経営者の学習結果が出ないのは片付け下手だから

公開日:2019/05/22


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

いつかこれ使える。
どこかにこれ使える。

何かを学習するときに、
こんな風に思ったことが、
あなたにもあるのではないでしょうか?

一所懸命に学習した内容で、
結果を出すポイントの一つをお伝えします。

 

片付けられない理由

先日、ちょっと休憩時間に、
チラ見をした番組。

片付けられる人と
片付けられない人について、

該当すると自覚する芸能人が、
それぞれの立場で議論する番組でした。

片付けらない芸能人が言うには、
「買い換えることになって、
もともと使っていたものを
捨てようと思うけれど、

いつか使うかもしれない、
何かに使うかもしれない、
と思うと捨てられない。
とりあえず残しておこうと思う。

無駄にできない、
無駄にしないってことで、、、」
と意見を繰り広げていました。

片付けられる芸能人からは、
「”いつか”と”なにか”はないんだから、
捨てた方が良いのよ」と、
直ぐにバッサリ切り捨てられました。

言われた芸能人も、
「確かにそうなんだよねぇ」と
不満ながらも
納得せざる終えない様子でした。

そうなんですよね。

いつか使うかもしれない。
何かに使えるかもしれない。

こんなふうに思って
ストックしておくのですが、

いつか、なにかに使うことはなく、
ストックしたまま、
積み上げられてしまうんですね。

 

折角だから学習しよう

同じ様なことが、
経営や事業などについて学ぶ際に
起きていると感じたことが
あるのではないでしょうか?

流行っていることを学べる。
話題になっていることを学べる。
この先、どこかなにかで役立ちそうだ。

こんな風に感じて、
とりあえず入手したけれど、
どこかに保管したまま。

あるいは、
とりあえず読むだけは読んだ。

とりあえず音声を聞いてみた。

とりあえず動画を観てみた。
けれど、それっきりになった。

とりあえずセミナーや講座に
参加したけれど、
それっきりになっている。

あなたは違うと思いますが、
この様な状況が、
あなたの周りにないでしょうか?

 

学習は忘れ去る

学習しよう。
いろいろ学ぼう。

この意識、意欲は、
とても素晴らしいと思います。

学ぶことに、
機会や時間を割くことは、
悪いことではないと思います。

ただし、今、学んだ、
今、学習した事柄が、
いつかなにかに使えるだろう、
ということは、

まずありません。

経営、事業の実務の世界にいる
経営者、事業責任者、あるいは
後継者の方であっても、

いつかなにかに役立つだろうから、
今、とりあえず学んでおこう、
という事柄はありません。

片付けられない人の部屋や家に、
使われない物品や衣類が山積み、
放置されている状況と同じ様に、

とりあえず学習、学んだ内容は、
すぐに忘却の彼方に追いやられます。

資料やCD、DVD、
動画ファイルなどがあったとしても、

PCのドライブや
外付けディスクのどこかに
紛れ込み忘れられるだけです。

部屋に山積みにしている物品や衣類なら、
何かの弾みに見つかり、
使うとか、着る、
ということになるかもしれませんが、

学習したことに関しては、
いつか何かでふと思い出し、
積極的に使うということは、
現実にはほとんどありません。

 

学習を活かし結果を得るには

学習に関しても、
“いつか”、”なにか”に使える
なんてことはありません。

学習する内容、学ぶ内容を、
経営、事業、仕事のどの領域で、
どのような結果を得るために使うのか、
を考えた上で、

さらに、直ぐに使うと決めて、
学ぶ、学習をしてください。

そうやって決めて、
そして学び学習をするので、
直ぐにやろうということにつながります。

そのように決めて学ぶので、
全部ではなくても、
学習した内容の一つでも二つでも、
自分自身に当てはめてやる様になります。

やってみることで理解が深まり、
わからないことがわかります。

それを埋めるために
これからどうしたら良いのか、
わかる様になります。

今回の学習を活かすために、
次はどの様な学習をするのか、
わかります。

これの積み重ねがあるから、
学び学習した内容が身につき、
実際に成果、結果につながります。

 

学習を活かせないと感じた時

どこにどうやって使うのかを決め、
今回の学び、学習をしても、
実際に期待とズレていて、
直ぐに使う事がない場合があります。

そんな時にはどうするのでしょうか?

直ぐにやってみる、
あるいは役立てられる内容を感じられなかった。

この様な時には、これでお終い。
さようならです。

該当の中身も関連する中身も、
学習対象から外します。

直ぐにやることにはならないけれど、
気になる事があった場合は、
一旦保管する場所に置いておきます。

箱を用意して資料を入れておくとか、
PCにフォルダーを用意して、
そこに入れておくとか。

3ヶ月毎ぐらいに、
箱やフォルダーの中を見ます。

「これ、ここに使えるじゃないか」と
思う内容があれば、
一部分であっても直ぐに使って見ます。

この点は、学習直後と同じです。

見直しても関心が沸かない、
使おうと思えない、
使う場所が思い当たらないければ、
一度、保管場所に戻します。

半年、あるいは1年経っても、
ご自身の経営、事業、業務などの
どこかで使おうと思わないものは、
廃棄するなど手放す様にしています。

これは、書籍も同じです。

半年から一年、
使わずに保存しているものは、
いつまで手元においても、
使うことはまずないからです。

あなたは、
学習した中身を直ぐにやっていますか?

学習した内容を
取捨選択できる様にしていますか?

 

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