あなたの会社のやる気ある社員の数【マネジメント基礎講座】

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

前回までに、
社員が興味・関心を持ち、

仕事、業務、事業にやる気を持って
取り組むようにするために重要な
2つのポイントをあなたと共有しました。

2つのポイントを組み込み活動を行うと、
やる気を引き出される社員はどのくらいになるのか、
という点を今回はあなたと共有します。

【今回の内容の動画】(動画再生時間:11分03秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

前々回の記事:人が行動する基本 → 社員が行動する方法
参考動画(下の画像をクリック)

前回の記事:社員が行動しない理由(その2)
参考動画(下の画像をクリック)

この2つのポイントを取り入れて
事業の構成要素、

事業の目的、事業の将来像、
事業戦略、実施計画を検討し、
その内容を実践すると、

社員のやる気が出て、
売上の増加、業績の向上が
手に入るようになります。

今まで考えもしなかったような
成果・結果、

例えば、
翌月には売上52.3%増加。

初来店のお客様が、
買う商品が決まっていないのに、
高額商品の購入を即決。

仕事、業務に
意欲的取り組む社員が増えます。

業務分担でいがみあっていた部門同士が、
自然に協力して仕事をするようになる。

というようなことが
あなたの会社、事業でも
起きるようになります。

これらの成果・結果が生じる根本は、
社員の仕事へのやる気が
引き出されたからです。

 

■ やる気ある社員の数

2つのポイントを組み込み、
事業の要素の検討を行うと、
ほとんどの社員のやる気が
引き出されると
あなたは考えるかもしれません。

ほとんどの社員のやる気が
引き出される、ということは
起こりません。

あなたはパレートの法則を
ご存知だと思います。

ある事象の2割が、
全体の8割を生み出す状態にある
という経験則です。

多くの事柄、物事が、
おおよそ8:2の比率に
分かれ構成される、
という経験則でもあります。

この観点から考えると、
事業の構成要素の検討活動を通じて、
やる気が引き出される社員、
業務へのやる気を持つ社員は、
全社員の2割程度です。

経験的にお話しすると、
最終的に全社員の
1割から2割程度の社員が、
業務にやる気を持つように変わります。

 

■ 比率は変わらない

「えっ、それっぽちなの?」
と少し落胆されたかもしません。

では、「蟻の法則」、
昆虫の蟻に関する法則を
あなたはご存知でしょうか?

蟻は列をなしてものを運び、
どの蟻も働き者のように見えます。

観察をしてみると、
全体の2割程度が、
一所懸命に運んでいるだけ、
だそうです。

別の2割程度の蟻は、
列の周りをウロウロしているだけで、
碌に運びもしないそうです。

働き者の蟻だけを選び出せば、
働き者のばかりの蟻の群になるはずです。

しかし実際にやってみると、
選び出された働き者の蟻の中で、

2割が働き者、
2割が働きもせずウロウロする蟻、
残りの6割はそこそこ運ぶ蟻、
に分かれてしまうのだそうです。

どんなにやっても、
8:2の法則の状態からは
逃れられない様です。

だとしたら。

事業の構成要素を
検討する活動を通じて、
2割近い社員が、
仕事にやる気を持つようになれば、
それでも充分、となるでしょう。

 

■ 社員の分布状態

一般に社員の構成は、
ほぼ正規分布する、
この図のように分布している、
と言われます。

縦軸に社員の数、
横軸に社員の状態、

例えば、一所懸命にやる社員から
手を抜いてやる社員、
の様な軸で分布を見ると、

図1の様な正規分布をする、
と言われます。

図1 正規分布の図
図1 正規分布の図

先ほどの蟻同様、
会社にプラスに働く社員は
全体の2割程度、

逆に、悪さをしたり、
働かない社員の比率は
全体の2割程度
と言われます。

社員のやる気に関しても、
同じような正規分布と
考えることができます。

業務、仕事への
やる気のある社員が2割、

逆に、仕事にやる気なんか全くなく
できればサボりたい、
実際サボっている社員が2割程度、
のような分布をしていると
考えることができます。

 

■ 歪んだ社員の分布

これは一般的な社員の分布です。

ただし、業績が芳しくない
会社の社員の場合は、

このような正規分布というより
分布の中心部分が
やる気のない方向にずれ込んだ

図の青い線のような分布を
している場合が、
経験的に非常に多いです。

図2 不良に歪んだ分布
図2 不良に歪んだ分布

この図にあるように、
やる気のある社員は極めて少なく、

逆にやる気のない社員、
手を抜こうとする社員、
実際にサボっている社員が
多くなります。

さらに、
そこそこ働く社員も
全体的にやる気のない方向に
多く分布するような

歪んだ分布になっている場合が
非常に多いです。

 

■ 歪みが増す社員の分布

事業要素の検討活動を行うことで、
やる気のある社員が
増えて行きます。

やる気がそれほどない、
業務をこなしているだけの
中間部分の社員の中から、

やる気が引き出された社員が
現れていくからです。

ゆがんだ分布が、
だんだん正規分布、
やる気のある社員が増えた状況に
戻っていくことが起こるからです。

やる気のある社員の活動に
引っ張られるように、

他の社員達が、活動そのもの、
業務に取り組むことについて、

今までよりもはるかに
関心を持つようになり、
やる気を持つことが起こります。

この青い線の様に
歪でいた分布曲線が、

黒い線の正規分布の曲線に戻る、
歪みが戻る状況が起きます。

活動が進み、
成果がさらに出ると、

やる気が引き出される社員が増え、
分布曲線は、正規分布の状態から

やる気の高い方向に、
図のようにずれ込んだ歪んだ状態、
こちらの青い曲線に変わって行きます。

図3 良い方向に分布の歪みが移動
図3 良い方向に分布の歪みが移動

やる気のある社員の数が増え、
普通に仕事をしている社員たちも
やる気が引き出される方向に
ずれていく状況に変わっていきます。

 

■ 数よりも存在と支援

やる気のある社員が多いことよりも、
最初にやる気が引き出され、
業務に意欲的取り組む社員を
一握りで良いので
ハッキリと認識することです。

そして、彼らの活動を支援して、
活動し続けられるようにすることです。

やる気のある社員が一握りであっても、
今の状態よりは多くの社員が
意欲を持って業務に取り組むでしょう。

一所懸命に、面白がって、
意欲的に仕事に取り組む彼らの姿が、
社内でもハッキリと、
認識されること、

この活動を社長、経営側が、
サポートして推奨していること、

このことがわかることに
意味があります。

社内でわかることが、
通常の正規分布の状態から
さらにやる気のある社員が増え、

全体的な社内の雰囲気として、
仕事、業務、事業に
意欲を持って取り組もう
という状況が作り出されます。

全社員の1割か2割の社員しか
やる気を引き出されないのかと
落胆するのではなく、

1割、2割でも、やる気のある、
業務に意欲的に取り組む社員が
社内に明確にいる状況を
作ることが重要です。

彼らの活動を経営者が支援している、
サポートしていることが、
社内で認知されることが、
とても重要です。


【前々回までの他の参考記事と動画】

参照記事:いろいろ取り組んでも成果が出ない理由
参考動画(下の画像をクリック)

参照記事:事業の成果は関係性と順番で決まる
参考動画(下の画像をクリック)

参照記事:詳しい内容だから成果が出る
参考動画(下の画像をクリック)

参照記事:成果を出すには連続した方法
参考動画(下の画像をクリック)

参考記事:業績とやる気の向上に同時に取り組む
参考動画(下の画像をクリック)

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