事業の成果のために焦点を当てること

公開日:2018/11/30

更新日:2019/03/28


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今回は、事業で成果を手にするために、
焦点を当てる部分はどこか?という点です。

それは必要なこと?

最近、情報番組を賑わせているのは、
日産のゴーンさんがらみの話。

先日は、今回の任意同行、逮捕が、
その日、どの様に行われたのか、
という点を取り上げていました。

ゴーン氏とケリー氏が、
同時来日のタイミングが重要だったとか、

その情報から任意同行以前に、
特捜部は、逮捕状を裁判所から入手していたとか。

今回は、ケリー氏が先に成田に到着し、
都内に自動車で向かっていた。

ゴーン氏の身柄を確保できた時点で、
ケリー氏の車の運転手に連絡が入って、

近くのPAに誘導されて、
そこで特捜部の係官に任意同行を求められ、
特捜部に連れて行かれたそうです。

15時にケリー氏が成田に到着し、
そこから色々手続きをして高速に乗っていて、

16:30過ぎに運転手に連絡を入れて、
PAに誘導する。

そのタイミングが大変だったろうとか、
実際はどうだったのだろうかとか。

それ、今、必要なのかしらん、
と思っちゃったわけです。

特捜部がどの様にシナリオを作り、
実際の任意同行にこぎつけたのか。

今の段階では、想像以上は何もないわけで、

どのタイミングでどうしたとか、
タイミングが大変だったろう、

なんてことは、
どんな意見を言っても、
今は意味がないことでしょう。

後々、これでドラマや映画を作る
となれば、まぁ、重要でしょうが、
それは明らかになった時のこと。

今は、どの様な事件性があって、
どんな影響を及ぼすのか、
という方が重要でしょう。

あぁ、時間が無駄になったなぁ、
と思ってしまうんですね。
(直ぐに観ることをやめましたけれど、
そこまで観た時間が、、、笑)

番組の時間枠があって、
なんとか埋める必要があるということなので、

今回の中身は、
時間を埋めるためには必要があるのでしょうね。

時間枠が事前にあるから、
どうでも良い話(失礼!)に、
時間を割くことが通用する話です。

事業で重要なこと

重要なことに時間を割かず、

議論しても価値の薄いこと
今は議論できないこと
今はどうでも良いこと

に、時間を割くこと
私たちは少なくありません。

本当のところ、

今、重要なこと
今、取り組むべきこと
今、意見を言うこと

は多くないです。

ほとんどの場合、
今どうでもよいこと、
今ハッキリしないことに、
多くの時間を割いています。

これは、
通常のビジネスでも
起きていることです。

重要なことは、
ビジネスの世界でもごく僅か。

ビジネスや事業の根本、基本である、

事業の価値
事業の方向
事業が実現する姿

とこれに関係する事柄です。

しかし。

重要ではない部分に、
多くの時間と労力を割いています。

例えば、集客のテクニック、
マーケティングの手法に熱心になっています。

事業の価値
事業の方向
事業が実現する姿

が明らかになっていない状況で、
テクニックを身につけても、

使えないですし、
使ってもズレてしまいます。

中身のない情報番組と同じですね。

少ないけれど重要なことに、
まずは焦点を当てましょう。

建築で重要な事と同じ

家を建てることを考えると、
わかりやすいと思いますよ。

少ないけれど重要なこと。

家の場合は、
土台、基礎工事の部分であり、
骨組みの部分です。

この部分ができていないと、
どんな壁を設けようが、
どんな窓を入れようが、
どんな水回りを設けようが、

結局、崩れてしまうでしょうし、
欠陥住宅となって、
生活できなくなってしまいます。

 

事業、ビジネスの重要部分は、

事業・ビジネスの価値
事業・ビジネスの方向
事業・ビジネスが実現する姿

です。

ここに焦点を当て、
中身を強固にしましょう。

この中身が明らかならば、
テクニックは、適切なものを選んで、
当てはめるだけです。

適切なことを選択しているので、
成果が出る様になりますよ。

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