「やる気スイッチ」をONにする社員とは?

公開日:2013/09/20

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

印伝の財布と名刺入れ
印伝の財布と名刺入れ

先日の事ですが、
ちょっと嬉しかったです。

私の財布を見ただけで、
気づいた方がいらしたんです。

分厚いとかってことじゃぁないですよ。(笑)

「あっ、それ印伝ですね」
と気づいてくださった方がいらしたのです。

甲州印伝。

鹿革をなめして、
漆で模様をいれたものです。
昔は、馬具や武具に使われていて、
とても丈夫です。

私は、名刺入れも印伝です。
印伝が背面に施された、
iPhoneのカバーもありますよ。

最近は模様が現代風のものあって、
おしゃれで素敵に感じています。

さて、、、

「やる気」を出すための施策は、
社員の「やる気スイッチ」をONにする施策です。

この「やる気スイッチ」をONにする施策は、
全社員を対象にするのではなく、
一部の社員を対象にする方が、
少ない労力で、より高い成果を、
手にすることができます。
参照:やる気を出させるのは一部の社員でOK!

「やる気スイッチ」をONにする対象となる
「2」の人達は、
いったい誰なのでしょうか?

「やる気スイッチ」をONにする「2」の社員は、
残りの社員を巻き込む「核」になる人達。

どの様な社員に対して、
「やる気スイッチ」をONにして、
「2」の社員に変身させるのでしょうか?

いかがですか?

良くある話が、

「各事業の責任者が対象になります。」

「本部長と役員と主だった部長が当てはまります。」

「うちは、部長と経営企画部の社員が、
当てはまりますね。」

「課長クラスも少し混ぜますか?」

「中心となる事業の中堅リーダークラスは、
入れておいた方がいいですよね?」

という経営者の意見です。

このように、
ある一定以上の職位に就く社員が、
「やる気スイッチ」をONにして、
「2」の社員に当てはまると考えていませんか?

今までこの様な考え方で、
プロジェクトのメンバーを、
選んできていませんか?

「パレートの法則の8:2の「2」の人達だから、
うちの社員数を考えると、
部長と企画部の社員ぐらいで、
丁度その割合の人数になるんですよ。」

このような答えが返ってくることもあります。
「2」の社員とは、
全社員の人数のうちの主だった「2割」、
という意味ではありません。

少数の社員の「やる気スイッチ」がONとなり、
経営・事業の展開に大きく寄与することから、
象徴として「8:2(パレートの法則)」の「2」の社員
としているだけです。

全社員の2割の人数が必要なのではなく、
「2」の社員として、
「やる気スイッチ」がONとなり、
効果的に活動できるか?
という事が重要なのです。

考え活動し、成果を出し、
周りに影響を与えて巻き込むための、
素養・資質を持っている社員、
持っていると考えられる社員、
を選ぶことがポイントになります。

「部長職の社員」の様に、
単純に職位・組織で線引きをして、
選び出すものではないのですね。

「そんなことを言ったら、
うちの会社に、
やる気スイッチがあって、
ONになるような「2」の社員なんかいないよ!」

このような経営者の悲鳴が、
聞こえてきそうですね。

いいえ!
あなたの会社に、
「いない」ことはありません。

あなたの会社に「いない」のではなく、
「やる気スイッチ」がある社員を、
今まで捜していなかっただけです。

職位や年齢、経験と切り離し、
・事業運営で能力を発揮する社員
・他の人を巻き込むことができる社員
の観点で広く社内を見回すと、
候補者が見つかります。

今までの私の経験でも、
「そんな社員、うちには皆無です!」
とおっしゃる会社で、

「やる気スイッチ」をONにする、
「2」の候補社員が数人、
必ず見つかっています。

候補となった社員のほとんどが、
その後の活動を通じて重要な戦力になり、
売上アップ、モチベーションアップの、
核になっていますよ。

  • 事業運営で能力を発揮する社員
  • 他の人を巻き込むことができる社員

この素養・資質がある、
と思える社員を候補者として、
できるだけ多く見つけだすことです。

全てを満たす素養・資質を、
持っていなくても良いのです。

いずれかの素養・資質がある、
あるいは伸ばす余地がある。
このような社員で充分です。

何はともあれ、
見つけだすことです。
捜し出す行動を起こすことです。

では、どうやって見つけ出すのでしょうか?

実際に私が支援をおこなう際には、
対象となりそうな社員の方と、
一対一でお話を聴く機会を設けています。

相手の話を良く聴くことです。
こちらから質問をして、
どの様な反応で、
どのような中身を答えるのか。

その過程での相手を観察し、
回答をよく聴きます。

キーとなるひとつの質問が、
「あなはたこの事業、仕事を、
将来、どんな形にしたいと思っているのか?」
というものです。

これにどのような回答を出してくるのか、
によって社員の資質・素養が見えてきます。

相手の回答に対して、
さらに質問があるはずです。

繰り返し質問をおこなったとき、
どの様な内容の回答があるのか。

これをやるだけでも、
社員が事業や仕事に対してどの様に考え、
他の社員とどの様な関係性をもっているのか、
という事が見えてきますよ。

難しく考えることはありません。
捜し出しているのは候補者なのです。

いきなり「2」の社員ではなく、
「2」の社員としての、
伸びしろがあるかどうかを見て、
候補者を捜し出すのですよ。

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