「がんばれ」と口にする意味

公開日:2014/04/23

更新日:2019/04/09


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

私の知人のシモムラさんから、
メルマガへのコメントをいただきました。

「褒める」こと「期待している」は、
セットで使うことをお伝えした、

 

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こんにちは。シモムラです。

「期待しているよ」
私も良く使っている言葉です。

この言葉は未来志向で、
相手を承認しています。

私自身、この言葉を頂いた方より、
背中を押していただいた感があります。

降旗さん自身はこの言葉に
どんなご経験をお持ちなのですか?

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シモムラさん。
コメントをありがとうございます。

このコメントをいただいて、
私はズーッと考えていました。

「期待している」と、
言わたことがあっただろうかと。

あなたはいかがですか?

「期待しているよ」と、
言われた事ありますか?

よっく考えてみたら、、、
「期待しているよ」と言われた事。

本当に少なかったです。

あなたは、たくさん何度も、
「期待しているよ」
と言われていましたか?

「期待しているよ」と、
言われた時のことを、
よっく思い出せましたか?

私が、誰に、どんな状況で、
何について「期待しているよ」
と言ったのか。

それはたくさん、思い出せましたよ。
意識して使っているからです。

で、「期待しているよ」と
「褒める」をセットで使うことで、
社員、クライアントさんが、
自分で考え始めました。

自分から動いて成果をだすように、
変わっていきました。

しかし、、、

自分が言われた事は、
あまり思い出せないんですね。

なぜなのでしょう?

今度は、
そのことを考え始めましたよ。

「期待しているよ」と、
言われていたのかもしれません。

しかし、ほとんど、
覚えていないのですね。

なぜなら、
他の言葉のイメージが、
強く刷り込まれているからでしょう。

その言葉は、、、

「がんばれ!」

です。

「がんばれ!」は、
良く聴きますよね。

よく口にしますよね。

「期待する」は、
シモムラさんが書かれているように、
相手の可能性を認める言葉ですね。

シモムラさんの言葉で言えば、
相手を承認している
ことになります。

一方、「がんばれ!」はどうでしょうか?

「がんばれ」と言われると、
今より、さらに力を入れて、
取組む必要がある、
と感じますよね。

そう感じるということは、
私、あるいは、あなたには、
まだ足りないところがある、
ということを指摘されているわけ

あなたの可能性を認める前に、
あなたは足りないことを、
指摘されているわけ。

で、、、

日本人は、
この「がんばれ!」が好きですよね。

スポーツマンのインタビューでも、
新入社員の挨拶でも、
「がんばります」
「がんばろうと思います」
と必ず出てきますね。

自分が足りない
と思っているからなのでしょうね。

『可能性がある』、
というまえに、
『足りないところがある』、
となるのですね。

『可能性』を認めるより、
『足りない点』を見つけ出す方が、
簡単ですしね。

自分の弱点。
ある意味、自己否定。

ここからスタートしてしまっている。

それよりも、
自分の可能性からスタートしましょうよ。

自分の可能性を発揮するために、
力を注ぎましょうよ。

それを考えると、

「がんばれ!」
「がんばろう!」

を口にする前に、
言う事がありますよね。

あなたの可能性に期待しているよ

だから、

可能性が発揮できるようにがんばろう」とね。

 

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