人材が育たない原因

公開日:2013/11/11

更新日:2019/04/08


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「うちの会社には人材がいないんだよ」

この様におっしゃる経営者の方、
少なくありません。

経営者のあなたも、
口にされたことがありませんか?

あなたの会社に人材がいない
= あなたの会社は人材育成が上手ではない

ということになります。

あなたの会社に、人材がいるか、いないか。
ただの労働者しかいないのかどうか。

もし、人材がたくさんいれば、
あなたは、今より容易に、
驚くほどの売上アップを、
手に入れることができるでしょう。

あなたが抱えている、
指示待ち社員の悩みから、
解放されるでしょう。

売上がアップしない。
社員の悩み。

この悩みから開放されるとしたら、
あなたは、どんな気持ちになるでしょうか?

なぜあなたの会社では、
人材がいないのでしょうか?

人材育成がうまく働かないのでしょうか?

 

「ない」から

人材育成がうまくいかない理由。

その一つは、
あなたの会社が必要としている、
「人材の像」がはっきりしていない、
明らかになっていない
からです。

人材の像とは、
どの様な能力、スキル、性格、考え方を持ち、
どの様な経験、体験を積んでいて、
どの様な気持ち、姿勢で仕事に取り組む人なのか、
ということです。

あなたの会社で必要な人材。
人材育成によって、育って欲しいと考える人材。

その「人材の像」が、
ハッキリしているでしょうか?

いかがですか?

多くの経営者の方にお会いしましたが、
明快に回答できる方は、
それほど多くはいらっしゃいませんでした。

「どんな人材が必要なのか?」と尋ねると、
「良い人材」「仕事ができる人材」
とのお答えが多いですね。

「良い人材」ってどんな人でしょうか?
「仕事ができる」ってどんな人でしょうか?

「良い人材」と同じおっしゃる人同士でも、
「良い人材」の中身が、
同じ認識なのかどうか怪しいですね。

人材像が明らかではないのに、
「良い人材が欲しい」
「うちには人材がいない」
と連呼しているのですね。

 

こんな人材が必要!?

あなたの会社で売上アップなどの、
成果・結果を作り出すためには、
どのような人物が必要でしょうか?

仕事に取り組むときに、

  • どのような思考ができるか?思考をするのか?
  • どのような判断ができるか?
  • どのような知識・スキルがあるのか?
  • どのような行動がとれるか?
  • どのように部下を率いるのか?
  • どのように会議やミーティングを仕切れるか?
  • どのように人を育てられるのか?
  • どのような経験、体験をしているのか?

などなど。

更に突き詰めると、

  • どのような理由であなたの会社の仕事をする人なのか?
  • なぜ社員はその仕事をやりたいのか?

ということも明らかにすることで、
あなたの会社に必要な「人材の像」がわかります。

人材像を具体的に描けるから、
本当に必要な能力、資質、スキルがわかります。

必要な能力、資質、スキルがわかるから、

該当する能力がある人を見つけだし、
該当する資質のある人に必要な経験を積ませ、
必要なスキル、
能力などを身に付けさせることができます。

初めて、人材育成が成果をだします。

人を育てる方法、技術が、
世の中にはいろいろ出回っています。

それは育てる手段・方法に過ぎません

それ以前に、あなたの会社に必要な、
人材像を明らかにすることです。

し・か・し・・・

わっかちゃいるけど、やめられない。

いや違った。

「わかっちゃいるけれど、明らかにできない」(泣)

この様な経営者の方、少なくないです。
なぜでしょうか???

 

スーパーマン不在

一つの理由は、

社内に”人材の像”の対象になる人がいない

ということがあります。

今まで育てていないので、
どんなにできる社員でも、
大半は「帯に短し襷に長し。」

しかし、、、

一人の社員が、
すべてに秀でている人材である必要は、
全くありません。

というより、すべてに秀でた、
そんな「スーパーマン」は本当に少ないです。

いや、大抵の会社で、
スーパーマンはいないです。

もしいたら、
引っ張りだこです。

そんじょそこらに転がっていません。(笑)

 

ビジネスがわかっちゃいない!?

「スーパーマンを探す」
「数人を寄せ集めてスーパーマン像をつくる」

どちらも可能なのですが、
これをやっても、
社員像をつくるには充分ではありません。

正直にハッキリ言ってしまいますね。

「わかっちゃいるけれど、できませ~ん」のわけ。

それは、

人材像を考え出す人が、
「ビジネスを詳細にわかっちゃいないから!」

です。

ザックリとはわかっている。
流れはわかっている。

しかし、
詳細にはわかっちゃいない。
具体的に考えてみたことがない。

そのために、
できる社員とは、
どのようなことができるのか?
その人物像が描けないのですね。

良い点、良い面を引っ張り出そうとしても、
どれがあたっているのか、
よくわからないのですね。

 

仕事内容を洗い出すことから!

例えば、営業職。

あなたの会社の営業職は、業務として何をする人?
いや、何をしなければならない人でしょうか?

  • 集客はしなければならないのか?しなければならないなら何をするのか?
  • ファーストコールは?しなければならないなら、何をしなければならない?
  • アポ取りは?
  • 最初の訪問でやることは?
  • 訪問後やることは?
  • 見込み客とどの様に付き合う?
  • 提案内容は考えるのか?
  • 提案書はつくるの?
  • 見積はどうやってつくる?

・・・・・

こんな事を、事細かに考えた事。
ほとんど無いと思います。

漠然と「営業活動」ととらえているだけ。
他の仕事、職種でも同じ状況です。

すべき事を、
詳しく、事細かに洗い出して、
整理をしていません。

会社・事業・ビジネスを、
わかったつもりですが、
現実にはザックリとしか掴んでいない。
詳しくは「わかっちゃいない。」

そのため、必要な人物像を、
ハッキリさせることが上手くできません。

どんな資質、能力、スキルが必要なのか、
洗い出せないのですね。

ビジネス・事業における業務として、
中身が詳細に洗い出されていれば、
社員の人材像を創ることは、
そんなに難しいことではありませんよ。

ということは、、、

あなたの会社の仕事内容を、
洗い出してみることです。

そこで何をすることが必要なのか?

それをハッキリさせます。

ハッキリすれば、
どのようなスキルや考え方、姿勢、
さらには経験が必要なのか、
わかりますよね。

それが身につくように、
育てることで、
あなたの会社に「人材」が生まれます。

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