こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
先日、大学受験を控えた高校生数人と、
お話をする機会がありました。
この先は受験生との話ですが、
経営者・社長、後継者に当てはまる、関係する話です。
高校三年生のこの時期、
そろそろ志望校も絞られてきて、
受験勉強も佳境に入ってくる頃です。
「受験する大学は決めているの?」
「えぇ。だいたいは。」
「そう。で、なに学部を受験するの?」
「◯◯学部にしようと思っています。」
「◯◯学部ね。で、どこの大学を、
受験しようと考えているの?」
「えっと、それは、、、まだ内緒で。(苦笑」
「内緒なんだ。それはそれでいいけどね。
じゃぁ、なんで◯◯学部に進むの?」
「えっ、、、
なぜ◯◯学部なのかって理由ですか?」
「そうだよ。◯◯学部に進む理由。」
「っとそれは、、、面白そうだからです。」
「面白そうって、◯◯学部のどんなことが、
面白そうなんだろう?」
「えっと、、、それは、、、
そこまではあんまり、、、
受験科目とかの得意不得意もあるし、
偏差値のこともあって、、、」
「受験科目を考えると◯◯学部ってこと?」
「えぇ、まぁ、それも理由の一つですけど。」
「理由になることはわかるし、
それはそれで合格するには大切なことだよね。
でもさ、、、
なんで◯◯学部が面白そうだって、
あなたは思ったんだろうね?」
「えっと、それは、、、
そんなこと言われても、、、(困惑顔」
「責めているんじゃないよ。
ただね、◯◯に関することを学ぶことが、
面白そうだと感じた、
何かきっかけとか理由があったんじゃないの?」
「うーん、、、きっかけですか?」
「例えばだけどね、
お医者さんが格好いいなと、
テレビのドラマかなんかで思ったわけね。
理科系の科目も得意だし、
よし医者になろう!って思ったとするよね。」
「はぁ、医者ですか。」
「そうお医者さんね。
医学部に入ってからの勉強も大変だし、
インターン時代も大変だし、
お医者さんになってからも、
そりゃ大変だよね。」
「大変だと思います。
だから、僕はなりたくないけど。」
「わかるよ。例だからね、例。
お医者さん格好いい!と思っていたら、
合格した後、大変な状況を乗り越えて、
お医者さんになれるかなぁ?」
「なれるんじゃないですか?」
「本当?
ご両親が医者というわけじゃないんだよ。
普通のサラリーマンの家庭だよ。
医者になる必要はないんだよ。
単に本人が、お医者さん格好がいいから、
なりたいなぁって思っただけなんだよ。」
「うーん、、、
それなら我慢できないかも。
でも入学しちゃったから、
無理してでも我慢するかもしれないけど。」
「それって、大学に入学して幸せかな?
お医者さんを目指していて幸せかな?」
「うーん、、、
幸せとは言えないでしょうね。
僕はそんなの嫌だし。」
「でしょう。
もしその人が、
かつて病気になったことがあって、
お医者さんに励まされて治癒した、
なんて経験があったとするよね。
で、自分もそうやって病の人を、
励まして病が治るようにしたい、
と思っていたら、どうだろうね。」
「どうだろうって、、、
大学とかインターンが大変でも、
医者を目指すのか、ってことですか?」
「そう、そう。
それはどうだと思う?」
「医者が格好がいいから、っていうのよりは、
医者になろうと努力するかな。」
「じゃぁ、お医者さんになる確率は、
どっちが高いかな?」
「病気が治った経験がある人、、、
ですかね。」
「そうね。
じゃぁ、どっちが幸せだろう?
格好よさを求めるのと、
病を治す力になろうとして医者を目指すのと。」
「それは、、、
病を治そうと目指す方じゃないですか?」
「だよね。
だとしたら、
あなたはなんで◯◯学部を目指すんだろうね。
あなたは◯◯学部で何を学び、
これからの人生で、
何にどうやって活かすんだろうね。」
「えぇ!!!
そんなこと急に言われても、、、」
「今答えられないことが、
悪いってことじゃぁないんだよ。
これからの人生のことを考えたら、
なぜ目指すのかを答えられる方が、
幸せなんじゃないの?
ってことなんだけれどね。」
「それは、、、
幸せな方がいいし、
きっとその方が、
大学で学ぶことが面白いだろうし、、、」
「だよね。
じゃぁどうするのか、ってことだけれどね。」
受験生の話だよね、って思いましたか?
同じことが、
経営・事業、そして事業承継、後継者にも、
当てはまります。
なぜあなたが、その会社を経営し、
その事業をおこなうのでしょうか?
なぜあなたが、
後継者として経営・事業を継ぐのでしょうか?
今のまま経営・事業を行うとき、
経営者・社長のあなたは、
幸せを感じられるでしょうか?
後継者は会社・事業を継いで、幸せでしょうか?
あなた、後継者が経営・事業を行い、
幸せを感じるためには、
どうしたらよいのでしょうか?
たとえ苦しいことがあっても、
一所懸命に経営・事業に、
取り組むためには、どうしたらよいのでしょうか?
今日は少し長くなってしまいましたね。
次の後継者が事業承継する理由を明らかにするには
に続きます。