後継者が『覚悟』できる条件

公開日:2015/02/23

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者には、
あなたの事業・経営を、
引き継げるだけの人材に成って欲しいと、
願っていると思います。

そのためには、
後継者にはなにが必要でしょうか?

社長さんとの相談やセミナーを行った際に、
質問・アンケートをとると、
次のような事が挙げられます。

  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップ
  • 営業力
  • 計画立案力
  • 人材育成力

などなど。

ほぼ間違いなく、

同じように挙げられる、
もう一つのことがあります。

それが、、、
『経営者としての覚悟』
です。

  • 『経営者としての覚悟』が持てないから、後継者としての意識がない
  • 『経営者としての覚悟』がないから、いつまでも頼りない
  • 『経営者の覚悟』がないから、真剣に学ぼうとしない

こんなことをおっしゃる経営者、社長の方は、
少なくありません。

本当ですか?
本当に『経営者としての覚悟』の有無ですか?

素朴な疑問があります。

『経営者としての覚悟』とは、
どんなことなのでしょうか?

『覚悟」とは、

「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、
それを受けとめる心構えをすること」(デジタル大辞泉)

ですから、
経営・事業運営についてまわる、
辛いこと、危険で困難なことが対象でしょう。

『経営者の覚悟』とは、、、

  • 社員とその家族の生活を守る覚悟でしょうか?
  • 事業を続けていく苦しみを受け入れる覚悟でしょうか?
  • 休みなく働き続けることを受け入れる覚悟でしょうか?
  • 借金をする、保証をする覚悟でしょうか?
  • 先行きの分からない事業を引き受ける覚悟でしょうか?

ちょっと考えてくださいね。

今、あなたは経営者・社長ですが、
もし、これから事業継承を受ける側、
後継者だと思ってください。

先ほどのような、
経営・事業運営での苦しみ、危険、困難を、
受け入れる心構えをしろ!
と言われたらどんな気持ちでしょうか?

「仕方がない。俺は長男だし」
と考え、渋々受け入れるでしょうか?

「冗談じゃない。
なんでそんなことを受け入れて、
俺がつらい思いをしなきゃならないんだ!」
と憤慨するでしょうか?

受け入れるにせよ反発するにせよ、
気分は良くはないでしょう。

事業継承を受け取る側としては、
気分は晴れないでしょう。

事業承継を終えても、
「仕方なく継がされた!」
などと思うのではないでしょうか?

もしかしたら、
今現在、あなたの後継者は、
同じように思っているかもしれません。

『経営者としての覚悟』

経営をする以上、
経営におけるリスク、不安、困難に、
直面することは避けられないでしょう。

その時に、受け入れ、対応し、
挽回する気概、気持ちは必要だと思います。

しかし、
いきなりその『覚悟』をもてと言われても、
それは難しいと思います。

困難やリスクを受け入れる、
理由がないからです。

困難やリスクを、
受け入れなければならない、
意義がないからですね。

だから、反発することはあっても、
『覚悟』することはありません。

困難やリスクを受け入れ、
なんとかしよう、挽回しようと思えるのは、
『覚悟』する前に、
「事業を継ごう」と思えるからです。

後継者自身の必然性と理由で、
事業を引継ぎ、経営を続けることを、
決めるからだと思いませんか?

「事業を継ぐのはお前だ」と、
押し付けられても、受け入れることはしません。

受け入れたとしても、
「嫌々、仕方なく」です。

この気持は、引きずりますよ。
晴れることは、少ないと思います。

そんな気持ちで、
後継者に、あなたの事業を、
引き継いで欲しいですか?
経営をして欲しいですか?

「嫌々、仕方なく」経営をしていたら、
社員も意欲を失うでしょうね。
売上や利益も良くならないでしょう。

後継者自身が、
『継ぐ価値がある』、
『継ぎたいな』と思える。
そんな風になってほしいと思いませんか?

それには、

  • 事業をおこなう、経営を継続する自信がもてる。
  • 事業そのものに将来への期待がもてる。

この2点が最低でも必要だと思います。

後継者を育成し実践するから、
経営をする、事業する事に自信がもて、
『経営者としての覚悟』を持つ事に、
つながるのだと思います。

では、この2点をどうやって実現するのでしょうか?

その詳しい内容は、
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でお伝えしています。

今後の開催は、このメルマガでお伝えします。
関心のある方は、
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