事業における「価値」とは何か?

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営・事業に取り組む
社長、経営者のあなたは、

今年度の目標を年度の始めに掲げ、
その実現に向けた計画の実行を
社員に指示をすると思います。

前回は、この目標は、
そもそも事業の目的があった上で、

その目的を今年度は
ここまで実現するという
指標になっていることを
あなたと共有しました。

(動画再生時間:9分30秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

 

目的と目標は強く関係している
ということです。

目標を見ると、
目的が想像できる、
思い起こすことができる、
という関係が必要なのです。

では、事業の目的は何かですが、
この点についても前回、

事業の目的とは、

事業を通じてお客様に
「価値」を提供すること
という点をあなたと共有しました。

今回はこの続き。
事業の価値についてです。

 

あったとしても不充分

事業目的は、
お客様に「価値」を提供することです。

ではここで質問です。

あなたの事業を通じて
お客様に提供する「価値」は
一体何でしょうか?

会社がどうなる、
大きくなるとか、
売上何億円とかではなく、
お客様が手にする価値は何なのか、
です。

これに答えられるでしょうか?

いかがでしょうか?

「改めて尋ねられると、
よくわからない」ですとか、

「そこまでは考えてこなかった」
の様な意見があることでしょう。

あなたの事業を通じて、
お客様に提供する「価値」、
すなわち、事業の目的が、

はっきりしていない場合が
少なくありません。

あるいは、
会社の経営理念に掲げているから
大丈夫、という方も、
中にはいらっしゃるかもしれません。

少し衝撃的なことを言います。

理念に掲げてあるなどの場合でも、
事業における「価値」、
事業の目的としては十分ではない、
ということが本当に少なくありません。

 

価値とは?

そもそもですが、
「価値」とは何でしょうか?

辞書やネットで調べると、
一般的な意味は

その事物がどのくらい
役に立つかの度合い。値打ち。

あるいは、
経済学的には、商品が持つ
交換価値の本質とされるもの
と示されています。

どのくらい役立つか?ですとか、
交換価値の本質と言われても、

なにかわかるような、
わからないような話だ
と思いませんか?

少なくとも、
この定義をそのままビジネス、
事業、経営に持ち込んでも、

なんかピンとこないのでは
ないでしょうか?

そこで、ビジネスにおける価値
を調べます。

いろいろ理屈が
展開されていますが、

ビジネス、経営、事業において、
価値をどのように考えるのか、

その人個人の理屈ではなく、
”あなたの経営・事業”に活用できる
明確な「価値」の定義は、
見当たりません。

事業を通じて提供する「価値」、
事業における「価値」とは
このようなことだ。

だからこのようにすれば
導き出すことができる、
という内容は、

実際のところ
どこにもありませんでした。

もしあなたが、
明確に定義をしているものを
ご存知でしたら、
ぜひ、教えてくださね。

今回は、
誰にでも理解できて活用できる、

事業を通じて提供する「価値」、
事業における「価値」とは
このようなことだ
という点をお伝えします。

事業における今回の「価値」
の内容がわかれば、
自ずと導き出し方もわかります。

 

解決したい!

お客様は、
なぜあなたの商品・サービスを
購入されるのでしょうか?

安いからですか?

それもあるかもしれません。

しかし、根本は何かというと、
ご自身の抱える問題や課題を
解決するためには、

あなたの商品・サービスが
有効だと判断されるからです。

あなたの商品・サービスに
興味関心を持つ方は、

何かしらの問題、
課題を抱えている方、

そしてそれを解決したい
との考えに至る方です。

ただし。

お客様が抱えている問題、課題が
顕在化しているのか、
それとも潜在的なのか、
それはわかりません。

それはわかりませんが、
問題、課題を抱えている、
問題、課題があると気づく方、
気づいた方です。

顕在化しているのか、
潜在的なのかは別にしても、

何かしらの問題、
課題を抱えている、

その問題、課題を解決したい
と考えている状態に、
お客様はいらっしゃるわけです。

 

解決すること

あなたが事業を通じて
お客様が抱える問題、課題を
解決できるとしたら、
どうなるでしょうか?

お客様が抱える問題・課題が
解決することに
お客様は、価値を感じるでしょうか?

いかがですか?

答えはもうお分かりですね。

お客様ご自身が抱える
問題、課題が解決するならば、
そこにお客様は当然
「価値」を感じるでしょう。

ということは。

事業における「価値」とは、
お客様が抱える問題、課題が
解決した状態、解消した状態を
お客様にもたらすこと、です。

これが事業における「価値」です。

重要なことなので、
もう一度言います。

事業における「価値」とは、

お客様が抱える問題、課題が
解決した状態、解消した状態を
お客様にもたらすこと、です。

この観点で考えた時、
あなたが今あると考えている

あなたの事業の目的、
事業の提供する「価値」は、
この定義に合致しているでしょうか?

もし、合致していると
確信を持てるならば、
その中身は素晴らしいと思います。

もしちょっと心配、
疑問があるというならば、
もう一度、原点に帰って、

お客様の問題、課題を解消する
という視点で、
あなたの事業の「価値」を
考えてみてください。

 

今回は、事業の目的に相当する、
事業がお客様に提供する「価値」
について、

その中身、内容を
明らかにしました。

とはいえ、事業における「価値」
を考えるときに重要な点が、
もう一つあるので、

次回はその点を明らかにし、
あなたと共有したいと思います。

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