社員の仕事にハッキリ優先順位づけ

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

より多くの社員のやる気を引き出すために、
どの様に対応するのかについて、
3回に渡りあなたと共有しています。

今回は、3回のうちの第2回です。

(動画再生時間:8分51秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

前回は、
社長、経営者のあなたが
社員のやる気を引き出す行動をしても、

やる気が引き出されなかった社員、
関わりたくないと考える社員について、
どのように対応するのか、
という点をあなたと共有しました。

やる気が引き出されなかったから、
関わりたくないと考えているから、
だから放っておく、
ということではなく、

お伝えしたような対応をした方が
これから先、
やる気が引き出されやすくなる
その可能性が高くなります。

参照:「やる気」につながる社員への対応
参照動画(下の画像をクリック)

 【前回以前の関連する参照内容】
参照:社員のやる気が無い状態とは?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:社長、経営者が望む社員のやる気とは?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:社員のやる気を引き出すポイント
参考動画(下の画像をクリック)

参照:全社員のやる気が引き出せる?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:やる気のある社員は自社にいるのだろうか?
参考動画(あるいは画像をクリック)

参照:本当に「やる気」を引き出すならば
参考動画(あるいは画像をクリック)

新たな仕事は後回し

社員の今の仕事を仕分ける中で、
新たにやって欲しい仕事、

あるいは、
本来取り組んで欲しい仕事に
上司が気づくことがあるでしょう。

その時にどのようにするのかです。

多くの場合、
「この仕事をやって欲しい」
「この仕事は本来、
やってもらわなければならない」
の様に社員に言うことでしょう。

これはこれで悪くはないのですが、
多くの場合、
この新しい仕事は、
あまり実行されることはありません。

どちらかというと、
後回しにされます。

なぜ後回しになるでしょうか?

 

社員は手一杯

後回しになる理由は、
その新しい仕事に取り組むだけの
余力が社員側にないからです。

仕事を割り当てても、
今抱えている仕事で手一杯です。

当然、今抱えている仕事を優先し、
新たな仕事は後回しになります。

前回お伝えした様に、
確かに今現在、社員が抱える
仕事の仕分けを行い、
a,b,cの3つに区分したとしましょう。

その中で、
b)本来やるべき人に振り分ける業務
c)終結させる、やめる業務
のための作業量がかなり多く、

この2区分の仕事を取り除くと、
新しい仕事に取り組むことができると、
相手の社員が明確に分かる
ならば話は早いでしょう。

「この仕事をやって欲しいのだけれど、
どうですか?やれますか?」
とでも尋ねれば、

「できます。やります。やれます。」
などの好ましい返答を
得ることができるでしょう。

しかし、その様なことは
多くはありません。稀なことです。

ではどうするのでしょうか?

 

優先順位をつける

時間的にも能力的にも、
余裕がある状態でなければ、

社員に新たな仕事を
割り当てたとしても、
社員が取り組むことありません。

新たな仕事に取り組めるだけの
時間的、能力的な余裕を
社員に作り出すことが必要です。

それには、
社員が抱えている今の仕事と
新しく割り当てる仕事との
優先度を明らかにして、

新しい仕事に対する
時間的、能力的な余裕を
社員に作り出します。

例えば、
「新しい仕事に先に取り組んで下さい。

今あなたが行なっている◯◯の仕事は、
新しい仕事が終わってから
とりかかって下さい」の様に
ハッキリと優先順位づけをします。

 

社員に任せない

新しい仕事を割り当てるだけで、
今の仕事との優先順位づけを
社員に任せてはいけません。

仕事の優先度を
上司が明らかにして、
今の仕事と新しい仕事の
優先順位づけをします。

社員に新しい仕事を割り当てる時には、
必ず、上司が仕事の優先順位をつけて、
それを社員に伝え、
その優先順位に沿った
仕事の取り組みをさせます。

単に仕事を割り当てて、
社員にやりくりを任せてはダメです。

多くの場合、
社員にやりくりを任せるので、
うまく行きません。

仕事の優先順位づけ、
取り組むやりくりを社員に任せると、
当然、今やっている仕事を
優先させます。

すでにやっているから、
途中で止めることが嫌だからです。

途中で止めると、
上司から後々、注意されるから
嫌だなと思っているからです。

新しいことはやり慣れていないので、
新たに取り組むことは
手間がかかるだろうし、
面倒くさいからです。

すでに取り組んでいて、
やっていることを続ける方が、
やり慣れているし、楽だからです。

これを回避しない限り、
新たに割り当てた仕事が、
今までやってきた仕事に比べて、
後回しになることが避けられません。

社員が新たな仕事に取り組める様に、
上司がハッキリと、
優先順位づけをして、
仕事を割り振り直してください。

 

今回は、
新しい仕事を割り当てるならば、

新しい仕事に取り組むために、
今の仕事との優先順位づけを
上司が明確にする点をお伝えしました。

前回と今回の内容を、
実際に社員に対して
行う必要があります。

社長、経営者のあなたが
全社員一人ひとりに対して、

今の業務の内容を聴き、
それぞれの業務の作業量を把握し、
新たな仕事を優先順位づけをして
割り当てることができるでしょうか?

多くの場合、
全社員を相手にすることは、
容易ではないでしょう。

実践したとしても、
かなりの時間を要することでしょう。

部門や部署があるでしょうから、
組織の役職者、部長、課長などに、
社員との対応をやって欲しい
と考えることが普通です。

次回は、社員への対応を
役職者が自分の部下の社員に対して
実践するためにどうするのか、
という点についてあなたと共有をします。

無料レポート