部課長が実行できるには。頭でわかっても実践できない!

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

より多くの社員のやる気を引き出すために、
どの様に対応するのかについて、
3回に渡りあなたと共有しています。

今回は第3回目です。

(動画再生時間:12分53秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

社長、経営者のあなたが
社員のやる気を引き出す行動をしても、

やる気が引き出されなかった社員、
関わりたくないと考える社員について、

どのように対応するのか、
2回に渡り、その内容をお伝えしました。

参照:「やる気」につながる社員への対応
参照動画(下の画像をクリック)

参照:社員の仕事にハッキリ優先順位づけ
参照動画(下の画像をクリック)

社長、経営者のあなたが
全社員一人ひとりに対して、
あなたと2回に渡り共有した内容を
行うことも可能でしょうが、

容易ではないでしょうし、
かなりの時間を要するでしょう。

部門や部署があるでしょうから、
組織の役職者、
部長、課長などに、
社員との対応をやって欲しい
と考えることが普通です。

役職者が自分の部下に対して
社員への対応を
実践するためにどうするのか、
という点について
今回、あなたと共有をします。

役職者に体験させる

関わらない様にする社員には、
前回までにお伝えした内容を行うわけですが、

その時の、上司の対応する内容が
とても重要です。

上司というと課長、部長などの
役職者に当たります。

この役職者に、

「部下の社員への対応の中身が大事だ。
この様に対応するんだ」
と、どれほどの口で言って聞かせても、
ほとんどの場合わからないものです。

頭で理屈はわかったとしても、
実際に行うことはできません。

なぜなら。

役職者自身が体験していないから、
単艦していないからです。

実際に社員に対して行えなければ、
役職者に部下の社員に
対応させる意味がありません。

このことを避けるために、
役職者に実際に、
どの様に社員と接するのかを
体験させることが必要です。

役職者に体験させるためには、
社長、経営者のあなたが、
実際に役職者を相手に

どの様な対応を行うのかを
やってみせることです。

その体験から役職者に学ばせ、
その中身を部下の社員に対して
実践させることです。

 

体験だけではできない

まず、役職者を相手に、
社長、経営者のあなたが、
前回までにお伝えした対応の内容を行います。

今の業務の内容を聴き、
それぞれの業務の作業量を把握し、
新たな仕事を優先順位づけをして割り当てること

この内容を、
役職者を相手にして体験させます。

体験させた後に、
「体験してみてわかったでしょう。

あとは、今回やった内容を、
自分の部下の社員に対して
実際に行ってください」と言って
やらせようと多くの場合はします。

しかし。

体験した役職者が、
部下の社員に対して、
意図がわかった対応ができるか、
と言うと、まずできないです。

体験しただけでは、
漠然としかわからないからです。

漠然としかわからないので、
具体的なやり方がわかりません。

だから、結局、できない事と
何も変わらないからです。

 

内容を考えさせる

体験したのちに、
やらなければならないことがあります。

それは。

どの様に相手に接することが必要なのか、
体験した役職者に整理をさせ、
説明をさせてください。

充分に理解できていないところがあったら、
その時あなたがどの様な対応をしたのか、
その場面を相手に思い出させてください。

「その時、私はあなたになんと言った?」
と質問をしてください。

適切な対応にたどり着いたら、
なぜその様な対応をしているのか、
その点を考えさせ、
発表させてください。

具体的なやり方について、
役職者に考えさせます。

どの様な対応をするのか。
なぜその様な対応をするのか。

この点を、役職者に考えさせ、
適切な対応を自分で整理させます。

その上で、
部下の社員とどの様に話をし、
対応するのかを、

全体について考えさせ、
整理させ、説明させてください。

そこまでやってから、
考え、整理した内容で、
役職者に部下と対応をする様に
依頼をすることができます。

 

実践後に決定・実施

ここまでで終わりではありません。

役職者と部下の社員との間で
実施された内容とその結果を
役職者に報告させます。

それぞれの役職者からの報告を元に、

継続する業務を行うための資源の確認、
本来行うべき部門に業務を割り振り直し、
終息させる業務の計画作成と実施、
やめる業務による影響把握と業務の停止

を行います。

役職者と社員が話し合いを行ったこと、
その内容を元に整理した内容、
今後行う内容を社内に公開します。

実際に行動をします。

停止する業務については、
実際に停止することを
役職者、社員に明確に伝えることが必要です。

実際に、該当する作業は、
停止させます。

この様に対応することで、
社員の考えと業務への取り組みが、
事業の目的、将来像の実現に
沿う様になります。

どの様な考えで経営、事業を行うのか、
という点が、社内、社員に
見える様になります。

ボンヤリの部分はありますが、
今までよりははるかに
ハッキリと見えるようになります。

やる気を引き出された社員からの影響に、
より反応しやすい状況が
社員の中にできていきます。

右も左もわからずに、
指示をされたから
仕事をやっている冷めた状態から、

社員一人ひとりの業務について、
会社、事業、上司が考えて
取り組んでいることが
わかる様になるので、

やる気を持ち、
事業の目的、将来の姿を
実現する活動が行われた時に、

影響を受け易い状態が、
関わらないでおこうと思っていた、
やる気が引き出されなかった社員の中に、
組み込まれる様になっていきます。

 

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