社員の状態がやる気に影響する

公開日:2019/11/28

更新日:2020/03/01


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

世の中、巷には、
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法が多くあります。

このような方法は、
仕事・業務・事業に対するやる気を
引き出すことに対しては、
ズレていることをお伝えしました。

しかし、
実際にやる気が出たという事例がある、
という意見もあるでしょう。

ズレているのに、
なぜやる気が出たという事例があるのか。

今回はこの点をあなたと明らかにします。

(動画再生時間:9分21秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

 

社員のやる気。

引き出された社員にどのように対応するのか。
引き出されなかった社員に
どのように対応するのか。

それぞれの対応の内容は当記事の最後に掲載しています。

 

成果が出たという事例

世の中、巷でよく言われる、
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法、

例えば、

社内運動会、社内での誕生日会の開催、
社員旅行の実施
給与の見直し、権限を与えるとか、
大きな仕事や重要な仕事を任せるとか、
あるいは、
挨拶をする、ありがとうと言う、
朝礼で「感謝のカード」をお互いに渡しあう、

のような方法はズレていることを
その理由とともにお伝えしました。

関連する動画のリンクを
以下に用意していますので、
詳しくはそちらをご覧になってください。

参照:社員のやる気が無い状態とは?
参照動画

参照:社長、経営者が望む社員のやる気とは?
参照動画

参照:社員のやる気を引き出すポイント
参照動画

 

やる気が出たという勘違い

例えば。

社内運動会などのイベントをやって盛り上がった。
だから、社員のやる気が出たという場合があります。

確かに、イベントの時には
盛り上がったでしょう。

しかし、それが翌日以降の仕事・業務の結果に、
影響を及ぼしているのか、
というとどうでしょうか。

これは以前の内容でもお伝えしたように、
イベントが盛り上がったことを
社員のやる気と勘違いしているからです。

実際の仕事・業務での結果
に対する影響を見ずに、
その場の盛り上がりと、

「仲間意識が高まりました」とか
「みんなで一緒にやり遂げたので
今後や仕事に活かせると思います」とか、

「社員同士の仲が良くなった」とか、
「社内の雰囲気が明るくなった」
のような社員の感想だけを評価して、

社員のやる気が出たと勘違いをしているからです。

 

結果が異なる理由

とはいえ、先ほどのような
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行い、
実際に業績が良くなったという事例が、
わずかですけれど、あることはあります。

なぜなのか?です。

業績が良くなったことが一時的だった、
という場合があります。

その場合は、
この方法による結果なのか
わからないケースが少なくありません。

あるいは、継続して業務上の成果が出た、
という場合があります。

「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行った時に、

仕事・業務への社員のやる気が出てる会社と、
盛り上がりを見せるけれど、
仕事・業務への影響が出ない会社と、
どこが異なるのか、ということです。

違う点。

それは、
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行った時の
その会社の状態が違うからです。

 

順番が大切

ある程度、仕事・業務への
社員のやる気が引き出されている
会社の状態ならば、

「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行った時に、

仕事・業務への社員のやる気が、
更に増す、さらに引き出される、
ということが起こります。

仕事・業務への社員のやる気を増やす
助けになるということです。

一方、仕事・業務への社員のやる気が
引き出されていない状態で、
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行うと、

単にその場が盛り上がるとか、
社員同士の仲が良くなっただけとか、
社内の雰囲気が明るくなったようなだけで、
仕事・業務に影響することがありません。

「これをやると社員のやる気が出る」
という方法は、
実施する時の会社の状態が
影響するということです。

「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行い、成果を得るには、
実施する順番があるということです。

仕事・業務への社員のやる気を
少なからず引き出すことを行います。

社員の中に仕事・業務への
やる気が引き出された状態を作り出し、

その後に、
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法を行うので、

効果を発揮し、社員のやる気を高め、
更に引き出すことを後押しします。

順番が大切だ、ということです。

闇雲に、何でもかんでも
「これをやると社員のやる気が出る」
という方法をやれば良い、
というわけではありません。

そんな簡単な取り組み方で
社員の感情や意欲を、

事業・仕事・業務へのやる気に
つなげることはできません。

この点を注意してください。

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