相手が聴いてくれるコミュニケーション

公開日:2019/01/15

更新日:2019/05/20


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

レスリングの吉田 沙保里選手が
現役引退をしました。

知人と記者会見の放送を
たまたま見ていました。

 

相手の言葉を聞きながす

「33年間の選手生活を引退する」と、
吉田選手が言っていました。

彼女は今36歳とのことなので、
3歳からレスリングに打ち込んできた事になります。

3歳から33年間レスリングに取り組み、

世界選手権13連覇。
オリンピック4連覇。
個人戦206連勝。

すごいなぁと思って、
会見放送を見ていました。

すると知人が、
「3歳からって、、、
その歳を選手って言うのかね」と言いました。

私は、聞こえないふりをして、
そのまま流しました。

「大会とかに出ているなら、
選手生活と言えるんじゃないの」などと、
意見を言ってもよかったのですが、
止めておきました。

そんな批判、否定的な内容に答えたくないな、
と思ったからです。

 

気持ち良いコミュニケーション

3歳から33年間の選手生活。

肯定的に捉えれば、
「すごいなぁ」という事で済みます。

「すごいなぁ」の様な肯定的な発言ならば、
聞いていても気持ち良いですし、
賛同することも簡単にできます。

知人の様に、「3歳は選手か?」と、
批判的、否定的な意見、見解を、
口にすることもできるでしょうが、

それを聞いても、
気分が良いものではないと思います。

「その点を突っ込んでどうなる?」と
知人の意見を批判したくもなるでしょう。

聞き流すにせよ、突っ込むにせよ、
ちっとも気持ちはよくありません。

不適切な点は、
改める必要はありますが、

3歳からを選手と見るかどうかは、
敢えて改めるとか、咎める事でもない、
と思います。

 

 

受け入れるコミュニケーション

肯定的な発言は、
周りを良い気持ちや賛同に導きます。

一方、否定的、批判的な発言は、
気持ちの悪さと発言者への批判的な雰囲気、
さらには相手とのコミュニケーションを避ける、
という状況を作り出します。

批判的、否定的な発言ではなく、
常に肯定的な発言を心掛けたいものです。

事業に関する事でも、
同じ事が当てはまると思います。

うまくいかなかった時、
ついつい「それじゃぁだめだ」とか、
「どうしてできなんだ」と、

否定的、批判的な事を、
相手に言ってしまう事が少なくありません

そうではなく、
肯定的な発言をしたいものです。

これは、反省するなとか、
悪い点を見るな、
と言う事ではありません。

不適切な点は明らかにして、
どの様に改めるのかをはっきりした上で、

最終的に肯定的な発言をする事が、
好ましいと思います。

それの方が、相手が受け入れてくれるからです。

気をつけてはいるのですが、
ついつい否定的、批判的な言葉が
浮かんでくるものです。

心しておかなければ、ですね。

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