毎年くり返してしまう理由

公開日:2018/12/27

更新日:2019/05/17


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

段々と年末が近づいてきましたね。

まだまだ掃除できていないところも
あることはあるのですが、

一度に全部は無理だようなぁ、
とセーブ気味です。(笑

大掃除をしていると、
色々なことに改めて気づく、ということを
「成果を手にするために大切な観点」」
の中でお伝えしました。

今回はその続きです。

 

何度も何度も繰り返す

大掃除をすると、
なぜ同じこと何度も繰り返すのか、
という理由がわかってきます。

年末の大掃除だけでなんとか綺麗にしよう、
なんて虫の良いことを考えて掃除をするので、

たまった汚れを落とすことに、
とても苦労するのでした。

だから日頃から、
少しずつ綺麗にしておけば、

汚れが溜まらないから、
落とすことに苦労する、
なんてことにはならないわけです。

強力洗剤を用意して、
筋肉痛を起こしながら、
改めて時間をとって大掃除をやる、
なんてことも不要になります。

大掃除をするたびに、
このようなことは考えるのですが、

毎年、大掃除を繰り返し、
かなりの時間を割いて、
そして筋肉痛を招いています。

少しずつやっておけば!と気づくし、
少しずつやろう!と考えたのに、

なぜ、それができずに、
大掃除を毎年、毎年、
繰り返すことになるのでしょうか?

考えてみたことがあるでしょうか?

 

実は考えていない

お気づきかもしれませんが、、、

何かに気づいて、
そして「これからはこんな風にしよう!」
と考えた時に、

どうやってやるのか、
というところまで、
実は詳しくは考えていないからです。

例えば、今回の掃除の話だと、

日頃から綺麗にすれば大掃除はいらないよね、
と思ったならば、

日々のどのタイミングで
どこをどうやって綺麗にするのか、

ということを、
具体的にハッキリさせ、決めることです。

今までやってきていない。
だから、汚れがたまって、
大掃除をやる羽目になっているのです。

気持ちの上で、日頃から綺麗にしよう!
とどんなに思っても、
例え固く誓って宣言しても、

それだけでは、
今までやっていないのですから、
この先もやらずに済ませてしまいます。

 

決めるべきこと

考えてみれば、至極当然。
当たり前だと、気づくことだと思います。

例えば、

キッチン周りの汚れなら、
日々の食事の片付けの最後に、
どことどこをふき取るようにしよう、

のように、
具体的なやり方をハッキリさせて決めること
です。

こうすれば、
日頃から綺麗にしておこうと、
気づいただけでなく、

具体的な実際の行動を
することができます。

実際、大掃除の後に、
これからどうやって日頃から綺麗にするかを
明らかにしました。

そしてその事を、
やるようにしています。

そうすると、
汚れがつかなくなります。

あとは、やり続けることです。

 

次のための用意

ここまでは掃除でのお話。

同じことが、
事業、ビジネスにも当てはまります。

もう、すでにお気づきだと思いますが、

業務や施策を行った後に、
反省をするけれど、

同じことを
繰り返してしまっている理由が、
同じことだ、
ということがわかります。

この点が足りなかった。
この点を逃していた。

このように反省はします。

「今回逃したこの点を、
次回は注意しよう。」

多くの場合、
これで終わりです。

なので、次回も同じような点が足りず、
さして変わらない状況になります。

この点が足りなかった。
この点を逃していた。

それに気づいたら、
次はどうやって変えるのか、
その具体的なやり方を明らかにしましょう。

具体的に何をどうやれば、
足りなかった点、逃した点を
次の時には避けられるのか、

をハッキリさせましょう。

今までのやり方にその点を組み込み、
反映させておきましょう。

ということは、
記録として残しておくということです。

次回行う時に、
忘れることがないようにしておく
ということです。

そこまでやっておくから、
次にやる時に、
同じことを繰り返さなくなります。

もし、同じことを、
毎回、毎回、やっているなぁと感じたら、

次回はどうやるのか、
その点を具体的に考え、
やり方に組み込むようにしてくださいね。

無料レポート