実践しても成果がでない原因:マネジメント基礎講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

前回までの複数回に渡り、
売上と社員の仕事へのやる気を
一度に、同時に伸ばす考え方と
具体的な方法について
あなたと共有しました。

前回の記事:若手社員の意欲と父の涙の理由【マネジメント講座】
参考動画(下の画像をクリック)(再生時間:9分22秒)

今まで提供されてきた
理念に関する考え方、
戦略の考え方、戦略の作り方、
中期計画や年度計画などの
計画の作り方に取り組んでも、

うまくいかない、
成果・結果がでなかった時、
その理由はどこにあるのか、
あなたは考えたことがあるでしょうか?

【今回の内容の動画】(動画再生時間:13分45秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

理由・原因がわかっていないと、
それを解消して、
上手くいかない状況・状態を
変えることが難しいです。

この理由・原因を今回は明らかにして、
さらに解決方法についても、
触れたいと思います。

基礎だけでは使えない

ちょっと一緒に考えてみましょう。

ビジネスはよくスポーツで
例えられて考えれます。

そこでスポーツで
今回の内容を考えてみましょう。

例えば、私は高校時代、
サッカーに明け暮れていたので、
その当時を少し思い出してみますね。

キックとかパス、
ディフェンスのやり方が
ある程度できてくると、

より実践的なパスを組み込んだ
練習をします。

今、これからお話しする練習を
取り入れているのか
それはよくわかりませんが、

オフェンスの4人でパスを回し、
ディフェンス2人で守るという、
4対2という練習が当時ありました。

ボールがオフェンス4人の間で
パスされて動くので、
オフェンスの選手は直ぐに移動して、

パスを持った人を中心に、
新たにできるT字の縦線、
横線の端の位置に直ぐに動き
T字を構成する必要があります。

T字の2本の線の交点の人から、
横線の端の人にパスが渡ると、

T字の縦線の端の人と、
パスを出した人は、
新しいT字の横線の両端の位置に
直ぐに動きます。

パスを受けた人と
T字の横線の逆の位置にいた人は、
新たらしく出来きるT字の
縦線の下の端の位置に
直ぐに移動します。

とは言え、
オフェンスの方が人数が多いので、
正直なところパスは回しやすいです。

ディフェンスは2人しかいませんが、
2人で協力してボールを追い回し、

パスミスを誘う、
パスをさせない、
トラップを楽にさせないなどで、
ボールを奪うことを目指します。

これで練習を繰り返しても、
ボールを中心にT字になり、
パスコースを作ることはわかっても、

実際の試合の場面で
どの位役立つのか疑問です。

実際の試合に活用できる、
戦術につながる練習
としての効果は期待薄です。

高校生当時、
この練習をしていた時は、
ディフェンスが辛いだけの練習だ
と思っていました。

 

取り組み方が変わる

この練習は、パスコースを作る、
パスを追いかけ回す以外に、
戦術につながる重要な意味が
実際のところあります。

パスを回す過程で、
ディフェンス2人の間に
縦パスを通すことです。

パスを回す過程で、
ディフェンス2人の間、
T字の縦線の端にいる選手に、
T字の線の交点の位置にいる選手から
縦パスが通るとどうなるでしょうか。

ディフェンス2人を置き去りにして、
ボールをゴール側に運ぶことができます。

試合を観ていても、
横パスを通すだけだと、
なかなかゴールに近づき、
シュートチャンスを作ることができません。

最近は減りましたが、
以前の日本代表の試合が
まさにそれでした。

横パスはよく通るので、
ボールを保持する比率は高いですが、
一向にゴールに迫らないし、
シュートチャンスができない状況です。

縦パスが一本通り、
ディフェンスが置き去りにされると、
一気にチャンスが広がります。

数の優位性が出来上がるし、
ディフェンスが追いかける状況に
なってしまうからです。

パスをする間に、
縦パスのコースと
タイミングを見つけ出し、
実際に流れの中でパスをする。

この練習がここまで説明してきた
4対2の本来の意味合いです。

この点がわかると、
4対2の練習への取り組みが
変わります。

以前は、安全にパスを回すこと
に取り組んでいたオフェンスが、
意図的に縦パスを通そうとします。

故にパスミスが多くなります。

ただしそれは、
横パスのミスではなく、
縦パスのミスが増えます。

 

前後だけでなく全体が関係

練習の意図、練習で実現したいことを
ハッキリとさせた上で、
練習を行う必要があることは
容易にお分りいただけるでしょう。

しかし、
4対2の練習だけをおこなっても、
実際の試合で縦パスを
使えるようにはなりません。

練習の内容が
試合で使えるように、

ボールをトラップして止めずに、
来たボールを直接パスをするための
基本の技術に立ち返ることも
必要になるでしょう。

試合により近い練習の中で、
縦パスをおこなう場面を作る
などが必要になるでしょう。

単独の 4対2の練習を
どれほど突き詰めても、
そこには成果はありません。

試合の中で縦パスを使い、
ディフェンスを置き去りにすることが
実践できて始めて意味があります。

練習方法が
単独で存在するのではなく、

試合で使うために、
他の練習とも関連して
それぞれの練習方法が存在します。

個々の練習方法を
突き詰めることも大切ですが、
本来の目的はそこにはありません。

個々の練習で身につけたことを、
どうやって試合で使うのか。
試合で使えるようになるのか。

そのために他の練習と関連づけ、
プレイできるようにするのか。

こちらの方が重要だ、
ということは
お分かりいただけるでしょう。

 

成果が実感できな理由

前置きが長くなりましが、
事業、経営にも
同じことが当てはまります。

理念だけをつくっても
それだけのことです。

事業戦略や実施施策との関連性が
ハッキリ分からなければ、
絵に描いた餅となるだけです。

戦略を作る際に用いなさい、
と言われるSWOT分析の方法、
やり方を詳しく勉強し、実践し、
戦略を組み立てたとしても、

どのように実行施策、実行計画
に展開するのかを知らなければ、
分析をやっただけ、
ということです。

計画の作り方、
計画内容の項目を
どんなに調べたとしても、

戦略との関係、
戦略から計画への展開方法がなければ、
計画をつくっただけのことです。

計画内容を実施しても、
戦略がどこまで実現しているのか
ちっとも分りません。

計画を作ったとしても、
その内容を実施施策、
実行計画に詳細に組み込むやり方
を知らなければ、

計画をつくっただけで
おしまいです。

施策をやったとしても、
理念や戦略との関係が
ハッキリしていなければ、

実施した結果が分かっただけで、
戦略をどれだけ実現したかは
ちっとも分からないままです。

 

全体が関係している

実際に今までの取り組みを
振り返ってみてください。

理念はつくったけれど、
それを掲げておしまい。

業務を日々行っても、
理念の実現に近づいている実感は、
全くないでしょう。

それは、理念と日々の業務が
全く関連していないからです。

戦略をつくっても
実行されている実感はないでしょう。

そもそも戦略が
実行されているのかどうか、
日々の活動、実施施策をみても、
よくわからないのではないでしょうか?

計画をつくってはいても、
戦略のどの部分が実現する計画なのか、
ハッキリとは認識できないでしょう。

実施施策を考え実行しても、
それをおこなうことで、

計画のどの部分が実現するのか、
戦略のどの部分の施策なのか、
理念の何を実現することなのか、
ちっともわからないことでしょう。

先ほどのサッカー練習でたとえれば、
4対2の練習は一所懸命行い、上手だけれど、

試合では全く練習成果が
わからない状態と同じ状況だ
ということです。

試合の実戦に近い形式の
練習をしているけれど、

4対2の練習の
何が活かされているのか、
全くわからない状態です。

4対2の練習って意味あったの?
あの練習って、
無駄だったんじゃないの?
との質問に答えられない状況です。

この状況は好ましいことでしょうか?

本来は避けたい状況でしょう。

同様に経営、事業においても、
戦略の検討は役立ったのか?
経営、事業にこの戦略は役立つのか?
今やっていることは意味があるのか?
と問われたとしても、

胸を張って、
この理由でこの部分に役立っている、
この部分で効果があり意味がある
と答えることができた方が、

取り組む社員は熱心になりますし、
さらに一所懸命に
取り組もうとするでしょう。

取り組むこと、おこなうこと、
それぞれが綿密に関連してると
社員にもハッキリとわかることです。

検討した内容が、
次の検討に役立つことが、
明確にわかることです。

それには、

・理念の作り方
・戦略の作り方
・計画の作り方
・施策の見つけ方
・施策の実行計画の作り方
・施策実施結果の扱い方

それぞれが個々に
独立している方法では、
上手くいかないのは当然のことです。

それぞれの関連を
自ら考え出し作り出さなければ
ならないからです。

自分でそれぞれを関連づけることも
できなくはありませんが、
強烈な手前がかかるでしょう。

手間をかけたからといって、
上手く組み立てられるとも
限りません。

どこかのつながりの部分で
ズレが生じれば、
全体の関係性そのもののが
ズレてしまいかねません。

最初から関連づけられた
やり方を用いておこなうことが、

最も手っ取り早く、
確実に成果、結果を
手にすることができます。

【前々回までの他の参考記事と動画】
参考記事:業績とやる気の向上に同時に取り組む
参考動画(下の画像をクリック)

 

参考記事:人が行動する基本 → 社員が行動する方法
参考動画(下の画像をクリック)

参考記事:社員が行動しない理由(その2)
参考動画(下の画像をクリック)

参考記事:やる気ある社員の数【マネジメント講座】
参考動画(下の画像をクリック)(再生時間:11分03秒)

無料レポート