やる気のある社員は自社にいるのだろうか?

公開日:2019/11/05

更新日:2020/02/08


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

やる気のある社員が自社にはいるのだろうか?
という疑問に対して、
今回、あなたと共有します。

(動画再生時間:12分49秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

 

 【関連する参考内容】
参照:社員のやる気が無い状態とは?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:社長、経営者が望む社員のやる気とは?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:社員のやる気を引き出すポイント
参考動画(下の画像をクリック)

参照:全社員のやる気が引き出せる?
参考動画(下の画像をクリック)

 

結論:います!

「社員のやる気を引き出す」という点をお話しすると、
次の様なことを考える社長、経営者の方が、
少なからずいらっしゃいます。

「社員にやる気を持ってらもらうために
今までもいろいろなことをやってきた。

社員の話をよく聞くとか、
大きな仕事、重要な業務を任せるとか、
権限と責任を与えるとか。

それでも、社員のやる気があるようにはならずに、
今の状態になっている。

何も変わらなかった。

やる気が引き出される様な社員が、
そもそも自分の会社にいるのだろうか」という疑問を
社長、経営者のあなたも考えられるかもしれません。

結論からお伝えします。

今まで数年以上に渡り
事業を続けていらっしゃるならば、

やる気が引き出される社員は
あなたの会社にもいます。

人数の多い少ないは会社によって差がありますが、
たとえ少ないとはいえ、
やる気が引き出される社員はいます。

 

適切ではなかった

社員のやる気を引き出すために、
いろいろ取り組んできたのに、
なぜ今まで引き出すことが
うまくできなかったのでしょうか?

理由の一つは、
引き出す方法が適切ではなかったからです。

今までお伝えしてきた様に、

権限を与えても、
仕事そのものを指示し与えると、
指示したことだけしかやりません。

責任を問う様になると、
失敗しない様に仕事をこなします。
言われたことだけをやる様になります。

社員の話を聞き、
アドバイスをしたとしても、
それはガス抜きにしかなりません。

以前にもお伝えした様に、
「これをやれば社員のやる気が出る」
という巷によくある方法は、

ズレていることが少なくないので、
いくら一緒懸命に取り組んでも、
社員のやる気は引き出されません。

一時的にやる気が出たとしても、
その状態を継続することができません。

 

探してこなかった

変わらなかった理由の二つ目は、

やる気がある可能性のある社員を
探してこなかったからです。

ほとんどの場合、結果を出した社員に
アプローチをしてきたからです。

例えば、

大きな案件を契約した営業担当者とか、
社長の言うことをよく聞く社員とかに
アプローチをすることばかりだったからです。

これは悪くはありませんが、
ズレた相手の場合が少なくありません。

大きな案件を一人で獲得した営業担当、
社長の言うことをなんでもやる社員は、

事業、仕事、業務への意欲というより、
他の事柄に熱意、意欲があるのかもしれません。

それは例えば、
自分が高く評価されること、
自分をできる様に見せる自己顕示欲の様なこと、
給与や社内でのポジションに、
熱意と意欲を持っているのかもしれません。

 

プラスには一所懸命!

実際にサポートを行った時のことです。

活動の最初の時点で、
「事業をよくするために頑張ります、
一所懸命にやります」と

自分から私のところに
わざわざ言いにきた
営業系の社員がいました。

その事業では、
一人でかなりの成果を出している社員です。

実際に活動が始まると、
他のメンバーと協力をしようとはせずに
スタンドプレーが目立つ様になりました。

自分にプラスになる行動、
例えば、自分が主になって行うこととか、
自分の成果になることには
一所懸命に取り組みます。

しかし。

他のメンバーを手伝う、
アドバイスをする様な、
自分が主にならないことは避けていました。

事業をよくしたいと言うより、
自分を高く評価して欲しいということに
一所懸命だったことが
明らかになってしまったことがあります。

 

探す必要がある

多くの場合、事業・仕事・業務に対して
意欲、熱意といったやる気を出す社員は、

普通に仕事をしている状況では、
それほど目立たないことが少なくありません。

普通に仕事をしている中で、
やる気を引き出される素養があると
わかる社員は多くはありません。

日頃は目立たない社員の中に、
あるいは、
日頃は社長、経営者の方からすると、
不満を口にする様な社員の中に、

事業・仕事・業務へのやる気を
持っている人が少なくありません。

正直にいうと、
普通に接している限り、
ほとんどわかりません。

事業・仕事・業務にやる気、
熱意、情熱を持つだろう社員は、
意図して探す必要があります。

注意深く行動や発言を観察し、
事業・仕事・業務に対して熱意、意欲を
持つ様になる社員なのか、

自分の評価のために行動する社員なのか
を見分ける必要があります。

私たちウィズスマイルは、
事業・仕事・業務のやる気を引き出す
誰にでもできる方法を提供しています。

この方法を用いると、
活動の過程で、
事業・仕事・業務に対して
やる気を引き出される社員が
あぶり出されます。

もちろん、ご自身でやり方を工夫して、
社員のやる気を引き出していただいても
一向に構いません。

重要なことは、

やる気を引き出される社員を
意図して探すことが必要だということです。

 

短大卒の新卒社員が!

実際にあった話です。

短大を卒業したばかりで、
入社6ヶ月の社員がいました。

まだ仕事にも慣れていないので、
先輩社員から言われたことを
こなすだけで手いっぱいでした。

社長もその社員がいる事は知っていましたが、
それだけのこと。

目立つわけでもなく、
社長からの評価もあるわけではありませんでした。

実際に事業の目的、将来の姿を
考える活動に参加しました。

最初こそ、発言もできない、
指名をしても意見も言えない様な状態でしたが、

活動が進む中で事業の目的、
将来の姿に関心を持つ様になりました。

事業・仕事・業務に対する
意欲、熱意、やる気が引き出されました。

活動を始めて数ヶ月も経たないうちに、

  • 自分から質問に来る。
  • 発言をする。
  • 先輩と議論をする。
  • 行動しようとする。
  • 工夫をする。

この様に変わっていきました。

そして数ヶ月後には、
事業の将来の姿を実現する活動の、
主要なメンバー3人のうちの一人になっていました。

彼女が関わると、
今まで全く売れなかった商品が、
ドンドン売れる様になりました。

他部門との協力を取り付ける、
協力して成果を出すこともしました。

お客様が、彼女の応対に高い評価をし、
礼状をいただいたり、
上司にお客様が感謝を述べられる様になりました。

以前は自信なさそうだった
彼女の顔には、今では常に笑顔が溢れ、

彼女自身の口から、
「この事業のために
もっと一所懸命に取り組みたい。
もっと勉強して、それを活かしたい」
との発言が出る様になりました。

 

■ 見つけ出し活かす

社員のやる気を引き出すとして、

例えば、

  • 社員の話をよく聞くとか、
  • 責任と権限を与えるとか、
  • 大きな仕事を任せるとか、
  • 福利厚生や給与をよくするとか

の様なことがありますが、

それぞれ単発に動かしても、
社員のやる気にはつながりません。

個別のことではなく、
事業・仕事・業務と深く関連した形で、

意欲、熱意、やる気を
引き出す方法が必要です。

やる気を引き出す過程で、
やる気が引き出される社員を
意図して探す必要があります。

やる気を引き出す過程で
どの様な考えをしているのか、
どの様な意見を発言するのか、
どの様な行動をするのか、
をよく観察する必要があります。

そこで、事業・仕事・業務に対して、
やる気を引き出される社員を見つけ出します。

その社員を主に、
さらに実際にやる気を持ち、
事業・仕事・業務に取り組める様に、
活かす様にします。

事業・仕事・業務に対する
やる気のタネがある社員を見つけ、
その社員を育てることで、

結果として、
事業・仕事・業務の成果、
売上を伸ばす、
成果の出ている状況を継続すること
が実現できる様になります。

 

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