経営・事業の問題を本当に解決するには(1):社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営・事業に携わっていると
日々、いろいろな問題が発生します。

この問題を解決するためには、
よくある「問題解決」はしない
ということを前回、
あなたと共有しました。

この問題を解決する、
という観点、思考で対応すると
「部分最適」をもたらすだけでした。

「部分最適」をするので、
問題が一向に解決せず、
新たな問題を引き起こすのでした。

【今回の内容の動画】(動画再生時間:12分13秒)

「部分最適」から脱っし、
「全体最適」を導き出すためには、

より良くするために
何をすれば良いのか
という観点、思考で

発生している問題を含めて
対応することが必要でした。

この「全体最適」の観点、
思考をするために、
ポイントが2つあるので、
今回から2回にわたり、
この点をあなたと共有します。

 

毎度バラバラな考え

発生している問題の事象そのものに
焦点を当てるのではなく、

事業・業務をより良くするために
何をどうする必要があるのか、
そのときに発生している問題の事象は、
支障、影響があるのか?

あるとしたら、
どの程度マイナスなのか?
という観点で対応するのでした。

詳しくは前回の、
「問題解決」するから上手くいかない!?:社長の経営講座
をご覧ください。
動画は以下の画像をクリック(11分57秒:テロップ有り)

この観点、思考で
問題事象に対応することは、
頭ではわかったとしても
実践することは簡単ではないでしょう。

なぜなら。

「事業・経営をより良くする」という
この観点で事象を見ることが
容易ではないからです。

今のあなたの経営、事業について、
「より良くする」と考えて見てください。

  • より良くするとは、何がどの様になることなのか?
  • 何を、どの部分を、どの様にするとより良くなったことになるのか?
  • 「より良い」という状況のどの点に対して問題事情は支障があるのか?

この様な点をスンナリ
導き出すことができるでしょうか?

実際のところは、
腕組みをして考え込んで
しまうのではないでしょうか?

あるいは。

導き出すことができたとしても、
あれもある、これもある、
この点もあるかもしれないと

考えるたびに
バラバラになってしまいます。

 

頭でわかっていても

実際に「事業・業務をより良くする」
と考えたときに、

  • より良くするとは、何がどの様になることなのか?
  • 何を、どの部分を、どの様にするとより良くなったことになるのか?
  • 「より良い」という状況のどの点に対して問題事情は支障があるのか?

という先ほど挙げたこの様な点が
一向にわからないので、

結局、何もできません。
何にも取り組むことができません。

したがって、
考えようとはしながらも
何も導き出せなくなります。

その結果、
簡単にわかりやすい
問題事象そのものの原因を探り、
解決しようとしてしまいます。

その結果が「部分最適」をもたらし、
経営・事業、業務における
「全体最適」を遠ざけているわけです。

この様になってしまう原因は、
「事業・業務をより良くする」
ということが良いと
頭でわかっていても、

「事業・業務をより良くする」という
この言葉だけでは抽象性が高く、
実際の中身がないからです。

 

本当に重要なのか?

「より良くする」
という意味はわかっても、

あなたの経営、事業で、
何がどうなるとより良くなったと
考えることができるのか、

という点がわからない、
ということです。

ポイントは、
単に良くなったではなく、

経営・事業、業務の何が、
今の状態からどの様になることが
より良くなったことになるのか、
より良い状態と認識できるのか、
ということです。

例えば。

問題事象の発生率が、
今より低くなるとしたら、

確かに今より良くなった
ということにはなります。

しかし。

何が今の状態から
どの様になることが
より良くなることか、
という観点で見たとき、

問題と認識した事象の発生が
低くなることが
本当に重要なことなのか、
より良くなることに影響するのか
ということです。

問題ととらえている事象の発生が、
あなたの経営・事業の状態を
より良くするという観点に
強く深く影響しているのか?

問題ととらえている
事象の発生を減らす、無くすことが、
あなたの経営・事業の状態を
より良くするという観点に
合致しているのか?

その点が確認できているのか
ということです。

 

「今までと同じ」から脱するには

あなたの経営・事業の状態を
より良くするという観点に
強く深く影響しているのか?
合致しているのか?

発生している問題事象を
この観点で検討するためには、

そもそも、
あなたの経営・事業、業務を通じて
実現しようとしている
より良い状態が

日頃から明確になっている、
という必要があります。

経営・事業、業務の
より良い状態を分かった上で、

その実現を目指す行動を
日頃から行う中で、
問題ととらえる事象が生じるので、

あなたの経営・事業の状態を
より良くするという観点で
対応することが可能となります。

対応することができる、
ということは、

経営・事業、業務を通じて
実現するより良い状態が単純にある、
というだけでは
充分とは言えません。

その内容、中身が、
細かく具体的に
なっている必要があります。

簡単にいうと、
実現するより良い状態が
「お客様に満足してもらう」
の様な抽象的な内容では
足りないということです。

この様な漠然とした内容の場合、
問題ととらえた事象が
発生しなくなれば、
お客様は満足するという
短絡的な思考になるからです。

漠然とした抽象的な内容では、
実現するより良い状態が
どうにでも解釈できる、
広く解釈できるので、

問題ととらえた事象を
解決できれば良いという
今までと同様の観点、思考から
抜け出すことが難しいのです。

 

「全体最適」のポイント

経営・事業、そして業務の
何のどの部分がどうなることで
お客様はどの様な点を満足する、

ということが、
細かく、具体的に
明らかになっていることが必要です。

細かく、そして具体的だから
その状態を実現する観点で考えると、

今問題だと認識している事象が
実現する状態に対して
どの程度の影響があるのか
その度合いがわかります。

より良い状態を実現するときに
どの部分に影響し、支障になるのか、
という点がわかります。

この点がハッキリと分かるので、
問題ととらえた事象
そのものを解決しようとする
「部分最適」の観点、思考から
脱することができる様になります。

さて。

あなたには、
細かく、詳しく具体的な内容として
明らかになっている

あなたの経営・事業、
そして業務が実現する
より良い状態があるでしょうか?

あなたの経営・事業、業務の
より良い状態を実現するために
日頃から考え、
取り組んでいるでしょうか?

細かく、詳しく
具体的な内容になっている、

経営・事業、業務が実現する
より良い状態を明らかにしてください。

問題が発生したから
行動するのではなく、

経営・事業、業務が実現する
より良い状態を実現する活動、行動に
日頃から取り組んでください。

その中で、
問題ととらえた事象について
検討し、対応をしてください。

これにより、
「部分最適」ではなく
「全体最適」の対応が
できる様になります。

問題ととらえた事象への対応により
新たな問題が発生することなく、
問題事象が減少することが
実現できる様になります。

「全体最適」の観点、
思考をするために、
役立つ2つの観点のうち、
今回は1つ目の観点として、

細かく、詳しく具体的な内容の
経営・事業、業務が実現する
より良い状態を明らかにしておき、

問題ととらえた事象が、
そのどの部分に影響し、
支障になるのか、
という点を検討し、
対応をすることを
今回、あなたと共有しました。

次回は、2つ目の観点について
取り上げます。

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