こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
事業を承継する、
会社を継ぐ後継者は不安を抱えています。
どのような不安かというと、、、
この悩みが解消できれば、
経営者として後を継ぐことができる。
だから、、、
経営者としての覚悟が必要だ!
あるいは、
後継者の能力を高めるために学ぶ!
さらに、
会社の現状を把握することが必要だ!
として、やり方を教えます!
というコンサルタントや士業の方が、
少なくありません。
「バカいってんじゃないよぉ。
バカいってんじゃないよぉ」なのです。(笑
ちょっと考えてみてくださいね。
覚悟を決めても、不安はなくなりません。
覚悟を決めることで、
受け入れるべきことを無理やり決意し、
不安の対象から目をそらせただけです。
覚悟を決めることがダメ!
と言っているのではありません。
覚悟をすることも悪いことではありません。
しかし、、、
それではまったくのところ、
『たりない』と思うのです。
ちょっと考えてみてください。
人を成長させるには、
長所を伸ばすとか、
意欲を高めるとか、
褒めるとか、
最近はよく言われます。
多くの調査や実例でも、
強制するよりはこちらのほうが伸びる、
と考えられています。
それに対して、
「君は後継者だから覚悟しろ!」というのは、
この流れに逆行していると思いませんか?
能力を高めても、
これでは後継者の不安はなくなりません。
能力を高めれば、自信は増すと思います。
何とかできそうだ、
と思うことも増えるでしょう。
先ほどの不安を、
少しは軽くはできるでしょう。
しかし、一度、不安が膨らめば、
自信は直ぐにしぼんでしまいます。
テクニックを身につけたから「できる!」と思っても、
実際にやると惨憺たる結果でドカンと落ち込み、
なかなか復活できない経験は、
誰にでもあると思います。
今の会社の現状を把握すると、
不安が減るどころか、逆に不安は増すばかり、
という事のほうが多いでしょう。
後継者の不安を取り除くには、
全く別の観点が必要だと考えています。
ちょっと考えてみてくださいね。
あなたが好きなこと、ありますよね。
時間を忘れて熱中できること。
例えば、、、
小さいころのプラモデルづくりとか。
サッカーに没頭したこととか。
プラモデルを作るぞ!
サッカーをうまくなるぞ!
と覚悟を決めたからでしょうか?
プラモデルを作る技術を習得した。
サッカーのテクニックを習得した。
だから熱中したのでしょうか?
自分の工作技術をチェックして、
「こんなんじゃ、プラモ作れないじゃんか!」
と思ったから、プラモの作成に没頭したのでしょうか?
自分のサッカー技術が足りないから、
練習に没頭したのでしょうか?
ちょっと違うと思いませんか?
プラモデルを作るのが好きだから。
できたプラモデルが格好良くて好きだから。
サッカーをやっていて楽しいから。
実際には、このようなことで、
プラモデルづくりやサッカーに、
没頭したのではないでしょうか?
没頭するから、
プラモ作りの技術をもっと高めたい、
サッカーのテクニックをもっと身につけたい、
と思うのではありませんか。
プラモデル作りが好き。
サッカーが好き。
この時に、
プラモデル作りやサッカーに対して、
不安を持っているでしょうか?
不安があったとしても、
何とかしなきゃな!と思い、
行動するだけではないでしょうか?
不安で悩み、不安で心配になる、
ということではなく、
不安に挑戦するという姿勢だと思います。
不安に挑戦する気持ちなら、
お気づきだと思いますが、発想が逆です。
覚悟するとか、
能力を高めるとか、
会社や事業の現状を知る、
というテクニックや方法は大切です。
いらないなんて言いません。
しかし、
テクニックがあるから、
後継者の不安がなくなり経営できる、
何て話じゃないんです。
事業や会社の将来に、
後継者が魅力を感じ、実現したいと思う。
後継者の心の根底に、
一番必要なことだと思いますよ。