全社員のやる気が引き出せる?

公開日:2019/10/29

更新日:2020/02/02


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員のやる気を引き出す方法を行うと、
全社員に対してどの位の社員がやる気を引き出されるのでしょうか。
今回、この点をあなたと共有します。

(動画再生時間:11分59秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

前回までの内容は、以下にリンクを用意しています。

まだご覧になっていない方は、
そちらもご覧になっていただくと、
内容の理解が深まります。

 【関連する参考内容】
参照:社員のやる気が無い状態とは?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:社長、経営者が望む社員のやる気とは?
参考動画(下の画像をクリック)

参照:社員のやる気を引き出すポイント
参考動画(下の画像をクリック)

社長、経営者のあなたが望む
事業、仕事、業務に対する社員のやる気を引き出す際のポイントについて、
さらに進めます。

 

個体毎に対応は変わる

今、あなたの会社にいる
やる気のない社員たちは、
動物園の動物と同じということを、
前回、お伝えしました。

動物園の動物を野生に返すこと、
野生の状態に戻すこと。

それが、事業、仕事、業務に対する、
社員のやる気を引き出すことです。

動物園の動物を全部一度に野生に戻すこと、
狩、捕食ができる様にすること。

考えてみれば、これを行うことは
簡単なことではないでしょう。
むしろ難しいことです。

今まで、長い時間、
檻の中で餌を与えられることに
慣れてしまっている。

あるいは、動物園で生まれ、
檻の中、餌が当たり前で育った動物。

彼らを野生に近い状態に置いたとしても、
戸惑うことはあっても、
狩をする様にはならないでしょう。

それぞれの動物の個体差があるので、
一度に全部を野生に戻すことは無理、
困難なことは容易に想像がつくことです。

一種類ずつ、一頭ずつ、
環境に慣れさせ、
狩ができる様に見守ることです。

その中で狩をしようとする動物の個体は、
狩ができる環境をどんどん用意して、
狩をすることに慣れさせ、
早いタイミングで野生に返すことをするでしょう。

なかなか狩をしようとしない動物の個体は、
時間を置くとか、
新たな機会を設けるなど、

先ほどの早いタイミングで
狩をしようとする個体とは、
対応を変えるでしょう。

場合によっては、
野生に返すことを諦めて、
そのまま人工的に育てることを続ける、
という決定もあるでしょう。

 

全社員は難しい

前回、あなたと共有した、
事業、仕事、業務に対する社員のやる気を
引き出す方法を行なったとしても、

方法の対象となる社員のうち、
多くの社員のやる気が出る

という下図の様な状況は起きません。

図1 起こりえない「やる気」ある社員の推移
図1 起こりえない「やる気」ある社員の推移

世間でによくある
社員のやる気を出す方法は、

この状況が起きる様なことを
匂わせているので、
気持ちが悪いこともお話ししました。

同じ様に、
事業、仕事、業務に対する
社員のやる気を引き出す方法を行なったとしても、
多くの社員のやる気が出ることはありません。

やる気が出る社員は
限られた社員だけです。

動物園の多様な動物を
一度に野生に戻せない様に、

多様性のある多くの社員のやる気を
一度に高めることは
容易なことではありません。

前回お伝えした様に、
私たちウィズスマイルは、
事業、仕事、業務に対する
社員のやる気を引き出す方法、手法を用意しています。

この方法、手法を用いても、
多くの社員のやる気を伸ばすことは
とてもとても難しいです。

 

一部の社員が変わる

この様なお話をすると、
「えーっ、多くの社員のやる気が
出るわけではないんだ」
と落胆される方もいらっしゃるでしょう。

多くの社員のやる気を引き出すことは、
一度で、一段階で実現するものではありません。

しかし、事業、仕事、業務に対する
社員のやる気を引き出す方法を行うと、

やる気の出る社員が現れ、
徐々に他の社員に影響を及ぼし、
やる気のある社員の数は増えます。

事業、仕事、業務に対する
やる気のある社員は、
一度に、一段階で、
たくさんに増えるのではなく、
二段階で増えます。

最初に、
事業、仕事、業務に対するやる気が
一部の社員から引き出され、
やる気の高い社員が
社内に生まれます。

この社員たちは、
もともとやる気の元はあったけれど、
それを発揮できずにいた、

あるいは、社員自身の中に、
事業、仕事、業務に対する
やる気の元があることに
気づかなかった人たちです。

この社員たちが、
事業、仕事、業務に対する
やる気を引き出す方法を通じて、

自分の中のやる気を見出し、
それを発揮しようと考える様に
自然になります。

 

シラけても気になる

事業、仕事、業務に対する
やる気を引き出した社員を中心に、

経営・事業の目的、将来の姿を
実現するための活動を行います。

そこには、社員自身の考え、
アイデアが含まれています。
反映されています。

やる気が高くなった社員は、
これらを実現する活動に、
熱心に取り組み、結果を出す様になります。

実施することを面白がる様になります。

最初は遠巻きに見ている、
関わりたくないと思っていた社員が、
自分たちの仕事への取り組み状況と、

経営・事業の目的、将来の姿を
実現するための活動を行う
やる気が引き出された社員の状況
との違いを感じる様になります。

実際にあった話です。

事業、仕事、業務に対する
やる気を引き出す活動に参加しなかった、
あるいは、参加しても
シラけていた社員が、

経営・事業の目的、将来の姿を
実現する活動に取り組む、
やる気が引き出され社員の元を訪れ、
質問をしてきたそうです。

「あなたたち
(経営・事業の目的、将来の姿を
実現するための活動を行う社員)は、

同じ様に仕事、業務をやっているのに、
なぜそんなに楽しそうなの?

新しいことにも取り組んで、
大変そうなのに、
なぜ面白がっているの?」
と質問をしてきたそうです。

周囲のやる気が出ていない社員は、
経営・事業の目的、将来の姿を
実現する活動を行う社員たちのことが、
気になっています。

やる気を出していると、
どうなるのか?
どの様な扱われるのかを
気にしています。

その気のない様なふりをしながら、
注意をして見ています。

 

協力しようかなと思う

経営・事業の目的、将来の姿を
実現する活動内容によっては、

他のやる気がない社員たちに
協力してもらうことも出てきます。

この様なことを行うから、
力を貸しても欲しいとか、
協力して欲しいとか、
一緒にやって欲しいという形で、
実際に、協力をお願いされることが出てきます。

先ほどお伝えした様に、
経営・事業の目的、将来の姿を
実現する活動に携わる
やる気が引き出された社員の状況を見て、

最初は遠巻きに見ている、
関わりたくないと思っていた社員の中に、

面白そうに熱心にやっているから、
協力してもいいかな、
という社員が出てきます。

少し積極的に、
関わっても良いかな、
協力してみようかな、
という社員が現れます。

そうやって、
社員自身が参加して取り組むうちに、

協力してよかった、
やってよかった、面白い、
という様な気持ちが、

関わらないでおこう、
私には関係ない
と思っていた社員の中に生まれます。

そして、次に取り組むときには、
最初から自分も参加したい、
あるいは、
積極的に協力するという社員が
増えます。

 

二段階で増え減少しない

最初は、事業、仕事、業務に対する
やる気をごくわずかの社員が引き出されるだけです。

下の図では黒線の状態になるだけです。

図2 やる気を引き出す方法による推移
図2 やる気を引き出す方法による推移

しかし、この社員たちを中心に、
経営・事業の目的、将来の姿を
実現する活動を行うことで、

周囲の社員の中に
やる気を引き出される社員が生まれます。

最初にやる気を
引き出された社員が核になり、

周囲に影響して、触媒となり、
関わることを避けていた社員に影響を与えて、
彼らのやる気を少しずつ引き出す様になります。

そして、
やる気のある社員が
社内に徐々に増えます。

経営・事業の目的、将来の姿を
実現する活動を会社として続ける限り、

この様に引き出された社員のやる気は、
高まることはあっても、
下がることがありません。

そして、
会社は事業、業務において、
経営・事業の目的、将来の姿の実現に、
少しつづ近づきます。

この様な二段階で、
社内にやる気のある社員が増えて行きます。

 

遅い様で早い

二段階でやる気のある社員が増える、
となると、時間がかかる様に
思う方もいらっしゃるでしょう。

必要になる時間は、
最初に事業、仕事、業務に対する
社員のやる気を引き出す方法により
様々だと思います。

ただ、私たちウィズスマイルが
ご提供している方法を用いると、

早ければ活動を始めて
翌月、翌々月には、
効果、成果が出る場合があります。

例えば、翌月には、
売上51.3%増加ということもあります。

3ヶ月、半年経たずに、
お客様からお願いされるとか、
販売が値引きなく即決する、
などの結果につながる事もあります。

それまでいがみ合い、
できるだけ協力しない様にしていた部門が、
いつの間にか自然に協力して、
驚く様な成果を出す事も少なくありません。

この状況は一過性ではなく、
継続していますし、
状況は良くなっています。

どこに焦点を当てるのか。
どの様な方法を用いるのか。

これによって、
社員のやる気が引き出されるのか、
引き出された状況が続くのか、
継続してやる気のある社員が増えるのか、

が全く変わってしまいます。

 

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