社員は商売をわかっちゃいない。

公開日:2016/02/03

更新日:2019/04/05


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員の方といろいろな話をしていて思うこと。
それは、
「社員の方が商売を全く判っていない」
ということです。

次の質問。
ちょっと考えてみてください。

あなたの会社の社員で、

自分のお金を払って仕入れたものを、
実際にお客様に売ってみたことのある社員

は、どれほどいるでしょうか?

ほとんどの社員は、
実際にものを仕入れ、モノを売った経験がありません。

「うちはお店やってるから、
実際に社員が商品を売っているから、
当てはまらないよ」
という経営者の方も多いでしょう。

しかし、、、

商品を実際に店などで売っている会社の社員でも、
実際にモノを売ったことがありません。

何を言っているのでしょうか?

自腹を切って、
 自分のお金を使って仕入れたモノを
 全くの第三者に売る

これが商売です。
社員には、この経験がありません。

店で扱う商品は、自腹を切っているわけではありません。
会社の、お店のお金で仕入れたモノです。

フリーマーケットでも、
ヤフオクでも、アマゾンマーケットプレイスでもいいので、
実際に、自分が支払って手に入れたモノを、
全くの第三者に売ってみる。

この経験がビジネスをやる際には必要だと思います。

なぜなら、、、

そう簡単に、ものは売れないからです。
自分の思った価格では、だれも振り向いてくれないからです。
商品があっても、だれも見向きもしないからです。
競合が溢れるほどいる場合もあります。

ヤフオクやマーケットプレイスを使うと、
売れても、直ぐに現金が手にはいるとは限りません。
売れた額が全部手にはいるとは限りません。
仕組みの仲介者からの毎回の支払いに、
上限があることもあります。

実際に自腹で仕入れて販売を行うと、
モノを売ることの大変さが身に浸みて判ります

さらに、、、

このように全くの第三者にモノを売ることで、
もし自分の生計を立てることを考えたら、
商売の難しさ、大変さがよっく判るはずです。

「商売って、簡単じゃない。
よく考え、工夫が必要だ。」

学ぶことがいっぱいあることがわかります。
いろいろなことを良く考える必要がわかります。
いろいろ試してみることの重要性が判ります。
いろいろ工夫しないといけないことがわかります。

学び、試していかないと、商売はうまくいかないし、
そのために会社が大変になることがわかります。

ところが、モノを売った経験がないので、

教えられることしか学ばない。
いや、それすら学ぼうとしない。

言われなければやらない。いや、言われてもやらない。

工夫をちっともしない。
売るために考えない。
直ぐ、人の責任にする。
やる気も湧かない。

技術や理論を教える前に、
実際に商売をさせること、
モノを売ることを体験すること。

これが必要だと思いますよ。

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