事業の成果を得るために足りない3つの観点

公開日:2019/02/05

更新日:2019/05/24


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

一所懸命にやっているのに、
事業の成果がなかなか出ない。

その原因の一つは、
成果を出すために根本となる観点が、
十分足りていないからです。

今回は、事業で成果を出すために
必要となる3つの観点についてお伝えします。

 

結果を生み出す観点とは

知人が演奏をしている
弦楽アンサンブルのコンサートに、
日曜日、行ってきました。

指揮者が登場。

壇上に上がり演奏者に向き合い、
手を挙げ、一拍おいた時に、

フッと、息を吸ったような、
静寂の時間が流れます。

この一瞬で、
多数の演奏者の息が合い、
次の瞬間に音が奏でられ、演奏が始まります。

美しく、深みのある音色。

バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス。

それぞれの弦の音が
混じり合っていきます。

このアンサンブルは、
すでに40年活動をしているアマチュアですが、

その演奏は高く評価され、
プロの著名な指揮者、演奏家と共演するとか、

日本初演の曲を、
プロに先立って、
指揮者が演奏を確認する、

なんてこともある
セミプロ・レベルの楽団。

設立時からのメンバーが、
もちろん弾いていますが、

若い、新しいメンバーも
増えてきています。

そんな中で、
演奏と表現のレベルを維持し、
毎回、異なる楽曲を仕上げてきます。

練習を何回もしているから当然、
ということもできますが、

公演日と曲が決まり、
集まって練習すれば、
良い演奏ができる様になる、
というわけにはいきません。

1st、2ndの各バイオリン、
ビオラ、チェロ、コントラバス、

それぞれの楽譜が必要です。

楽曲に必要なそれぞれの演奏者を
編成する必要があります。

楽譜を渡して、練習したからといって
高いレベルになるのかというと、
足りないでしょう。

指揮者の曲への解釈、
演奏家の理解、
団体として目指す音への意識、

こういったものがあり、
練習を積み重ねるから、
素晴らしい演奏会という成果を
手にすることができます。

楽譜があって、演奏家の技量が良くて、
指揮者の能力があっても、
それだけでバラバラのままでは、
素晴らしい演奏は難しいわけです。

実際に先月は、
設立したてのオーケストラの、
初回公演を聞く機会がありました。

プロの演奏家が何人も入り、
その他は演奏技量の高いアマチュアからなる
オーケストラです。

設立したばかり、
ということはありますが、

そこから作り出される音は、
まだ荒削りですし、

今回のアンサンブルのような、
心にしみてくる、
情景が浮かぶような演奏には及ばなかったです。

 

事業における不明確な役割

技量だけでは、
なんともならない世界
があります。

事業やビジネスは、
オーケストラやアンサンブルの演奏、

リーダーや社長は指揮者
に例えられることがあります。

事業やビジネスで、
成果、結果を得ようとするなら、

技量がある、という人たち、
を揃えても足りません。

アンサンブルなら、
バイオリン、ビオラ、チェロ、
コントラバスと、
明確にパートの区別ができますが、

事業、ビジネスの場合、
営業だ、マーケティングだ、
経理だと組織はあっても、

仕事内容が明確に、
分けられ定義されているわけ
ではありません。

組織はありますが、
仕事の範囲や境界は曖昧です。

職務分掌規定を見ても、
営業全般とかマーケティングを担当などと、
どうにもならない表現ばかりですから。

同じバイオリンでも、
楽譜があれば1st、2ndで奏でる音が違うこと、
曲の中での役割の違いがわかります。

事業、ビジネスでは、
事業、業務のプロセスが、
この楽譜に当たるでしょう。

ほとんどの場合、
業務のプロセスがはっきりと、
規定されていることはありません。

ということは、楽譜がない状態で、
演奏を行なっているということです。

 

経営者と社員で共有しているか?

ちょっと考えてみてください。

何をどの順序でどうやることで、
営業ができるのでしょうか。

同じように、
マーケティングは?
経理はどうでしょうか?

それぞれの関係の中で、
何をどの順序で、誰がどうやるのか、
ということは明示されていません。

今までの慣習と書類から、
何をどうやるか、
担当者が勝手に決めて、
それをやっているだけです。

さらに、曲の演奏では、
指揮者や演奏家の曲への理解、
演奏への考えがあって、
それが統一されていました。

事業、ビジネスの場合は、
どうでしょうか?

売上をあげたい。
利益を上げたい。
もっとお客様を増やしたい。

そのような思いはあっても、
それをどのように実現するのか、
どのような形で作り上げるのか、

という考えがあるでしょうか?

指揮者である経営者と、
演奏者である社員が、
その考えを共用しているのか?

となるとかなり疑問だと思います。

期初に年度目標を伝えている。
予算を作る時に知らせている。

そんな言葉が返ってきそうですが、
重要なことは、

経営者側が
伝えていることではなく、
社員と共通の認識になっている
ことです。

伝えているからといって、
伝わってはいないからです。

伝えていることではなく、
伝わり、しかも、
認識が共通になっていることです。

 

事業の成果をもたらす3つの観点

事業を行う上で重要になる次の3つの点

  1. 事業として実現する内容、意図(演奏する曲と曲への理解や表現への考え)
  2. 役割と分担(組織と考えることもできます。楽器編成)
  3. 業務の詳細なプロセス(演奏における楽譜)

をこの順番で整える必要があります。

業務のプロセスは、
今の状況でも整理することはできます。
今より、うまく連携して業務が進む様には、
少なからずなるでしょう。

ただし、その業務の中身が、
事業が実現するものとして過不足ないのか、
という点はわからないままです。

今のままで整理をすると、
もっとよりよい成果を得られるのに、
その機会を逃してしまうかもしれません。

次に、事業の内容を実現するために、
どの様な役割が必要で、
どの様に事業の内容を分担するのか
を明らかにします。

ここまでくると、
事業を行うための姿、形が、
ハッキリしてくるでしょう。

これをもとに、実際に、
どの役割の人が、
どの様に業務を進めるのか、
を整理することで、

事業を動かすことができる様になります。
過不足なく、事業の内容を、
実現することができる様になります。

この3つの観点、
特に1項事業として実現する内容、意図
を明らかにする根本になるものが、
「事業が提供する価値」に当たります。

その価値を実現する「事業構造」
を明らかにすると、
2項役割と分担を明確にすることができます。

事業の価値と事業構造を明らかにし、
実現する具体的な方法を提供する
考え方と具体的な方法、やり方を
事業構築メソッド」として提供しています。

このメソッドに取り組むと、
事業の意味、実現する内容を社員が理解して、
自分から意欲的に取り組むようになります。

組織が機能・協力して
業務に取り組むようになります。

売上が伸び、
事業の成長が継続する様になります。

 

「事業構築メソッド」は難しくなく、
事業の本質に関わる点を検討するので、
短期間に売上増や社員のやる気を引き出すことにも
つながる方法です。

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