これを実行する人まずいないです!解決策が効果的に働かない原因(6)

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業の運営、業務の中で生じる
好ましくない事象。
取り除きたい事象。

この様なことを問題、課題ととらえて、
そこに対して成果の出る解決策、
問題、課題が解消する解決策を講じるためには
どうしたらよいのかという観点で、

ここずっと何回かに渡り、
あなたと共有してきました。

今まで5つのポイントについて
お伝えしましたが、
今日は6番目のポイントについて
あなたと共有したいと思います。

解決策を実施したけれど

今回あなたと共有する
成果につなげる解決策を見出す
6番目のポイントは、次の点です。

解決策を実際にあなたが作り、
その好ましくない事象や
業務等々に携わっている
社員、従業員、パート、アルバイトの
解決策に対する意見を聴き、

改良して作り上げた解決策を
実際に現場に導入をします。

導入をすると現場の人がやってくれる
という状況になります。

多くの場合、
前回お伝えした5番目のポイントで
解決策に対する現場の人の意見を聞いているし、

彼らも納得しているという状況になると
なおさら作った解決策を現場に行ってもらい、
「以上、終了」ということが少なくありません。

その結果、いろいろな問題を
また生み出してしまう
ということが生じています。

このようなことを避けるために
何をするか?ということが6番目のポイントです。

あなた自身で!

勘が良いあなたならば
もうお気づきかと思いますが、

6番目のポイントは、
実際に導入した解決策、
それを考えたあなた自身が体験をする、やる
ということです。

解決策を作って
前回の5番目のポイントで
お伝えをしたように、

それを現場の社員に説明し、
現場の社員の意見を取り入れて、
作り直したり手を入れ直したりして
作り上げた解決策があるわけですが、

これは、あなた自身も、
それを聞いている現場、

あるいは、それに対して
意見を言った現場の人も

「それでできるはずだ」
と思っていますので、
これを実際に導入をする、
やるようにするわけです。

しかしやってみると
また問題が出ることが
実際にあるわけです。

それはまた、
社員に意見を聴けば良い、
ということもありますが、

それより前に、
まずその解決策を
作り上げたあなた自身が

現場に導入した時に
社員と一緒にやることです。

4番目でお伝えしたポイントと同じように、
実際に導入したそのやり方、解決方法を
あなた自身が実際に行ってみて
体験をすることが必要です。

変えれば良い

体験をしてみると、
自分が考えていたことと異なる
ということが生じてきたり、

実際やってみると、
現場の社員の方達と
一緒にやるわけですから

そこの中で
「あれ?当初の想定と違うよね、これ」
というような事が
現場の社員との会話の中で
出てくる可能性も極めて高いです。

出てきたこの不具合な部分、
「ちょっと違ってたよね」とか

「この部分はどうだったのだろう」
という様な部分を
改良していけば良いわけです。

往々にして、
解決策を一回導入してしまうと、
この改良ということをほぼやりません。

それなので”うまくいかない”
ということが生じてしまうわけです。

ですから、あなた自身が
実際にそれをやることにより
あなた自身が体験して、

「あれ?これ、思っていたのとなんか違うよねっ」
という風に感じることもあるでしょう。

先程お伝えしたように、
その事象、業務に携わっている社員、
従業員、パート、アルバイトの人と
一緒にやることによって、

その中で
「あれ?これってやりにくいよね」ですとか
「ここはこの様に変えたほうが
 もっとやりやすいんじゃないの?」
と言うようなことも、

あなた自身がすぐに直接
手に入れることができます。

手に入れたものは考え直し、
改良をすれば良いわけです。

注意点は同じ

そして、この”体験する”時には
4番目のポイントの時と同じように、
解決策のやり方、考え方、
方法といったものを

一通り一回やり、
あるいは二回やり、
「上手く行ったよね」ということでは
好ましくないということです。

やはり長い時間、
例えば少なくとも
半日ですとか丸1日に渡り
その業務、あるいは事象の内容を

社員の方、従業員、パート、
アルバイトの人たちと
一緒になってやることが必要になります。

そしてやはり
4番目のポイントと同じように

今日1日、例えば
”今日は月曜日で
 私ちょっと時間があるから
 月曜日やってみようかな」と
半日、あるいは1日やってみる
というだけではなく、

例えば、一週間、行ってみるとか
繁忙期と閑散期の所で二週間ずつやってみるとか、
というようなことをやる必要があります。

これは前回の4番目のポイントで
お話ししたように

その時間帯、あるいは
時期等々の状況によって

業務の山や谷が大きく異なってくる
ということがあるからです。

この業務の山や谷、
業務が集中する時間帯、
暇になる時間帯によって、

解決策がうまく機能する
ということもあれば、

逆に機能しない、
簡単に言うと
機能しないというよりは
時間で業務上暇になってしまい、
作業効率が実は落ちている

というようなことが
生じるケースもあるわけです。

ですから、長い時間
続けてやることによって
「こんな風になるんだ」
ということを知ることも必要ですし、

同時にある期間、
月の初めとか月末ですとか、
閑散期、繁忙期といった様な中の
ある一定の長い期間をやることにより、

「この場合はうまくいく」ですとか
「こうなるとやはり
 まだうまくいかない部分がある」とか、

逆にこの部分は
「ここまでやる必要がないのではないか」
と言う様なことがわかります。

そして分かったことは
改良をしていけば良いわけですから、

そういった意味で
長い時間、あるいは長期間にわたり
解決策をあなた自身が
その事象、業務に携わる
社員、従業員、パート、アルバイトの方達と

一緒になって体験することが
重要になります。


前回までのポイントを
今回の中身を含め、整理をすると
6ポイントになります。

今回はこの6番目のポイント、
問題、課題の解決策を
実際にあなた自身が体験をすること。

それも長時間に渡り行う、
あるいは、長い期間、
月初の一週間とか月末の一週間とか、
あるいは繁忙期の一ヶ月など
という形でやってみることが
とても重要だということです。

無料レポート