経営者は後継者を育てることができない!?

公開日:2015/08/26

更新日:2019/04/16


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営者・社長のあなたはきっと、
「後継者の育成は経営者・社長がやる」
と思っているでしょう。

私も以前はその様に思っていました。

しかし最近は、
少し異なる考え方をしています。

経営者・社長のあなたがいなくても、
成果が出るだけの状態に今なっているならば、
あなたは後継者を育成することができるでしょう。

逆に、あなたがいなければ、
全く仕事が回らない状況ならば、
経営者・社長のあなたが、
後継者を育てることは難しいと考えています。

 

「経営者・社長が後継者を育成することは、
現実には極めて難しい!」と今は考えています。

経営者・社長が後継者を育てることが、
良いとか悪いということではなく、
多くの場合、この状況が現実だと考えています。

 

前話 経営者は後継者に継がせたくない!?
で取り上げた元首相 田中角栄氏について、
小沢一郎議員が取材された週刊新潮の回顧記事。

この中で小沢一郎氏が語っています。

「オヤジのたった一つの欠点と言ってもいいけど、
世間がよく言うのとは反対で、
『苦労人ほど人を作らない』んだよ。

あの人、苦労人だからね。
そして苦労人ほど人使いが下手なの。

小さい時から人に囲まれて育った人のほうが、
ちゃんと人使いをやる。

(中略)

要するに人を育てない、
最終的に人を信用しない。
任せないというのかな。

のし上がるために、
自分で全部何でもやっちゃうからね。」

(週刊新潮
私が仕えたオヤジ「田中角栄」の素顔
小沢一郎(聞き手:鈴木 哲夫)より引用)

多少、表現上、
経営者・社長に合わない部分は、
ありますけれどね。

人の基本の部分は、こんなですよ。
良い悪いということでありません。
これが現実だということです。

 

あなたは全部何でもやってきたと思います。
今は、あなたがいるから、
経営・事業が回ります。
成果が出ています。

もし、人を育て人を使っているなら、
あなたがしばらくいなくても、
支障なく経営も事業も動くでしょう。

このような会社は、
それほどは多くないんですね。

だから正直に言ってしまいます。

経営者・社長が、
後継者を育成することはそもそもできません。
難しいというより、無理なんです。

やればやるほど、うまくいかなくなり、
ドツボにはまります。

最初から自分で後継者を育成しよう、
なんて考えないことです。

経営者・社長が、
後継者育成に時間を割く、
なんてことは極力避けましょう。

 

「でもですよ、降旗先生。
以前の記事の中でも、
後継者に勧めた本は読む必要があるし、
勧めたセミナーは受講した方がいいんですよね」と、
あなたは言うでしょうね。

参照:
後継者を育てられる経営者の行動
後継者をセミナーを受講させるときに必要なこと

ただし、これは、
後継者を育てる要素とは異なり、
経営・事業をよりよくし、
将来に向けてより成果を手にするために、
経営・事業について議論するためです。

育てることそのものとは、
意味合いが違うことは、
お分かりいただけるでしょう。

経営者が後継者を育成することは、
難しいのです。

だから、後継者の育成には、
最初から第三者の力を借りた方が、
成果も効率も、育成の質もよくなります。

なんでも自分でやる限り、
小沢一郎氏の回顧記事内の、
オヤジ(田中角栄氏)と同じです。

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