経営者のチャンスのとらえ方

公開日:2018/10/10


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

チャンスを逃すな!
チャンスをつかむ!

経営者のあなたも、
このように考えることがあると思います。

しかし、多くの場合、
チャンスを逃し、
チャンスをつかみ損ねます。

経営で、チャンスはなぜ逃すのか?
チャンスを逃さないために、
経営者はどうしたら良いのか。

今回は、この点をお伝えします。

チャンスは偶然に

チャンスとは、
何かを行うのによい機会のこと。

ただし、偶然訪れるものを指します。

チャンスを「好機」と捉えることもありますが、
本来、好機はOppotunityで別の意味合いが強いです。

偶然、何かをおこなうのに良い機会が訪れること、
がチャンスです。

チャンスは、偶然訪れます。

身構えて、準備しているところに、
チャンスがやってくるわけではないので、

チャンスを逃すな!
チャンスをつかめ!
ですし、

簡単に、
チャンスを逃し、
チャンスをつかみ損ねるわけです。

多くの経営者が考えるチャンス

偶然やってくるのでチャンスは逃すし、
チャンスをつかみ損ねるのですが、

実はそもそも、
チャンスのとらえ方がズレている、
ということがあります。

どのような内容を、
チャンスととらえているでしょうか?

私たちの多くは、

  • 「棚からぼた餅」のようなこと。
  • ”美味しい話”。
  • いかにもうまくいきそうな話。

こんなことを、
チャンスだととらえる場合が、
実際のところは少なくないです。

美味しい話だからこそ好機だ、
ととらえますし、
逃しちゃならないと強く思います。

美味しい話、出来過ぎた話、
に引っかかるのも、
「チャンス到来」と思って、
うまい話に乗ってしまいます。

この観点で、事象を見ているからです。

正直に言いますね。

ここがズレているから、
チャンスをつかむことができません。

ズレズレのチャンス

チャンスの捉え方が異なります。

世の中には、うまい話はない。
うまい話には気をつけろ!

こんなことを、聞いたことがあると思います。

これ、実感として感じている方、
周りにうまい話で失敗した方がいる、
こういう経営者は少なくないでしょう。

多くの経営者が考える
チャンスの内容である、

  • 「棚からぼた餅」のようなこと。
  • ”美味しい話”。
  • いかにもうまくいきそうな話。

これらは、このうまい話の部類です。

気をつけた方が良い中身、
ということになります。

これらは、好機でもなんでもありません。

逆に、危険な香りいっぱいです。

経営者にとってのチャンス

では、どのようなことを
チャンスと捉えるのでしょうか。

例えば、
「この仕事をやれば、昇進のチャンスになる」
なんて使い方をよくします。

こういう場合、対象となる仕事は、
簡単、楽勝の仕事でしょうか?

まぁ、そんなうまい話は、ありませんよね。

大抵、その時のあなたにとって、
チャレンジングで、
苦労するような内容だと思います。

大変な状況を乗り越えるから、
チャンスが訪れます。

同じような表現で、
「ピンチはチャンス」
というものがあります。

これも同じことですね。

簡単にチャンスが訪れるのではなく、
大変な状況をなんとかしようとしているから、
好機が訪れることを示しています。

大変な状況、
好ましくない状況なので、
悲観的な気持ち、
難しいと悩む気持ちが先行して、
チャンスが見えなくなってしまっています。

好ましくない状況を、
変えようと苦労して取り組むことで、
成果につながるようになります。
チャンスが訪れます。

この観点で、
成果を出してきたケースが、
実は多いのです。

好ましくない状況、苦しい状況の時に、
不意に訪れるものがチャンスです。

チャンスを逃さない、
ということは、

好ましくない状況を変える、
と心に決めている、ということです。

変えることを心に決めていないから、
好ましくない状況を変えるチャンスを逃します。

変えるために取り組んでいると、
不意に変わるチャンスが訪れる、
ということです。

経営者のチャンスのとらえ方

経営者が経営においてチャンスを見出すには、

チャンスは、
好ましくない状況を
苦労して変える状態で訪れる
ことをわかっている必要があります。

楽チン、楽勝、棚ぼたの状況がチャンス
と考える限り、チャンスは訪れません。

そして、
好ましくない状況を変える、
とあなたが決めているから、
チャンスがわかるります。

大変な苦労をすること、
苦しいだけとしか見ていない、
避けて通ろうとするので、
チャンスにはなりません。

あなたの今までを振り返って見てください。

苦しい状況、
好ましくない状況を、
変えていこうとした時、
不意にチャンスが訪れてうまくいった。

あれがチャンスだったと、
思えるのではないでしょうか?

チャンスは、
どこかからやってくるというより、
あなたの思考が結果としてもたらすもの。

だからこそ、
変えると決めていることが、
チャンスを掴むには重要になります。

この観点で見たとき、
経営者のあなたは、
チャンスを掴めるでしょうか?
チャンスを逃さないでしょうか?

私も心して、
この観点を押さえておこう
と考えています。

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