わかっちゃいるけど準備ができないもう一つの理由:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

プロジェクトを実施する。
業務、作業を行う。

そのために、
いろいろな作業、タスクを実施し、
成果・結果につなげる必要があります。

成果、結果につなげるためには、
「準備」が必要でした。

「準備」が大切。

わかっちゃいるけど
現実には準備ができません。

前回は準備ができない
一つ目の理由を明らかにしました。

今回は、準備ができない
二つ目の理由をあなたと共有します。

やるだけなのに・・・

前回、「準備」がわかっちゃいるけど、
実際に「準備」が
できない一つ目の理由として、
漠然としか作業、タスクの中身を
「考えていない」こと。

その解決のためには、
よく考えることはもとより、
「想像力、イマジネーション」を
働かせることが大切な点を
あなたと共有しました。

では。

想像力、イマジネーションを働かせ、
作業、タスクの中身を考え、
準備の内容を見出したとします。

今まで考えていなかった様な
準備内容も見いだせて、
その準備をやれば、
作業、タスクが今までよりも
うまく進むことを見つけ出せたとします。

あとは見つけ出した「準備」を
実際にやるだけです。

やるだけなのですが、
なぜかやらずに、
作業、タスクを始める日時を
迎えてしまいます。

この様なことが、少なくありません。

なぜこの様なことに
なってしまうのでしょうか?

「準備」をしようとわかっているのに、
その「準備」の中身をやるだけなのに、
なぜ準備ができないのでしょうか?

理由は簡単なこと

実は理由はとても簡単なことです。

この「準備」が必要だ。
これを「準備」をしよう。

この様なことを見つけ出し、
やろうと思っていても、
忘れてしまうからです。

「そんなバカな!」
とあなたは思われたかもしれません。

しかし。

やろうと思っていたことを
忘れてしまって、
やらずにいたという経験は、
誰にでもあるのではないでしょうか?

「大事なこと」と意識をしていても、
意外にも忘れてしまう経験を
したことがある人は少なくないでしょう。

人はすぐに忘れます。

「これ大事なこと!覚えておこう」
と思っていても、すぐに忘れます。

なぜなら、
もともと人は記憶が得意とは
限らないからです。

その上、
大事だから覚えておこうと
その瞬間は覚えていても、
次々に新たに覚えておくべきことが
押し寄せてくるからです。

覚えておこうと思っても、
一字一句覚えていることは、
なかなかできないものです。

すぐに記憶はあやふやになります。

そのために、
大事だと思っていても、
忘れてしまいます。

忘れてしまうので、
やることができません。

対応策は簡単なこと

この忘れることを回避しさえすれば、
やることはわかっているのですから、
実施することができます。

忘れなかったのに
「準備」しなかったというのは、
単純に別の理由、
例えば、面倒臭いとか、
大変そうだったからなど、
全く別の理由、言い訳でしかありません。

忘れなければ良いだけです。

忘れないためにどうすれば良いでしょうか?

お分かりですよね。

記録をすれば良いことです。
メモをすれば良いことです。

簡単なことですね。

ないことと同じ!?

しかし。

記録をする。
メモをする。

これをやっても、
「準備」につながらないケースがあります。

理由はこれも簡単なこと。

どこに記録をしたのか。
どこにメモをしたのか。

これがわからなくなるからです。

記録、メモをするならば、
常に目を通すところに
記録、メモをする必要があります。

ポストイットに書いて、
その辺に貼っておく。

これでは記録、メモが
なくなってしまうかもしれません。

他の書類と一緒に、
どこかに紛れ込んでしまい、
わからなくなってしまいます。

この内容はこのメモ帳。
あの内容はこのノート。
この様に別々のところに
時々で記録すると、

必要な時にどこを見れば良いのか
わからなくなります。

せっかく記録、メモがあっても、
実際にはないことと変わりありません。

集めておく

記録、メモをするならば、
一箇所に集めておくことです。

例えば。

1冊のノートに、
仕事に関してやることを
全て記録、メモをします。

もう一点重要なことは、
この記録、メモを集めたもの。

先の例では1冊のノートを
日に1回は必ず見て、
内容をチェックすることです。

簡単にいうと、
To Doリストの様なものですね。

To Doリストだから、
パソコンに入力している、
スマホに入力すれば良い、
と考える方もおられるでしょう。

それはそうなのですが、
紙のノートの方が、
結果としては優れているかな、
とは思います。

この点は好き好き、
得手不得手があるでしょうから、
正解はないとは思います。

しかし。

瞬時に見ること、
チェックすることができる。

いつでもどこでも
パソコンがなくても、
見ることができる。

書き込みがすぐできる。

殴り書きでも
読めれば書き込める。

文章だけでなく、
図で記録できる。

持ち運びもそれほど苦労しない。

電源、バッテリーの心配もない。

心配があるとすれば、
ペンなどで、
インク切れをおこさないか、
ノートの残りページがあるか、
ぐらいでしょうか。。。

準備ができるには

いずれにせよ。

「準備」が必要な事柄を
見つけ出したら、

あなたが決めている
一箇所の場所に記録、メモをすることです。

その場所を日に1度は
少なくとも見ることです。

残っている内容、
「準備する内容」をチェックし、
それをいつやるかを考え、
決めることです。

そして、その「準備」の内容を
実際に行います。

この繰り返しです。

決めた場所、媒体に
記録、メモをする。

それにより、
忘れることを防ぎます。

記録、メモのある場所、媒体を
日に一度以上はチェックする。

これによって、
忘れていることも
思い出すことができます。

あとは、本当に、
やると決めてやるだけです。

これにより、
忘れて「準備」ができなかった、
といういことは無くなります。

この状態で「準備」を
やらなかったならば、
それは「忘れた」のではなく、

面倒臭かったとか、
やる気がなかったなどの、
単なる
「やらない」言い訳によって、
やらなかっただけということです。

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