やる気を引き出すコミュニケーション

公開日:2014/02/18

更新日:2019/04/08


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員のモチベーションアップ、
やる気を引き出すために、
コミュニケーションを図る時のポイントです。

 

上手な面談???

あなたが事業に巻き込み、
活動の核に据えたい社員が目指している、
仕事を通じて達成したい社員自身の目標。

今の仕事がこの部分に影響することを、
社員自身がわかれば、
社員の仕事へのモチベーションはアップします。

ということで、
社員が仕事を通じて実現したい社員の目標を、
あなたがコミュニケーションを図る時に、
組み込むことがポイントですね。

それには、、、

目標設定の面談のときに、
社員自身の目標と、
今の仕事を関係づけて、
コミュニケーションを図ることを考えますよね。

そこで、、、

あなた:君は将来、仕事を通じてどうなりたいの?

という質問を社員に投げかけるわけですね。

社 員「将来のことですか?
マーケティングを駆使して売上アップする、
プロ、キーマンになりたいです。」

なんて答えが社員から返ってきたとしますよね。

あなた「(内心ニコニコしながら)
そうか!売上アップを実現するマーケッターだね。
(私も君がそうなってくれると事業がうまくいくから、
うれしいしね。)
素晴らしいじゃぁないか!」

社 員「(照れながら)そ、そうですか。
そうなりたいなとは思っているんですけど、、、」

あなた「マーケティングといっても広いけれど、
希望する領域とか分野はあるの?
WEBとか、コピーライティングとか、、、」

社 員「集客できて売り上げにつながる
コピーが書けたらいいなぁと思いますし、
目指したいとは考えていますけど、、、」

あなた「そうか。わかった。
今期、君に取り組んでもらう仕事は、
それに向かう第一歩になるね。」

社 員「(ちょっと目を輝かせて)
そうなんですか!」

 

社員に確認しながら、
社員の個人の目標と今回の仕事と結びつけて、
上手に面談を進めているように見えますよね。

あなたも、
同じ様な感想を持たれたかもしれません。

しかし、このコミュニケーションを図るやり方を、
100点満点で評価すると、

35点、、、甘く見て40点

です。

「えっ!上手にコミュニケーションを図ることが、
できているよね。
これで40点なんて点なら、
何をやればいいのさ!」
とあなたは思ったかもしれません。

なぜこんなに低い点なのでしょうか???

 

違うかもしれない!

部下はマーケッターを目指しているのですね。

しかも、コピーライティングで成果を出したいし、
専門家を目指したいと考えているようです。

面談の話の内容も、
社員の目標の確認も、
上手にコミュニケーションを図れたように見えます。

しかし、足りないのです。

あなたに質問をして良いでしょうか?

マーケッターに必要な、
思考、考え方、姿勢、スキル、能力、
はどのようなものだと考えていますか?

どのようなことを、
実際に今の仕事で行うことが、
マーケッターなのでしょうか?

この点を、
自分の希望として、
社員はわかって話しているのでしょうか?

あなたと社員は、同じ内容について、
コミュニケーションを図ることが、
できているでしょうか?

社内に、
マーケッターの仕事内容を明記したもの、
例えば、マーケッターの職務分掌が、
あるでしょうか?

マーケッターの手本になる、
プロフェッショナルの人材がいるでしょうか?

職務分掌を見たうえで、
手本となる社員の仕事ぶりをわかった上で、

社員もあなたも、
先ほどのコミュニケーションを図ることが、
できているのでしょうか?

もし職務分掌がない場合、
手本になるプロフェッショナルの
マーケッターがいないならば、

社員はどうやって、
マーケッターの仕事内容を知るのでしょうか?

あなたはどうやって、
プロのマーケッターの仕事内容を理解し、

社員と同じ認識で、
コミュニケーションを図ることができていると、
自信を持てるのでしょうか?

あなたと社員で「マーケッター」という言葉で、
コミュニケーションを図るので、
互いの認識は合っているように見えます。

しかし、あなたと社員が抱く、
「マーケッター」は同じ中身なのでしょうか?

あなたが考えている中身と、
社員が考えている中身。

同じなのか?というと、
かなり怪しいですね。

コミュニケーションを図ることができているようで、
実はズレまくっているのですね。

 

同じ認識に合わせる!

あなたは、
コミュニケーションを図るなかで、
マーケッターの中身について、
社員に突っ込んだ質問をする必要があります。

質問を通じて、
社員が認識している中身を、
確認する必要があります。

  • どのような仕事をする人がマーケッターなのか?
  • 会社・仕事の中での役割はなにか?
  • どんなスキル、考え方、姿勢が必要か?
  • あなたは今、どのようなスキルがあるのか?
  • 日ごろ、どのようなことを考える人なのか?

などなどを尋ねます。

例えば、
「マーケッターの仕事はどんなことをするのか、
説明してもらえるかな?」
のような質問です。

質問とその答えを繰り返すことで、
ズレがあるならば修正し、
具体的な中身を議論し、
認識を合わせるのですね。

この様なコミュニケーションを繰り返し、
積み重ねることで、
あなたと社員の間の認識を合わせます。

そのうえで、
今回の仕事との関係を語るから、
社員が実践することが、
社員自身の身になることがわかるようになります。

仕事に一所懸命に取組んでも、
自分の考えとズレていることがわかると、
「な~んだ。今の仕事、役に立たないじゃんか」
と社員は感じ、しらけてしまいますよ。

 

社員が口にする将来の姿、要望、希望。

この中の言葉が、何を意味しているのか?
その単語を書き出して、
あなたの解釈を書いてみましょう。

それを見ながら、
社員とコミュニケーションを図ることをしましょう。
具体的に話をしてみましょう。

社員はどのようなことを、
その単語で意味して、
コミュニケーションを図るのでしょうか?

どのくらい、
あなたの考えとズレがあるのでしょうか?

そのことに気づけば、
修正すること、意識を合わせることは、
難しくありません。

コミュニケーションを繰り返し図ることで、
ズレは埋めることができるからですね。

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