人事評価で捜し出す点とは?

公開日:2013/09/07

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

本日は町田の歯医者さんで、
歯の治療です。
わざわざ40分もかけて、
町田の歯科まで通っています。

 

近くに歯医者さんがあるのですが、
ここまで来ていますよ。

なぜか、、、

近場の歯医者さん、
行きたくないからです。
行くとイラッとしちゃうからです。

それにひきかえ、

町田・原町田の歯科医院さんは、
段違いだからです。

さて、、、

私が銀行系のコンサル会社にいた時の事。

社員は銀行からの出向者がほとんど。
部長も同僚も、ほとんど銀行からの出向者。

私と組んだ銀行からの出向者氏。
(Xさんとしましょう)

時々、ピントが少しずれる事があって、
社内での評判は良くなかったです。
人事評価もあまり良くなかったようです。

コンサルティング案件では使えない。
お客様の前には出せない。
却って足手まといだ。

こんな事が言われていましたよ。

Xさんも、そんな評価が、
耳に入っていたのでしょうね。
人事評価もあまり芳しくない。
それもあって、ちょっと自信なさげでした。

そんな彼と私は組んで、
コンサルティング案件を幾つかやりました。

時々、イラッとする事もありまたが(笑)、
案件への対応は、結構うまく進みました。

コンサルティングの結果には、
お客様から高く評価して頂きましたし、

お客様の会社で、
コンサルティングの結果を用いて、
成果をだし、喜んで頂きましたよ。

あるとき、部長に呼ばれました。
部長も銀行からの出向者です。

「X君と組んで案件をやってもらっているけど、
正直なところ、X君はどうなのうかなぁ?
使えるのかい?」と質問をされました。
人事評価のための質問の様にもとれました。

Xさん。
確かにピントがずれる時はありますよ。
私がイラっとする事もありましたよ。

しかし、丁寧に議事録を作ってくれるんです。
事前に資料を用意してくれるんです。
彼なりに、気を効かせて準備してくれるのです。

完璧とは言えなくても、
私は助かるし、お客様は喜んでくれるんですね。

で、その点だけを部長には伝えました。

「Xさんのその点を活かせば、
プロジェクトチームの中でも、
役割はあるし、力になりますよ」とね。

後日、部長に再び呼ばれました。

部長は、Xさんの評価について、
他のメンバーにもヒアリングをしたようです。

「Xさんのよい部分を見つけて、
教えてくれたのは、君だけだったよ。
よい部分がわかったので、いろいろと助かったよ」
と部長に言われました。

”いろいろ”というのは、
出向者に対する、
銀行独特の、大人の事情があるのですけどね。(笑)

人事評価というやつです。
異動させるかどうかなどを決めるのでしょうね。

今、TVドラマで、
「半沢直樹」が結構話題ですよね。
私も観ていますよ。

部下の手柄は上司の手柄。
上司の失敗は、部下の失敗。
銀行は人事が命。
失敗すると即出向。

まぁ、えぐいですよ。(笑)

ドラマだから際立たせている、
という点はあるでしょうけれどね。

銀行からの出向者に囲まれて、
働いた経験から言うと、
外していないなぁと思うわけです。

だから、Xさんへの、
メンバーからの評価は、
かなり辛辣、えぐかったと思いますよ。

部長からXさんの評価を尋ねられれば、
このときとばかり、
吐き出したでしょうからねぇ。

皆さん、悪い人ではないんですよ。
ただ、環境がそうさせてしまうのでしょうね。

Xさんの人事評価がどうなったのか。
それは詳しくは知りません。
プロパーの私には知らされない話ですから。

その後、Xさんは、
人事評価の結果でしょうね。
別の会社に異動になりました。

ちょっと話が脱線しました。(笑)
元に戻しましょうね。

  • 相手の良いところを捜し出す。
  • 相手の良いところを引き出す。
  • 良いところを活かす事を考える。

これって、
経営者、経営幹部、管理職に限らず、
人はとても苦手です。
社員でも、なかなかできない事です。

人事評価でも、
なかなか、良い点は見つけられないものです。

だからこそ、
意識してやる必要があるのですね。

ここで注意点があります。

良いところを引き出し、
活用する事で、
仕事の成果を手に入れたいわけです。

仕事に関係する良い点を引出し、
活用することに集中する
必要があるのですね。

闇雲に、
なんでも良い点を引き出すのではありませんよ。

「えっ!話が違うじゃないか!」と、
このブログを読んでいるあなたは思いましたよね。

どんな事でも良い、
仕事に直接関係なくてもOKなので、
社員の良いところを見つけ出してください。
それを社員に言いましょう。

こんな風に前話でお伝えているからですね。
参照:マネジメントの意味はハッケン伝にあり

良い点ならば何でも良いので見つけるのは、
良い点を見つけ出し、引出し、
活用するための訓練、
としておこないます。

先ほどお伝えした様に、
人は、他人の良い点を見つける事が、
とてもとても、ヘタクソだからです。

悪い点はドンドン見つけられます。
でも、たった一つ。
相手の良い点を見つける事が、
日頃はできないからです。

強烈に意識して訓練しないと、
見つけることができないからです。

なので、最初の訓練として、
なんでも良いので、
相手の良い点を捜し出します。
それを、相手に伝えるのですね。

これができたら、
つぎは、仕事に関する事で、
相手の良い点を見つけ出すのです。

そして、それを相手に伝えます。
「いつも助かっているよ。ありがとう!」とね。

見つけ出した良い点を、
どうやって仕事に活かすのか、
を考えますよ。

そして、社員の良い点を活かす様に、
配置や仕事を調整するのですね。

これが経営者のお仕事。
役割です。

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