成果・結果を変える 「焦点」を当てる場所:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営や事業をやっている。
事業を運営している。

そうすると必ず問題・課題が発生します。

それを解決しよう。
あるいは改善しよう。
良くしよう。

この様なことを考える時に、
どこに焦点を
当てているでしょうか。

それにより成果が変わります。

今回は、どの様なところに
焦点を当てると良いのかという点を
あなたと共有したいと思います。

十分ではない。

何か問題が起きた。
課題が発生した。

そうなると私たちは
よくよく考え議論をして、
解決策を考えるとか、改善策を考えます。

それを実行することで
より良くしようとします。

その時に、議論をし、考えるわけです。

原因を見つけるとか
どの様に解決するかを考え、
より良い状況にしようと思う訳です。

良い状況にしようと思い、
考える訳ですが、
良い案が出てこないとか、

今までとあまり変わった内容に
ならないとか、

やってはみたが良い結果、
成果にならない。

この様なことが少なくありません。

これはなぜか?ということです。

私たちは問題や課題が発生すると
その問題、課題が
生じている事象に焦点を当てて
考えようとします。

しかしそれでは
十分ではないのです。

もちろん、
発生している事象に対して
それをどうしようかと考えることは
もちろん重要です。

ただし、それだけでは
十分ではないのです。

もっと違ったところに
焦点を当てた方が、
実はより良い成果、結果につながる、

改善策や解決策を見つけ出す
糸口になります。

重要だけれど

問題や課題といった
事象が発生している。

そこに焦点を当てると
なぜ物事が変わらないのでしょうか。

なぜ良い結果、成果に
つながらないのでしょうか。

それは今お話したように
焦点を当てている場所が
ずれているからです。

問題、課題が生じた時に
焦点を当てる場所。

それはどこかといえば、
先ほどお伝えしたように
その問題や課題となっている
事象が発生しているそこ。

その事象そのものに焦点を当て、
考えようとします。

なぜなら、そこに問題や課題が
発生しているから。
分かりやすいことだからです。

そして問題や課題が
そこにあることがわかる
ということは、

目につきやすいと同時に
分かりやすいからです。

例えば、
操作のやり方によって
何か問題、課題が生じていれば、

この操作を
どの様にすると良いのか
ということに
どうしても焦点を
当てようとします。

あるいは、

選んだ道具によって何か
問題、課題が生じているとしたら、
その道具をどうしようか、
道具を変えようということに
どうしても目が向きます。

あるいはチラシとか広告を作り、
それで成果が出ないと、

デザインが良くないとか
色使いが良くないとか、
その様なことに
目を向けがちになります。

これらのことは重要ではない
ということではもちろんありません。

これらのことも重要ですが、
極端なことを言うと
それは極めて表面的なこです。

表面的な部分

表面的という意味を
木で例えると、
枝葉の部分にあたります。

たくさんの木が
生い茂っているときに、
それを外から見ると
表面に色々な葉や枝が
出ていることが分かります。

その葉や枝を見て
木の状態がどうなっているか。
茂みの中がどうなってるのか。

この様なことが分かるのか
と言ったらどうでしょうか。

それならば外に出ている枝葉を
つかんで引っ張り出すとか、

そこを辿れば、
何かわかるのではないか
ということはあるでしょう。

取っ掛かりとして周囲の枝葉に
焦点を一回当てて
考えることは重要です。

そこからたどって奥深くに
入っていくことを
しなければいけないので、

やはり表面的な部分だけを見て
色々なことが分かっているのか
というとそうではないのです。

最初に表面の枝葉を
つかんだとしても、
そこから茂みの奥の方へ入っていく。
掻き分けて入っていく。

枝とかで手を切ったりしながらも
入っていくようなことをしなければ、

茂みの中の状態、
木の本当の状態は
なかなか分かりません。

そして周囲の枝葉は
実際に木を育てる時に
枝打ち、あるいは、

庭ならば秋の季節になった時に
枝を切り落とします。

木そのものは生き続け、
翌年また枝を伸ばし、
青々とした葉を広げ、
花や実をつけることからも
分かるように、

枝葉は極端なことを言えば、
切り落としても、
一時的になくても、
木そのものは生き続けます。

重要な点は、
木の幹という部分であって、

周囲の枝葉は必要ではない
というわけではないですが、

重要度は幹の方が
高いことが分かります。

焦点を当てるところ

仕事、ビジネスも
同じことが当てはまります。

表面に出てきた事象をとらえると
それは非常にわかりやすい、
理解しやすく、
目につきやすいので、

取っかかりとしては
非常にやりやすいです。
入りやすい部分です。

しかし取っかかり
としての表面だけで
なんとか解決しようとすると
そこにはどうしても
難しい点が出てきます。

なぜなら、
枝葉の部分は本質、
根本の部分ではないからです。

仕事、ビジネスにおいても
根本、基本となっている部分に
焦点を当て、

そこがどうなっているのか、
そこでどうしたら良いのかを
考えることが
どうしても必要です。

その結果として
周囲の枝葉の部分も

こういう風に
変えたほうがよかった、
こういうに
変えることによって
こういう風に成果が出る

というところに
影響が出てくるわけです。

本質的な部分は
幹、根本の部分にあります。

私たちが問題、課題を
何とかしようとする時に、

今回の話の最初から
お伝えしているように

問題や課題が起きた
その事象そのもの。

これは分かりやすいですし、
取っ付きやすいでし、

そこに何かをやれば
解決できそうだ、
という部分ではない、
というわけではないです。

しかし。

その時にそれをさらに乗り越え、
その周囲も含めて
その仕事の根本は何なのか。

全体的に見た時に
どの様な位置づけにあるのか。

どういう意味合いで
この仕事をしているのか。

この様なことを把握し、
そこを含めて考えた時に、

今発生している問題、
課題の事象を
どの様に解決したら良いのかと
見た方が良いです。

期待した様にならない

私たちが常に
問題や課題を解決しよう。
より良くしよう。

この様な時に焦点を
当てなければいけない部分は
どこかといえば、

簡単に分かることでもなければ
目に付きやすい点とか
すぐ分かる点ではないです。

誰でもわかる点というのは
そのものの根本や
基本、幹の部分ではありません。

誰でもわかる部分、
わかりやすいとか、
目に付きやすいとか、

この様なものは
実は誰でも気が付くことであり、
誰でも対策を
講じることができます。

あるいは、
誰でも解決策を
見つけ出すことができます。

ですからそれをやれば
何かが変わって
当たり前のことです。

しかし現実には
解決策にはつながりにくいです。

したがって、
ありきたりの解決策、
対策、改善策に
行きやすくなります。 

その結果良くなって当たり前
と思ってやるのですが、

成果としてはそれほど
期待したものにはなりません。

大変なことだからこそ

焦点を当てなければいけないのは、
今回ずっとお話しているように
根本であり、根幹であり、幹の部分です。

これは、
よく考えるとか
よく観察をするとかをしないと
分かりにくい部分です。

あるいは、
何かしらの準備をして
その上で考えないと
見出せない部分が多いです。

あるいは、勉強するとか
学ぶことをしていないと
なかなか見出せないことがあります。

したがって、
分かりにくい側面があります。

目立ちにくい
という部分もあります。

準備をしていないと
役に立たないので、

準備自体をしていないから
使えないケースもあります。

もちろん、面倒だということも
あるでしょう。

学んだり勉強を
しなければいけないので、
それも大変だということも
あると思います。

あるいは、
知らないからそこに
たどり着けないこともあります。

私たち自身は分かっている
つもですけれども、
本当のところはわかっていない。

この様なことも少なくありません。

大変なこと。
面倒なこと。
手間がかかること。

実はここに物事の
本質、根幹、幹に当たる部分が
潜んでいます。

物事の本質や根本や幹が、
分かりにくいとか
理解が難しい
ということではありません。

単純に手間がかかるとか、
準備が大変だとか、
面倒だとかのようなことがあるだけです。

必要なこととは

すぐできること。

そこには本来の答えは
なかなかありません。

これはスポーツを考えれば
わかりやすいと思います。

スポーツの世界で
その中でも抜きんでるためには、

あるいは、
うまくなろうとするためには、

あるいは試合に勝つことを
考えるにはどうするかです。

もちろん試合の中で使う
その競技のテクニックは
重要だと思います。

これは分かりやすいと思います。

こんなことができれば、
例えば相手に勝てる
というようなことは
とてもわかりやすいと思います。

ではそのテクニックを
身につけることを考えると、

地道にそのテクニックを
どうやれば良いのかを学ぶとか、
練習をすることが必要です。

こんなテクニックがある
というのを見ただけで、
できるわけではないからです。

そしてテクニックだけでは
試合に勝つことは
なかなか難しいでしょう。

体力や筋力が必要です。

そうすると、
地道にトレーニングをするとか、
つらいトレーニングを
やることも必要になります。

そのスポーツにおける
テクニックは必要ですけれども、
それを実際に身につけ
発揮するためには、
もっと地道で面倒で大変なことを
やらなければならない訳です。

そうしなければ、
そのテクニックを使い、
そのスポーツの中で
抜きん出ていくこと、

あるいは、勝つことには
つながりにくいということです。

同じことが当てはまる

これと同じことがビジネスや
経営の世界でも当てはまります。

簡単にわかる目の前の事象を
何とかしようというところには、
実は大した成果、結果はありません。

準備をするのが大変で
手間が掛かるとか、
面倒くさいことを
しなければいけないこと。

それらをやる中で
発生している問題や
課題をとらえ、
解決策を考える。
改善策を考える。

実行するから成果、
結果につながります。

実際に事業の運営、
経営の運営をする時に
どの様な視点で
取り組めば良いのか。

どこに焦点を当てると良いのか。

実際に経営を行う、
事業を運営する時に
どこに焦点を当てるのか。

その焦点を当てる対象は
どの様なものが良いのか。

この点について、
次回あなたと考えます。

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