社員、部下に「責任」をわからせる方法:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員は責任感が乏しい。
若い社員には責任感がない。

そのために実際に仕事、業務が
うまく進まない。うまくいかない。

なぜこのようなことが起きるのか?

避けるためにはどうしたら良いのか?

今回はこの点を
あなたと共有します。

進捗を報告しない

社長、上司、先輩と
社員、部下、後輩の間に

「責任」についての
認識の差があることを
前回、あなたと共有をしました。

「責任」についての
認識の相違があるので、
そもそも仕事、
業務を行うことに
認識の差、相違が生まれます。

その結果として、
社長、上司、先輩が考える
仕事や作業の進め方、進み方と

社員、部下、後輩が実際に行う
仕事、作業の進め方、進み方が
大きく異なる訳です。

そして社長、上司、先輩は、
「社員は責任感が乏しい。
 若い社員には責任感がない」
と考えるわけですが、

社員、部下、後輩は、
「仕事、作業はやっています。
なぜ非難されるのでしょう?」
ということになります。

仕事、業務に期限を設けて
割り当てられているにもかかわらず、

「不明点があったので
 作業を止めています」とか、

「指示がないので
作業を止めています」とか、

このように進捗を尋ねないと
社員、部下、後輩は、
現在の状況を報告してきません。

社長、上司、先輩と
社員、部下、後輩の間で、
なぜこの認識の相違が
発生するのでしょうか。

依頼したのに

社員、部下、後輩に
仕事、業務を依頼するこの時に、
相違を生み出してしまっています。

社長、上司、先輩が
この仕事、この業務の実施を
社員、部下、後輩に依頼をします。

成果物や期限を伝えます。

「責任を持って取り組んでくれ」
と依頼をします。

そして社長、上司、先輩は
これで社員、部下、後輩は、
責任を持って仕事、業務を
実施するだろうと考えます。

社長、上司、先輩は、
仕事の依頼をし、
責任を持って取り組むように
依頼をしているので、

期待した内容の成果物が
指定した期限までに
出来上がるだろうし、
その過程で進捗の報告なども
漏れなくすると考えます。

現実はどうなのかというと
仕事、業務はうまくいきません。

社長や上司や先輩が
考えている成果物とは
違うものが出来上がってきます。

進捗が把握できません。
報告されません。

期日は守られないわけです。

依頼時にすること

「この点が分かる成果物を
 作ることが、
 社員、部下、後輩である
 ”あなた”の「責任。」

進捗を報告することが
”あなた”の「責任。」

「期限までにこの仕事を
 完了することが
 ”あなた”の「責任。」

「責任」を持って行うとは、
期限が遅れそうなら
事前に報告をする事。

成果物を作成し、
それを提示をしてレビューを受け、
必要な修正を行い、
完成した成果物として提示をすること。

完成した成果物を
期限までに作成すること。

仕事、業務を
終えるために必要なことは、
指示をされなくても実施すること。

その際に不明点や
不安や心配があるならば、
社長や上司や先輩に報告をし、
相談をすること。

これをやることが
”あなた”が「責任」を持って
仕事、業務に取り組むことだ。

このように仕事、
業務を依頼する際に、
社員、部下、後輩に
説明をする必要があります。

返ってくる言葉は

「そんなことまで言わなきゃ
 ならないのか」と
社長、上司、先輩のあなたは
思うかもしれません。

「そんなことは
 「責任を持ってやるんだ」と言えば、
 分かるだろう」
と社長、上司、先輩は考えます。

しかし社員、部下、後輩は、
前回にもお伝えしたように
”責任を持つ”=”重要なこと”
ぐらいにしか
認識をしていないことが多いです。

”依頼された仕事、業務を
やればいいんですよね”
と考えています。

”自分が分かる内容の成果物が
出来上がっていればいいんですよね”
と考えています。

期限が守れなかったとしても、
その原因が自分に責任がない
と本人が考えているならば、

”それは仕方ないですよね”と
社員、部下、後輩は考えています。

”自分に責任がない”
と考えているので、
期限に遅れが生じた場合、

進捗を報告しなくても
”そんなことは分かっていますよね”
と彼らは考えています。

自分に責任がない
と考えているので、
指示がない限り
その仕事、作業を止めます。

止まってしまった仕事に変わり、
他の依頼されている仕事、
業務を少しでも進めよう
などということは考えません。

「はい。指示がないから
 やれません。やりません」
と考えています。

驚かれるかもしれませんが、
仕事、業務の遅延が生じた。

想定外の成果物ができた時に、
社員、部下、後輩の反応に
先ほどお話ししたような考え
を示す言葉が、
端々に出てくるものです。

ハッキリと

社員、部下、後輩は
「責任をもって」を
自分に都合よく解釈をして
対応をしています。

”このようにすることが
責任を持って取り組むことだ”という点が
はっきりしていないこと
を良いことにして、

社員、部下、後輩は
その時々の状況の中で
自分に都合よく解釈をして
行動をしています。

社長、上司、先輩が
社員、部下、後輩に
仕事業務を依頼するときに、

先ほどお伝えしたように
「これが”あなた”の
 責任の範囲だ」という点を
はっきり伝える必要があります。

仕事、業務を依頼する側と
仕事、業務を受け取る側で、
「責任を持つ」ことについて
認識を合わせる必要があります。

社長、上司、先輩の
”あなた”にとって
当たり前のことであっても、
社員、部下、後輩にとっては
当たり前であるとは限りません。

「責任」を持って仕事、業務を
行うとはどういうことなのか。

面倒なことかもしれません、
仕事、業務を依頼する時に、
はっきりと認識を
合わせる必要があります。

認識を合わせているから
社員、部下、後輩が
対応できていない時に

その点を明確に指摘をして、
対応させることができます。

改善をさせることができます。

仕事、業務を依頼する際に、
「責任を持つこと」について
何度も何度も繰り返し伝えるから

そのうちに、社員、部下、後輩も
「責任を持つこと」を
認識できるようになっていきます。

何度も伝えるが、、、

しかし、認識を合わせることが
現在できていないので、
指摘をしても、
社員、部下、後輩は、
納得できずに反発をします。
改善しようなどとは
これっぽっちも
思いません。考えません。

その為に、
いつまでたっても
社長、上司、先輩の”あなた”は、

社員、部下、後輩が、
責任感か乏しい。
責任感がないという
思い、考えから
抜け出せないわけです。

では、社員、部下、後輩に
仕事、業務を依頼する時に、
「「責任を持って取り組む」
 ということは、
 このようなことだ」と
先程お話したように伝えて、
認識を合わせれば
良いのでしょうか?

何度も繰り返し伝えることは
とても大切です。

しかし実際のところ
何度も繰り返し伝えるだけでは

社員、部下、後輩は、
「責任」を持って
仕事、業務を行うようには
なかなかなりません。

では、どのようにしたら
良いのでしょうか?

責任を持ち、
仕事、業務を行うことを
何度も繰り返し伝える以外に
どうすれば良いのでしょうか?

その点を次回、
あなたと共有をします。

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