より良い成果・結果につながる学び方:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「勉強会に参加しませんか?
 考えておいてくださいよ」
と知人からお誘いがありました。

今、月1回の講座を受講しています。

その講座を一緒に受けている
知人からのお誘いです。


同じ月1回の講座を受講している
知人の知人のAさんが、
この勉強会の言い出しっぺだそうです。

ある外国の方の本を読んだAさん。

その内容に感銘し、
その方の日本での講演にも参加。

「今受講している月1回の講座の内容に
 とても近いことばかりだった。

 そこで、
 この外国の方の書籍を元に、
 勉強会をすることにした」とのことです。

私の知人のお誘いは、
この勉強会に参加しませんか、
というものでした。

もしあなたが私の立場だったら、
勉強会への参加に、
どのような返事をするでしょうか?

今回は成果・結果につながる学び方について
あなたと共有をしたいと思います。

矛盾が生じる

以前の私ならば、
勉強会のお誘いがあった時、
「参加します」と
直ぐに返事をしたでしょう。

今の講座の内容以上のことが、
もしかしたら聞けるかも、
と考えたからです。

しかし今回、
お誘いはお断りする
と決めています。

今出席している講座と、
その外国人の方が唱える内容が、
とても近い内容であっても、
全く同じではないからです。

とても近い内容であっても、
違うことが出てこない、
とは言い切れません。

もし違うことが出てきた時、
どうするのだろうと思うからです。

今受講している講座の内容を選ぶならば、
なんで他の書籍で勉強するのか
ということになります。

書籍の内容を選ぶならば、
なぜ講座に出て学ぶのか
ということになります。

違いが生じた瞬間に、
どちらかを選択することになり、

なぜ他方をやり続けるのか
という部分で矛盾が生じるからです。

ズレた考え

”そんな固いことを言わなくても”
という意見はあるでしょう。

それはわかります。

単に知識としてあれば良い、
ということならば、
そうなのでしょう。

しかしですよ。

実際に使いたいとなると、
矛盾を解消する必要があります。

矛盾することをどちらも実際に使う
というわけには行かないからです。

良いとこどり、なんて
都合の良いことはないからです。

矛盾を抱えて悩むならば、
最初からそれは
回避した方が良いでしょ。

それにですよ。

詳しく学ぶための勉強会ならば、

受講している講座の教材を使って
読み深めれば良いでしょう。

新たに教材として別の方が書いた書籍を
持ち込む必要を感じません。

ちょっときつい表現ですが、

他の書籍を用いた勉強会そのものが、
ズレた考え方だと思います。

身につけるには

私たちは、
色々なことを知りたい、
学びたいと考えます。

あることを勉強、学びながらも、
同じ分野の他の書籍を読むとか、
ネットで調べるとか、

似ていることを教える
別の講座や講義を受講します。

知識を得るだけなら、
それで良いのかもしれません。

しかし、実践する、
実践して身につける、
ということを考えた時、

本当にそれで良いのか、
というとどうでしょうか?

知識としてならば、
この考え方もあれば、
あの様な考え方もある、
ということで、

多くの関連する内容を
引っ張り出せる方が良いかもしれません。

しかし。

実践することを考えると、
学んだあれもやって、
調べたこれもやって、
というわけには行きません。

一度にあれもこれもやる、
というわけにはいかないからです。

実践するときには、
実行することを一つに絞り込み、
そのことの実現のために
取り組む必要があります。

身につけるには、
学んだことを実際に行い、
それをなん度も繰り返す必要があります。

そうしないと、
身につかないものです。

頭で考えたから実践できる
というものではありません。

知っているから実践できて、
成果結果が出る、
というものでもありません。

知っているから、
勉強しているから、
その中身が身についた、
実践して成果・結果がでる様に
なるわけでもありません。

身に付けたいならば、
一つのことに集中して学び、
学んだ内容を具体的に実践し、
結果から改善しながら、
なんども繰り返し実践することです。

たとえ近しい内容であっても、
あれもこれもと学ぶより、
集中して一つのことを学ぶ方が、

結局、早く身につくし、
実践できる様になるし、
その結果、早くに成果につなが様になるでしょう。

事業や経営に関する
学習、勉強でも同じです。

知識を得たいだけならば、
あの本を読み、
似ている内容のこの本を読み、

あのセミナーを受講し、
似た内容の講座を受講する、
でも良いかもしれません。

実践して身に付けたい、
結果につなげたいと考えるならば、

学ぶ対象を一つに決めて学び、
学んだ内容を集中して実践する取り組み方が、
成果・結果に早く近づくものです。

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