自己イメージの誤りに気づいて成果を出す

公開日:2018/10/26

更新日:2019/03/06


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「できているのに、
なんでそんなことを言われるの!」
とあなたは思ったことがありませんか?

私にはあります。

「できてるのに、
またそれを言われるの!?」

「できているのに、
まだそれを指摘されるの!?」

とね。

この様になってしまう原因と、
対応方法をお伝えしますね。

自己イメージでは「できている」

学生時代。

ずっとずっと以前のことです。(笑

スキーにハマっていました。

まだ、スノボはない時代のことです。

冬になると、
合宿のスキースクールに、
一時期、通っていました。

そのスキースクールには、

競技選手を目指す方や、
スクール教師を目指す方が、
多く来るスクールです。

基礎の基礎から、
叩き込んでくれるんです。

行き始めたことのこと。

最初は、初級レベルに入って、
本当に基礎からチェックされ、
叩き込まれます。

スクールのコーチから
教えていただき、
実際に滑って直してもらいます。

私が指摘されたのは、

もっと足首、膝を曲げて、
スキーの板を押さえること。

下から見ているコーチから、
滑るたびに、

「もっと足首、膝を曲げて!前傾して!」
と言われるのです。

滑っている私は、
コーチの指摘を聴きながら、

「いや、もう曲げているし!
できているのに、
まだ曲げろっていうのか?」

とブツブツ思いながら
滑っていました。

足首、膝を曲げ、
前傾をしているので、
脛でスキーブーツを
イヤというほど押し付ける状態。

脛、弁慶の泣き所が、
とてもとても痛くなります。

それもあって、
「もうかなり曲げているし、
これ以上曲げろって言われても!
(冗談じゃない!)」
と思いながら滑っていました。

自己イメージと異なる

1日のレッスンが終わり、
入浴、食事が終わると、
夜はコース毎にミーティング。

このスクールは、
レッスン中の各人の滑る姿をビデオに撮影し、

夜のミーティングでは、
その画像を見ながら、
アドバイスしてくれます。

コーチや他の上手な人の滑る姿と、
自分の姿をビデオで見て、
私は、椅子から転げ落ちそうになりました。

足首、膝を曲げている!
と自分では思っていたのですが、

全然足りないということが、
ビデオでわかったからです。

コーチが、
もっと曲げろと言っている意味が、
その時わかりました。

どこまで曲げるのか、
どこに力を加えて、どうやって曲げるのか、
と言ったことを、コーチから教わりました。

翌日のレッスンでは、
教わったことを意識して、
前日よりさらに曲げて滑ると、

”なんということでしょう!”

昨日より、
うまく滑れるじゃないですか!

ターンもスムーズです。

コーチから、
もっと曲げろコールも、
なくなりました。

そして、
次のクールでは、
その上のレベルに上がり、
レッスンを受けることが出来ました。

「できているのに!」
と思っていたのは、
私の思い込み、勘違いでした。

コーチのアドバイスに、
「曲げているし」と
思っていた自分が、
恥ずかしくなりました。

自己イメージと現実には、
とんでもないほどの
ギャップがあります。

自分のことは、
贔屓目に見てしまうのが、
私たちなのですね。

事業でも同じことが、当てはまります。

自分では、できている。
やっている。

この様に思っても、
足りていない、十分ではない、
ズレている、ということがあります。

勝手に自分だけで、
できている、と思い込んでいることが、
少なくありません。

このことは、避けることが難しいです。

一所懸命に取り組んでいるので、
できていると思いたいものだからです。

十分できている、
ほんの少し足りないだけ、
と思いたいものだからです。

現実には、
足りていない、十分ではない、ズレていて、

そこを少し修正すれば、
一気に状況が変わるのに。

私のスキーの場合の様に、

自分のイメージを過信せず、
コーチのアドバイスを受け入れ、
足首と膝を曲げる方法を教わり、
それを実践することで、

滑りが変わってしまった様に。
上級レベルに進めた様に。

自己イメージのギャップを回避

スキースクールの様に、
ビデオがあれば良いでしょうが、

ビジネス、経営、事業では、
ビデオの様なものは、
残念ながら見当たりません。

できているとの思い込みから、
自分で脱出するのことは、
正直、かなり難しいです。

自分自身を
厳しく客観視することなので、
簡単にできることではないです。

失敗を繰り返し、
かなり時間と経験が必要でしょう。

それなので。

自分でなんとかするよりは、
客観的なアドバイスをもらい、
詳しく教えてもらう方が、

手っ取り早いですし、
簡単に成果につながります。

私のスキースクールで、
コーチからのアドバイスをもらった様に。

私のスキー体験は、
ずいぶん昔のことですが、
根本は変わっていませんから。(笑

 

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