後継者は集中することで得るものが大きい

公開日:2014/11/20

更新日:2019/04/12


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

できているようで実際にはできていないもの。

ある日。

地下鉄のホームから、
エスカレーターに乗ろうとした時のことです。

わたしの前で二人の男性が、
エスカレーターの乗り口で、
ぶつかりそうになりました。

“あぁ、危ないなぁ”

すごい勢いでぶつかりそう、
ってわけではないですが、
エスカレーターの乗り口なので、
転んだりすれば危ないです。

一方のスーツ姿の男性が、
もう一人のカジュアル姿の男性をグッと睨んで、
エスカレーターに先に乗りました。

なぜぶつかりそうになったのか?
というと、、、

カジュアル姿の男性は、
スマホを操作しながら、
エスカレーターに乗ろうとしていのでした。

スマホの画面を見ているので、
周りがちっとも見えていなかったのですね。

カジュアル姿の男性の後ろに、
私は乗ることになりました。

エスカレーターに乗っている間も、
男性はスマホの画面を見て操作しています。

エスカレーターからの降り際。

なにをそんなにズーッとやっているのか?
と思って男性のスマホをちら見しました。

画面には、LINEか、
ショートメッセージの画面が表示されていました。

男性はそれを読んでは、
メッセージを入れながら歩いていたんです。

歩きながら読み返信するほど、
緊急?あるいは重要な事
なのでしょうか?

もしそうならば、
立ち止まってやったほうが、
直ぐにできますよね。

やってみるとわかりますが、
歩きながら読み文字入力するというのは、
簡単で効率が良いとは、
お世辞にも言えませんから。

それに、最も大量の情報を得ることができる、
視界を遮るというのは、
危険が増すと思いませんか?

緊急、重要でないなら、
さっさと歩いて目的地に着いて、
そこで立ち止まってスマホを見たほうが、
効率が良いと思うのですが、、、

“ながら”ができる。

便利で良いし効率が良いように思います。

しかし、実際には、
集中できずに必要なことを手にできずにいる。

却って危険になっていると思いませんか?

経営も後継者の学習も同じだと思います。

“ながら”で成果が出るほど、
経営そのものも、
経営者になるための学習も、
易しいことではありません。

集中して考えて、
知恵をしぼりだして取り組み実行することです。

“ながら”でできることならば、
経営や後継者の育成で、
悩む人なんかいないでしょうから。

経営に集中してください。

経営について、
学び実践することに集中してください。

あれもこれも一度にやらずに、
ひとつ一つやりましょう。

あっちも、こっちもやってみずに、
一度、集中してやってみましょう。

集中して実行した結果を見てから、
次にどうするのか、
続けるのか、止めるのかを判断しましょう。

しかし。

集中することは簡単にはできません。

集中できるように環境を整える必要があります。

スマホを見たくても、
歩くことに集中して、
目的地に着くまでは見ないと、
決めないとできませんから。

やり始めは集中できなくても、
しばらくやり続けることが必要になります。

集中は、意識すればできます。
というより、
意識をして集中する状態にするもの
だと思いますよ。

 

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