きをする。

YouTubeを見て良い内容ならば、
それを走り書きしておく
というようなことは、
されているかもしれません。

しかし、それで終わり
ということは少なくないと思います。

書き出した内容を整理をして、
その様なアイデアやポイントをまとめたノートに
記載するようなことは
ほとんどされていないと思います。

ちょっと考えてみてください。

あなたが例えば学生の時、
どのように勉強したでしょうか?

授業に出て先生の話を聞く。

黒板に板書される内容を見て

「あっ、そうか。こういう内容か。
 こういう公式なんだ。

 こういう考え方をすればいいんだ」
ということを知ったとして、

それをずっと記憶して、
テストの時までそれを覚えていて、
その内容を使ってテストの問題を
解くことができたでしょうか?

そういうことは
ほとんどなかったと思います。

ではどうされていましたか?

黒板に書かれた内容をノートに書く。

先生が発言した内容を
ノートに記述していたでしょう。

「ここはテストによく出るぞ」
と先生がとおっしゃれば、
自分のノートのところに
「テストのポイント」と書くことを
していたと思います。

活用するためには

更に、授業で書いた内容を
家に帰ってから復習をして、
足りない部分を付け足すとか
分かりにくいところを
書き加えるとか、

あるいは、足りないところを
整理してまとめ直すという様なことを
していたのではないでしょうか?

一番端的な例で言えば、
英単語を覚え場合も
ただ聞いたら覚えられるかというと
そんなものではなかったと思います。

英単語の本を読んだならば
それでその単語の内容や使い方を
全部覚えたのかと言ったら
そんなことはなかったと思います。

ではどうしたかというと、
例えば、単語帳を作るとか
実際に手で書きながら覚えた、
というようなことを
したのではないでしょうか?

単語帳を作ればそれを何回も見直して
覚えたのではないでしょうか。

あの短い英単語であっても
それなりの数を覚えて使おうと思うならば、
ただ見るとか聞くだけでは
充分ではないことを
あなた自身も経験されていると思います。

良いと思ったこと、
どこかで使いたいと思ったことは
ただ聞く、見る、読むだけではなく、
書き出す必要がありますし、

書き出した内容を使えるように
整理をし直すことが必要ですし、

その整理されたものを
事あるごとに何度も見ることにより、

「これを使おう」とか、

「この時にはこうやればいいんだ」

ということが頭の中に
インプットされていきます。

更には、その様な内容が
整理されたノート一冊を持っていることは、
何かが必要になった時にそのノートを見れば、

「あっ、これだ。
 こういうのを使えば良かった」とか、

「これをこういう風に
 流用すればいいんだ」
ということに気が付くので、

学んだ内容を実際に
使うことにつながる訳です。

上書きされて使えない

私たちは学生の時から
書き出すとかノートにまとめる、
まとめたものを何度も見ることで、
覚えてきたにもかかわらず、

実際社会に出てしまうと
そういうことを一切忘れてしまい、

見て良いと思えばそれが使えるとか、

聞いて良いと思えばそれが使えるとか、

読んで良いと思い、
ラインマーカーを引けば
どこかで使えると
思い込んでいる節があります。

そうではなくて
やはり重要なポイントは
書き出すことが必要ですし、

それを何度も見直す機会を
設けることも必要です。

そうでなければ、例えば
メールマガジンを読み、良いと思っても、
次の情報が入ってきた途端に
良いと思った内容は
どんどん忘れてしまうものです。

実際にちょっと前に
例えばメールマガジンを読んだり
ユーチューブで見て、
これは良いと思ったポイントが
いくつかあったとして、

「そうだ今度、こういう時には
 このポイントを使おう」と思い、
その三つのポイントは
これだと思った、考えた。

その様に決心したとしたとしても、
一時間後にその三つのポイントを
覚えているのか
となったらどうでしょうか?

実際には
ほとんど覚えていないということが
多いと思います。

ですからどんなに学んでも
次々に学んでしまってるが故に
学んだ内容の上にさらに内容が
上書きされていってしまい、 
どんどん忘れ去ってしまう。

その結果、せっかく学び、
「これは良い。使える。今度使おう」と
思っていたにもかかわらず、
使う機会を逃してしまう
と言うよりは、

使うこと自体を忘れてしまうことに
なってしまう訳です。

その結果、
たくさん学んでいる。

毎日毎日学んでいる
にもかかわらず、

それを実際に
具体的な現実の世界の
経営、事業で使う機会を失っている
ということなのです。

成果につなげるためには

ですから、あなたも
メールマガジンや
YouTubeの動画を見たり、

あるいは、
ビジネス書を読んだ時に
重要なポイント、
「今度これは使おう!使える!」と
思ったことがあるならば、

それは一回、
書き出してみることが必要です。

書き出したにしても、
多くの場合、
走り書きのようになっていたり、
「とりあえずポイントを書き出しておこう」
となっていると思うので、

それをもう一回整理をして
ノートなどに記録をする。

更にそれをできるだけ
常に持ち歩いたり
見直すことができるようにして、

繰り返し見ては
「あっ、そうだ、そうだ。
 こういうことがあった」、

「これは今度、
 こういう時には使おう」とか

「ここにはこういうことがあったんだ」、

「あっ、そうだ。これも今度、
 こういう時には使えるじゃないか」と
記憶を蘇らせておく。

細かい内容は別にしても、
「あっ、使える内容を
 このノートの中にまとめてある」
ということを記憶しておく。

実際にあなたに
必要なことが生じた時には、
整理してあるノートを見れば、

そこで使える内容、
あるいはポイントが
そこに整理されているわけなので、

そこから重要なものを抜き出して、
実際に使えば良い、
ということになります。

あなたが学んだ内容を実際に使う、
使って成果を手に入れようと思うならば、
ただ見る、聞く、あるいは読むだけではなく、

その内容で
重要ななことを書き出す。

書き出して整理をする。

整理をしたものを
常に見られるようにしておく。

あるいは、時間のある時には、
パラパラとめくってみて

「あっそうだ。こういうこともあったな」
と記憶を新たにしておく様にすることが
とても重要になってくるわけです。

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